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  • iPhone テザリングの設定方法と3つの注意点 賢い使い方も紹介

外出先でノートPCやタブレットをネットに繋ぎたいときに便利なのが「テザリング」という機能。iPhoneをポケットWi-Fiのように使える機能で、PCやタブレットを持ち歩いている人にはとても便利です。

この記事で、基本的な設定方法といくつかの注意点をご紹介します。

目次

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通信事業者との契約プランにより、テザリングの可否は異なる

テザリングは通信事業者が提供するサービスで、契約プランによりテザリングできる場合・できない場合があります。

大手3キャリアでは近年テザリングオプションが無料提供されていましたが、2018年4~5月よりauとソフトバンクが有料化しています。

docomo

期間限定キャンペーンという名目で無料になっていますが長年無料のままであり、今後もキャンペーンを無期限に延長するとのことで当面は無料で使えそうです。

au・ソフトバンク

こちらも期間限定キャンペーンで無料でしたが、2018年4~5月にキャンペーンを終了し、月額500円かかるようになりました(無料で使えるプランも一部あり)。

格安SIM(MVNO)

格安SIMサービスの多くは、docomoの回線を利用したプランかauの回線を利用したプランかに分かれます。

▲1つの会社でdocomoプラン、auプランの両方を扱っているところもある。
出典:比較表 | 格安SIM/格安スマホのIIJmio

要注意なのは、auプランのほとんどがiPhoneのテザリングに対応していないこと(Androidは可)。iPhoneでテザリングを使いたいなら、docomoプランを申し込む必要があります。

主要な格安SIM会社のテザリング料金を調べた範囲ではどこも無料でしたが、正確なプラン内容については各社のWebサイトでご確認ください。

テザリングの方法

テザリングの契約ができていれば、早速テザリングを試しPCやタブレットをネットに繋いでみましょう。やり方はとても簡単。

ちなみにiPhone内の名称としては「インターネット共有」と記されていますが、これがテザリングのことです。

基本の接続方法

▲ホーム画面の[設定]アプリを開き[インターネット共有]へ。

▲自分のパスワードを設定し、[インターネット共有]をオンにする。

▲Wi-FiやBlutoothをオフにしている場合はこのようなアラートが出るので、オンにする。

▲これで準備は完了。PCやタブレットでネットワークを探すとき、赤線を引いた部分の名前(SSID)が表示される。

▲ネット接続したいデバイス(ここではWindows PC)でWi-Fi設定を開き、自分のiPhone名を選択して接続。

▲先ほどiPhone側で設定したパスワードを入力。

▲これで、Windows PCがiPhoneを通じてインターネットに繋がった。

▲テザリングが行われている間はiPhoneのステータスバーが青く点灯する。

テザリングを切断するには、iPhoneで[インターネット共有]をオフにしてもいいですし、PCやタブレットをスリープさせるだけでも勝手に切断されます。

MacやiPadなら、『Instant Hotspot』で接続がより簡単

MacやiPadであれば、iPhone側で一切操作することなくテザリングを開始・終了できます。

●それぞれのデバイスで同じApple IDにサインインしている
●それぞれのデバイスでWi-Fi、Blutoothをオンにしている
ことが必要です。

▲MacのステータスバーからWi-Fiメニューを開くと、「Personal Hostspot」と書かれた欄に自分のiPhone名が表示されている。これをクリックするだけで接続される。

場合によってBlutooth接続やUSB接続も役立つ

基本的にはWi-Fi接続で使うのが便利だと思いますが、Blutooth接続やUSB接続という手段もあります。

Blutooth接続

Wi-Fi接続のテザリングだと、ノートPCを閉じたりスリープ状態にするだけでテザリングが切断されてしまいます。PCを開くたびにテザリングをやり直すのは面倒に感じるもの。Blutooth接続であれば切断されることなく、再接続の手間がかかりません。

ただしWi-Fi接続より通信速度が劣ってしまうのが難点。

1. PCのBlutoothメニューを開き、iPhoneとペアリングする
2. PCに表示されたコードを、iPhoneで入力する
3. PCからiPhoneに接続する

ことでBlutooth接続できます。

USB接続

電波状況の良くない場所では、無線のWi-Fi接続よりUSBケーブルによる有線接続のほうが安定しています。

ケーブルで接続する手間がかかること、1台しか接続できないことが難点ですが、Wi-Fi接続がうまくいかないときはこの方法が便利。

1. iPhoneとPCをUSB接続する
2. PCのネットワーク設定からiPhoneを選択する

ことでUSB接続できます。

テザリング利用時の注意点

iPhone名は周囲に対して公になる

iPhoneの名前(SSID)は、周囲の誰にでも見られます。デフォルトでは「太郎のiPhone」などと自分の名前が表示されていることが多いので、名前を公にしたくない方は変更しておくといいでしょう。

変更方法は次の通りです。

▲ホーム画面の[設定]アプリを開き[一般]へ。

▲[情報]を選択。

▲[名前]を選択。

▲ここでiPhone名を変更できる。日本語や絵文字でも利用可能。

iPhoneのバッテリー消費が激しい

テザリング(Wi-Fi接続)を利用しているとバッテリーの消費速度が明らかに早いです。

長時間の外出を予定しているなら、モバイルバッテリーを携帯しておくのがおすすめ。またiPhone購入時についてくる1mのLightningケーブルを持ち運ぶより、10cm程度の短いLightningを使うとコンパクトです。

契約プランによってはパケ死の原因に

パソコンの各ソフトはバックグラウンド通信をするものも多いです。知らず知らずのうちに通信量を消費していき、思わぬ早さで通信制限にかかることも。

それだけならいいのですが、「通信量を使い切ると自動で追加購入する」タイプの契約をしていると大変。気づかないうちに大容量通信をして、高額請求につながる可能性があります。

もちろんそういう契約をしていなければ一切問題ありませんし、隙間時間でちょっと繋ぐくらいなら通信量がかさばることもないでしょう。

テザリングできない場合の対処法

テザリングできないときにはいろいろな原因が考えられるので、次の項目をチェックしてみてください。

そもそもテザリング契約をしているか

通信事業者との契約にテザリングオプションが含まれていなければテザリングはできません。記憶が曖昧な場合は、契約内容をチェックしてみてください。

もちろんテザリングに成功したことがあるのであれば、テザリング契約はちゃんとできています。

Wi-FiとBlutoothはオンになっているか

iPhone、テザリングしたいデバイス共にWi-FiとBlutoothがオンになっているか確認します(USB接続をする場合はオフでも可)。

速度制限をされていないか

「テザリング自体はできているみたいだけど、Webサイトが開かない」という場合は速度制限の問題かもしれません。

たいていの通信事業者では、速度制限にかかると速度が遅すぎて満足にネットサーフィンできなくなります。

端末の再起動で直ることもよくある

困ったときはとりあえず再起動。iPhone、テザリングしたいデバイスを再起動すると何事もなかったかのように直ることもあります。

またそれぞれのデバイスで、Wi-Fi・Blutoothをいったんオフにして再度オンにしてみてください。

テザリングを活用して、どこでも快適なネット接続を

筆者もテザリングを長年活用しており、出先でノートPCを快適に使っています。複数のデバイスを持つ人にとってテザリングはとても便利な機能。ぜひ活用されることをおすすめします。

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この記事を書いたライター

あぷりぬ

Applivの中の人。IT・スマホ・ゲーム関連の記事が得意です。