例えば、Twitterのツイートを、そっくりそのままFacebookに投稿したいとします。でも、わざわざコピペするのも面倒というもの。
もし、二つのアクションを同時に、自動的に操作できたら便利ですよね。それができるのが、今回紹介する『myThings』です。
本記事では『myThings』の基本的な使い方と、オススメの組み合わせを紹介していきます。
暮らしを自動化してくれる『myThings』が便利! 初心者のための基本組み合わせ
最終更新日:2016年11月25日
最近は写真をデータで保存することが増えましたが、プリントして手元に残しておくのもまた良いものです。
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『myThings』の基本的な機能と使い方
先述の通り、『myThings』は、ふたつのチャンネル(アプリや機能)を組み合わせて、様々な操作を自動化できる連携ツール。
具体的には、「何が起きたら」というトリガーと「何をする」というアクションを組み合わせて、自動化していくのです。
■類似アプリとの違いは「使いやすさ」
『myThings』のように、条件が満たされると自動的にアクションが実行されるツールは他にもあります。では『myThings』は何が優れているのかというと、”使いやすさ”、これに尽きます。
類似アプリは海外製のものが多いですが、『myThings』をリリースしたメーカーはYahoo!Japan、つまり日本製です。ですので、当然日本語に対応。加えて、シンプルで使いやすいUIのおかげで組み合わせを作るのも簡単。総じて、初心者にオススメのアプリとなっています。
ビジネス・プライベート、なんでもござれ。オススメ組み合わせ9選
『myThings』を使いこなせば、公私に渡って役に立つこと間違い無し。myThingsを入れたらぜひ用意しておきたい組み合わせを9個、一挙紹介します。
①「天気予報+通知」傘の有無や気温も余さずピンポイントでお知らせ
誰もが気になる天気と、スマホに標準で搭載されている通知を用いた、最も基本的な組み合わせ。毎日の天気予報を逃さずチェックできるほか、傘の有無や気温の低い日などピンポイントな情報を知ることもできます。
通知は、天気予報に限らず様々なアプリと組み合わせられる使いやすいアクションです。
②「位置情報+メール・通知」 目的地に近づくとお知らせetc
『myThings』では、「指定の場所を出入りしたら」という位置情報によるトリガーにできます。これを利用して、「会社を出たら帰宅メールを送る」「目的地に近づいたら通知」するといった組み合わせを作るのがオススメです。
また、学習リモコン「iRemocon」等のガジェットにも対応しており、「家を出たら自動的に家電の電源を切る」というハイテクな使い方も。
③「カレンダー+ToDo」 カレンダーに書いた予定を自動でToDoに同期
ToDoとGoogleカレンダーを併用している人ならぜひ使いたい組み合わせ。Googleカレンダーに予定が追加されると、自動でToDoアプリであるWunderlisに同期されます。これでもう、わざわざ同じ内容のメモをしなければいけない二度手間知らず。カレンダーにはメモしたけどToDoにはメモしてなかった、といううっかりミスも防げます。
④「SNS+DropBox」 投稿された画像をクラウドに自動保存
SNSとの連携も豊富。DropBoxと組み合わせることで、自分、もしくは特定のユーザーが画像を投稿したら、自動的に画像を保存できるようになりまっす。
トリガーにタグ名も使えるので、例えば「#art」をトリガーにすれば、「#art」のタグが付いた画像が自動的に貯まっていきますよ。特にインスタグラマーにオススメの組み合わせです。
⑤「ボタン+SNS」 定期投稿をワンボタンで送信
SNS絡みでもうひとつ。『myThings』では「ボタン」というトリガーがあり、これを使えば、自分の好きなタイミングでアクションを実行できます。
例えば、Twitterなどで定期的に全く同じ内容の投稿をするのであれば、ボタンとSNSを組み合わせれば、ワンボタンで定期ツイートができます。
⑥「動画サイト+Pocket」気になる動画を自動保存して、あとで見る
ウェブページの保存に特化したサービス「Pocket」と、動画サイトの組み合わせ。
特定のキーワードや登録したチャンネルをトリガーに設定。すると、動画が投稿されると自動的にPocketに自動保存されます。
通知よりもさらに気の利いた組み合わせとなっています。
⑦「ヤフオク+通知」 自動入札に頼らない。他者の入札を素早く察知
ヤフオクで他の人に入札額を上回られると、通知でお知らせしてくれる組み合わせ。ヤフオフには自動入札がありますが、他のユーザーが自分の自動入札額の上限より多く入札すると、当然購入の権利を失ってしまいます。
そんな時、この通知が来れば、入札金額を上乗せすべきかどうか、いち早く判断できるわけです。
オークションにかぎらず、ショッピングサイトで欲しい商品が追加されたら通知、という使い方も。
⑧「Tポイントカード+カレンダー」 ポイント期限日をカレンダーに自動登録
全国の飲食店や小売店で利用できるTポイントにも対応。「ポイントが期限切れそうになった時」をトリガーにし、カレンダーに書き込むアクションを追加すれば、うっかりポイント期限切れになってしまう事態を防げるでしょう。
通知でもいいですが、通知はすぐ消えてしまうので、長期的に残るカレンダーと組み合わせた方がベターです。
⑨「災害速報+メール」 家族に安否確認のメールを自動送信
Yahoo!災害情報とメールの組み合わせ。もし、大きな地震が起こった際に、自動的に家族に安否確認メールを送れます。
ほかにも、火災防止のための行動が記された通知を出したり、避難マップをワンタップで表示させたり、防災にも役立つ組み合わせは様々。
ただし、通信ができないと大半の機能が使えなくなるため、あくまで防災手段のひとつして認識しておきましょう。
一本で多彩な役割をこなせる。今後も対応アプリが増える可能性も十分
冒頭のTwitterとFaceBookの同時投稿など、類似の恩恵を受けられるアプリやウェブサイトは他にもあります。ですが、『myThings』の凄い所は、一本で多彩な役割を賄える点。つまり、アプリを行き来したり、わざわざブラウザを起ち上げてウェブを漁ったりする必要がないのです。
しかも、『myThings』は今なお更新中。今後はGoogleフォトなど対応サービスが増えていく可能性は十分あります。
アプリ内にスタッフさんオススメの組み合わせも随時更新されていくので、ぜひそちらも参考にしてください。