アイスランド語で“インク”を意味する言葉を冠したパズルゲーム。ここ日本ではまだそれほど知名度は高くないが、今、世界各国で大きな注目を集めている。

世界各国から絶賛の嵐!

たとえばThe New York Timesなんかは「このゲームはまるでモダンアートだ。内容もすこぶる素晴らしい」と絶賛。その他のメディアも「Blek はエレガントで直観的な美しさに溢れている」とか「今年出会ったどんなゲームよりも、Blek は遊びの精神を見事に捉えている」などと高く評価している。しかも、つい先日は「Apple Design Award 2014」を受賞。つまり、アップルからのお墨付きも得たわけだ。

そんな話題作の何が秀逸かというと、なんといっても極限までシンプルに洗練された美しいデザインだ。白を主体とした画面上に置かれたカラフルなサークル。これだけでゲームが成り立つのだから驚きだ。なんでも、書道と俳句(松尾芭蕉など)からアイデアを得て誕生したとか。

点と線だけで構成されたスタイリッシュなパズル

気になる遊び方だが、これもひたすらスタイリッシュ。まず、どこでもいいので画面上に指を置いてみよう。次に動かしてみると、線が描けるはずだ。そして離すと、線は指の軌道と同じように動いていく。こうやって一筆書きで線を描き、ブラックホールを避けながら、色のついたサークルを一度ですべて集める。これがこのゲームのすべてだ。要素を分解していくと、点と線にたどり着くあたりが実におもしろい。

プレイの方法がわかれば、後はブラックホールに触れないようにカラーサークルを消していくだけなのだが、当然レベルアップとともにステージの難易度はあがっていく。消さなければいけないサークルの数は増えるし、はじめはひとつしかなかったブラックボールも大量に発生する。その隙間をぬうように線を考えなければいけない。この作業が非常に頭を使うことになる。

操作は直感的、でも頭脳も必要

従来のパズルゲームであれば、抜けている箇所にうまくブロックをはめるだとか、同じグループのものを3つ以上そろえて連鎖させるとか、実は手段がわかってしまえば、それほど難しいことは求められなかった(もちろん、上手い下手は抜きにして)。だが、この『Blek』に関しては、どちらかというと謎解きの様子が強いように感じられる。だから、操作自体は直感的ながら、とても頭を使うし、解けたときの爽快感も桁違い。

もしかしたら、ゲームの雰囲気がオシャレすぎて、ちょっと取っ付きにくく感じる人もいるかもしれない。だが、スタイリッシュにステージをクリアしていく姿はなんだかカッコいいし、できる奴という印象すら与えることができるかもしれない。ぜひ難問を人前で華麗にクリアしてほしい。きっと、賞賛に包まれるはずだ。

(ライター:kd)

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