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冬の夜を幻想的で華やかに照らす「イルミネーション」。「せっかくだから!」と、写真を撮る人も多いのではないでしょうか?

でも、イルミネーションの撮影はカメラ上級者でもなかなか難しく、

スマホで撮影しては、上の画像のような“イルミネーションの華々しさ”とはかけ離れた写真になってしまうことも……。「目で見た時と全然違う、写真が撮れてしまった!」といった経験、皆さんも一度はしたことあるのではないでしょうか?

ですが、

ある3つの「簡単なコツ」さえ押さえておけば……

こんなにも華やかなイルミネーションを撮影することができるのです。

そこでこの記事では、カメラ素人でも「簡単でキレイ」にイルミネーションの撮影ができるコツを紹介していきます。

綺麗なイルミネーションのために、押さえるべき「3つのコツ」

結論から言うと、「3つのコツ」とは……

①「手ブレ」に強いカメラを選ぶ
②明るくしたい部分を指定する
③撮影した写真を加工する

「たったこれだけ⁉」と思う方もいるでしょうが、実はイルミネーションの写真をキレイに写すためには、“たったこれだけ”でいいのです。

それでは「3つのコツ」を詳しくみていきましょう。

①「手ブレに強い」カメラを選ぶ

イルミネーションなど暗い場所での撮影で最も気を付けなければならないのが「手ブレ」です。

もともとスマホのカメラは、暗い場所の撮影が特に苦手……。自分では動かしたつもりがなくても、わずかな手ブレを感知して、上の画像のようなブレブレな写真になることが頻繁に起きるのです。

もちろん三脚を使えば、手ブレを抑えた写真は撮りやすいのですが、お出かけの度に三脚を持ち歩くのは非常に面倒……。そんな時は「手ブレに強いカメラアプリ」を使いましょう。

スマホのカメラでも「手ブレを少なく」する『夜撮カメラ』

▲上:標準カメラ 下:夜撮カメラ

標準カメラでは手ブレが起きがちな暗い場所での撮影に最適なのが『夜撮カメラ』というアプリ。

上の画像のように「手ブレ」を最小限に防いでくれるのです。

▲コンポジットモードでは10〜50枚の連写を行い、全ての写真を合成して「手ブレ」や「ノイズ」の少ない一枚にしてくれる。

手ブレの少ない写真を撮るには、撮影モードを「コンポジット」にするだけで準備はOKです。

1枚の写真を完成させるのに連写を行うため、一般的なカメラに比べるとカメラを構える時間が長くなるのがネック……。ですが撮影時間を少なく見積もっても「約5秒程度」とさほど長い時間を必要とはしないので、手ブレの少ないコンポジット撮影がおすすめです。

夜撮カメラ

価格 iOS版: 無料 Android版: 無料

②明るくしたい部分を指定する

しっかりと手ブレに強いカメラを使えば、“ある程度キレイに”撮影はすることができます。ですが、カメラ選びだけでは「イルミネーションの個性を100%撮影できない」のです。

そこで次は、ワンランク上のイルミネーション写真のキモとなる「明るくしたい部分を指定する方法」を『夜撮カメラ』を用いてみていきましょう。

「明るさ」&「ピント」をイルミネーションに合わせる

「明るくする部分を指定」と言っても、方法は非常に簡単。イルミネーションの部分をタップし、さらに「Exp Lock」をタップして“鍵マーク”を表示させるだけです。この時「Focus Lock」もタップしておくと、同時に光でぼやけにくい写真にする「ピント合わせ」もできるのでおすすめです。

▲上:明るさ・ピントを「設定しない」場合 下:明るさ・ピントを「手動で合わせた」場合

明るさとピントを「設定しない」場合は写真全体が明るく、イルミネーションがイマイチ主張してきません。

ですが明るさとピントを「手動で合わせた」場合、イルミネーションの部分と光っていない部分の陰影がハッキリ。

撮影場所が上の画像のように「暗い場所」でも、クッキリと主役であるイルミネーションの存在感を出した「メリハリのある写真」になります。

▲上:明るさ・ピントを「設定しない」の場合 下:明るさ・ピントを「手動で合わせた」場合

反対に「撮影場所が比較的明るい場所」でも、差は一目瞭然。

設定しない場合では暗い印象になりがちな一方で、手動で合わせると一気にキラキラとした華やか写真に変わってしまいます。

このようにイルミネーションを撮るときに「明るさ」と「ピント」を合わせることは非常に大切。写真のクオリティを上げたいのなら、真っ先にすべき設定です。

明るさ・ピントを合わせても、光が少ないと感じた場合は……

撮影場所によっては「明るさ」を合わせても、十分な光が採れずに暗くなってしまう場合があります。そんな時は「SS(シャッタースピード)」と「AE(ISO感度)」を動かしてみましょう。

