真っ黒い謎の塊……「虚無」を育てる前代未聞の育成ゲーム『虚無そだて』が2018年7月、Google Playにてリリースされました。「虚無」を生き物として育てる謎の世界観が注目を浴び、リリース前からTwitterで話題に。
Google Playのレビューでは「このゲームに人生を変えられました」「日々の疲れや悩みが虚無のようになりました」などの声が投稿されています。
一体どんなゲームなんだ。気になった筆者が実際にプレイしてみました。
「虚無」って結局なんなの……? 謎すぎるゲーム『虚無そだて』やってみた
最終更新日:2018年07月31日
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突然部屋の中に真っ黒い塊が……。タップして無を集め、育てよう!
「あっ、虚無!」というセリフからゲームがスタート。突然部屋の中に真っ黒い塊「虚無」が現れます。
画面をタップして「無」を集めることで「虚無」が成長。類似育成ゲームでは、収集アイテムがわらわらと出てきてそれをタップするのがセオリーですが……このゲームは何のアイテムも出てきません。画面の何もないところ……まさに「無」を集めていくのです。
しかもなぜかBGMが軽快なダブステップ。曲とゲームシステムのギャップに頭が混乱しそうです。
「虚空」を見つめて「無」を大量ゲット。心まで「無」になりそう
成長に必要な「無」数は増えていき、3000~1万回になることも。タップだけではちょっと大変ですが、時折画面に現れる「虚空」を見つめるとタップ回数を軽減できます。
類似育成ゲームによくある「動画広告を見るとボーナスがもらえるシステムか~」とタップしてみたら、画面真っ暗。プレイヤーは30秒間、この「虚空」を見つめることになります……。
見つめている間はもう、無心。
ただぼんやりするだけの廃人になったような気分になれます。なんだこのゲーム……(誉め言葉)。
「虚無」が成長すると、謎の文字が出現。この言葉の意味とは……?
「無」がある程度集まると「虚無」が成長します。すると画面が急に真っ白に。しばらくすると「これ以上虚無を広げてはなりません……」と、警告のようなメッセージが表示されるではありませんか。
そして最後に「終末」という恐ろしいワードを残し、消えてしまいます。声の主は誰? そもそも虚無って何? 疑問がありすぎて続きが気になります。
最後には虚無感だけが残る。レッツエンジョイ虚無ライフ
さらに「虚無」が成長すると「お前は組織の人間に騙されている」など、また正体不明の声が。プレイするほど心が無になっていくゲームですが、ストーリーはなかなか楽しめます。終末、組織、そして「虚無」……結末はどうなってしまうのか、あなたの目で確かめると良いでしょう。
ただプレイ中「自分は何をやってるんだろう」としばしば正気に戻りそうな時があります。「虚無」に心を取り込まれすぎないよう、注意して遊んでください。
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