どちらも明るくできる機能なのですが、SSを遅くすると手ブレしやすく、またAEを上げると画質が荒れるデメリットがあります。

手順としては「明るさ」と「ピント」を合わせたら
①まずSSを遅くして「手ブレしないSS」にする
②次に「画質の少ないAE値の範囲」で光を増やす
といった手順で設定すると、写真の明るさを増やしつつ、手ブレ・画質の荒れが少ない一枚にできるでしょう。

番外編:ピントを外して、幻想的な雰囲気漂う「玉ボケ写真」を撮る

ピントをしっかりと合わせることはイルミネーションを撮影する際の基本。大切ですが、「あえてピントを外す」といった方法もあるのです。

一度明るさとピントを合わせたら、「一度“Focus Lock”を外し、ピントをギリギリ手前」に合わせます。あとは再び“Focus Lock”をかけて、“AFのスライドバーを左に移動”させると……

全体をぼかし、ぼんやりとした光の玉を浮かびあがせる、通称「玉ボケ」の完成。

ピントの使い方を理解すれば、こうした「あえての外しテク」も実践できるので、興味があれば一度チャレンジしてもいいでしょう。

③撮影した写真を加工する

キモである②のコツ完璧に実践できれば、この「加工のコツ」を必要としない場合があります。ですが、狙ってもなかなか100%のクオリティにするのは難しいです……。

そこで最後は、写真を完璧に近づけるエッセンスとなる「加工」について紹介していきます。

「バランス」から、写真全体の色味を調整する

『夜撮カメラ』に搭載される加工機能の「バランス」では、スライドバーを左右に動かすだけで、写真の最終的な“色味”を調節することが可能。

スライドバーを左に移動させればブルーといった「Cold(寒色系)」の色を、右に移動させればオレンジといった「Warm(暖色系)”の色を強調することができます。

筆者の個人的な感覚としては、バランスは「光の色と同系色に調整」するのがベター。上の画像のように「ブルー系のイルミネーションには、Coldで色味調整」すると、グッとブルーが持つ神秘的な雰囲気醸し出せるのではないでしょうか。

「明るさ」を調整して、仕上がりをゴージャスに

イルミネーションに、華やか・きらびやか・ゴージャスといった印象を与えた場合に便利な加工が「明るさ」の調整です。

先ほどの「バランス」とほとんど同じで、「明るさ」の調整の仕方もスライドバーを左右に動かすだけ。

すると写真全体の明るさが上がり、華やかさや豪華さを感じさせる一枚に。撮影場所の華やかな雰囲気を出したいときに、最適な加工です。

ですが、明るさを上げ過ぎると画質が荒れやすいというデメリットが……。暗い写真を明るくするのに使うのではなく、あくまでも「十分に明るく撮影できた写真を、さらに明るくしたいとき」に使うのが大切です。

イルミネーションをより幻想的にするフィルターをかける

お次はイルミネーションに「幻想的」な演出を施せる「クロスフィルター」を紹介。

クロスフィルターは、「キラッ」とした光の輝きを出すことができるフィルターです。

ですが、このクロスフィルター効果は『夜撮カメラ』では施せないので、代わりに『Photo fx』という画像加工アプリを使っていきます。

『Photo fx』を使ったクロスフィルターの施し方

『Photo fx』でクロスフィルターのような加工を施すには、「Light fx」内の「Star」→「Star 9」、もしくは「Streaks」→「Horizonal 3」+「Vertical 3」というフィルターがおすすめ。

フィルターを選択したら、あとは微調整です。サイズや光量を自分好みに調節すれば、たちまち幻想的なクロスフィルター風の加工を行えます。

Photo fx

価格 iOS版: ¥120

3つのコツを理解してれば、実はイルミネーションの撮影って難しくない

今回紹介した3つのコツを振り返ってみると、カメラ選び・明るさ指定・加工と……「意外に難しいことはやっていない」と感じていただけたかと思います。

そう、写真を上手に撮るには「最低限のコツを把握することが」大切なのです。

街角でキレイなイルミネーションに遭遇した際は、この記事を参考にして、きらびやかな1枚を撮影してください。

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この記事を書いたライター

ちゃんく

大学では建築を専攻していたはずが、いつの間にかライターに。人生設計に大きな狂いが生じ、パニックになってると思いきや頭の中は常にラーメンのことでいっぱいです。

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