スマホやPCでクレーンゲームが遊べる「オンラインクレーンゲーム」業界で景品数ナンバーワンを誇り、アプリDL数900万を超える『トレバ』。最近は競合サービスも増えてきていますが、『トレバ』のユーザーは十分な満足度を得られているのでしょうか?
今回Appliv編集部は、日頃より『トレバ』を遊んでいるヘビーユーザーの男女二名にインタビューを実施。ありのままの声を聞き出してきました。
生粋のクレーンゲーマーが『トレバ』にハマる理由 実機に近いプレイ感と豊富なプライズがファンを魅了
最終更新日:2018年12月25日
今回インタビューを引き受けて下さった橋本さん(写真左、女性)と植村さん(写真右、男性)。お二人は20代半ばで、同じ会社に勤めているかねてからの知人同士。普段から『トレバ』の話題で盛り上がっているそうです。
オンラインクレーンゲームサービス『トレバ』とは?
2010年にリリースされた『いつでもARキャッチャー』を前身とする、オンラインクレーンゲームのパイオニア。スマホを使って遠隔操作でクレーンゲーム筐体を操作し、見事景品を落とせば本当に届く、ゲームセンターの楽しみをスマホで体験できるサービスです。
「欲しい」より「取りたい」。もはや生活の一部!? ヘビーユーザーの『トレバ』事情
―お二人が『トレバ』を始めたきっかけを教えてください
植村:普段ゲームセンターでもクレーンゲームをやるのですが、アプリでも何かないかなと思って調べていたときに、『トレバ』を見つけたのがきっかけですね。
橋本:私は過去に1度『トレバ』をダウンロードした事があったんですが、その時はあまりやらなかったんです。そこからしばらくして植村さんが『トレバ』をやり始めたと聞いて、それをきっかけにまたやり始めました。
―『トレバ』で最初に取った景品は覚えていますか?
植村:大きなクマのぬいぐるみですね。
橋本:二人で最初の5回無料チケットでプレイしていたら取れたんですよ。それで配送依頼したらちゃんと届いたので「ああ、こういう感じなんだ」って。そこで『トレバ』の仕組みを理解しました。
―クレーンゲーム自体はいつから遊んでいるのですか?
橋本:正確には覚えていないのですが、ゲームセンターには小学生の時から好きでずっと通っています。
―今もゲームセンターに行くことはあるのでしょうか?
植村:結構あります。
橋本:どんな景品が出ているか、集めているシリーズの景品はいつ出るかなどを調べてから、ゲームセンターに見に行ってます。あと色んな店舗を見て、ちゃんと景品が取れるかチェックもしています。
植村:シリーズもののプライズで、ゲームセンターにないものを『トレバ』で取って揃える事もありますね。
―クレーンゲーム以外にハマっている事はありますか?
植村:スマホでRPGをやっています。あとリペイントというか、取ったフィギュアの塗装を変える事もありますね。ちょっと影やツヤ感を出して、プライズのクオリティからグレードを高めるように。
橋本:最近アニメを見てますね。最新作のほかに、80年代からやっている有名な人気作品とかも見ています。アニメを観て内容を知ってから、フィギュアを見つけて取ることもあります。モチベーションが全然違いますね。
―いつもどれくらい『トレバ』を遊んでいますか?
橋本:もうほぼほぼやってます。植村さんの場合、スマホを使う用途は『トレバ』かゲームのどちらかというくらい。
植村:外出した時でも、車を止めて遊ぶこともあります。先日旅行で海外に行ったんですが、その時も遊んで何個か景品を取りました。でも、やらない時は本当にやらないですけど。
橋本:やらない時と言っても3日、4日でまた遊んでる(笑)
植村:『トレバ』では他の人のプレイも見られるので、たまに4時間ぐらいずーっと見ている事もあります。アームの力や景品の重さを見たり、どうやったら落ちるか考えたり。
橋本:ココを狙うといいかなーと、なんとなく狙いを定めて見ています。それで景品が全く動かなかったら、違うんだなって参考にしたり。
植村:職場の人に「これ欲しい」って言われたら、他の人がその台でプレイしている様子をひたすら見て、研究してから自分で取ってあげる事もありますね。
橋本:たまたま植村さんと同じ台を見ていることもあって。植村さんのプレイの特徴を知っているので、「もしかして今、植村さんが遊んでる?」と思って後で聞いたみたら本当にやっていたなんて事も。
―景品がたくさんある中で、どんな景品を狙っていますか?
橋本:タオルとか小物が多いですね。好きなアニメやキャラの景品があったら片っ端から取ってます。
植村:基本的に景品ラインナップは端から端まで全部見ます。
お一人様用フライヤーや、手をかざすとお菓子が出てくるサーバーを取ったこともあって、今も家や職場で使ってます。お店で売っているのを見かけても買わないでしょうけど、クレーンゲームで取れるんだったやろうかなって感じですね。
あとはフィギュアなどの箱に入った景品を落とすのが好きです。親戚の子が好きなアニメのプライズを取ったら、そのままあげちゃったりします。もう「取れればいいや」って感じで。
橋本:取ること前提!「欲しい」より「取りたい」の気持ちが大きい。
―そんなにプレイしていると、配送がかなりの量になるのでは?
植村:たまにすごいいっぱい届くことがあるんですけど、その時は家族に「人にあげちゃっていいよ」って言ってどんどん減らしてます。そうしないと追いつかない(笑)
橋本:160cmくらいのサイズのダンボールが届く事もあります。宅配便屋さんもびっくりするほどの。
植村:たまに取ったのを覚えてない景品が入っている事もありますね。配送の箱を開けたら「こんなのあった」って驚いたり。
―ということは、使う金額もけっこう多い?
植村:平均5万円ぐらいですかね。多い時では10万円弱かも。最高で13万円ぐらい使った事があります。10万円を超えると怖くなりますね。
橋本:取りたいものがあるかどうかによって金額も変わります。
植村:本当にやってた時は、毎回MAXの2万円チャージしてました。今は5,000円ずつちびちびやってます。
橋本:はたから見ていると、プレイしている頻度はあまり変わりないけど(笑)
―景品1個あたり、いくらぐらいの金額で取れますか?
植村:真剣にやれば1個1,000円ぐらいで取れると思います。使った時では5,000円ぐらい費やしたかもしれません。消費TPによってやるかやらないかを考えますね。2,500TP(250円分)なら高いからやめとこうとか。
また、たまにたくさんの人が初期状態から1発で取っていく台を見るんですけど、基本そういうのはやらないですね。それではつまらないというか、簡単に取れちゃうのも嫌という気持ちがあって。
※TP:『トレバ』で使用するポイント。1円あたり10TP相当。
―景品を取るコツがあれば教えてください。
橋本:ずっとやってると、動きが見えてくるようになります。こう落ちるから、ここはダメとか。
植村:箱物(フィギュアなど箱に入った景品)はパターン化しやすいと思います。他の人のプレイを見ていると、正面カメラの視点に対して箱を横にして取る人が多いですが、個人的には視点に対して縦を保ったままの方が取りやすいですね。横だとポールにハマってしまう事が多いので。
また個人的にはゲームセンターと『トレバ』のアームの仕様が全然違うものと考えています。ゲームセンターに比べて『トレバ』の方がアームが柔軟で色んな方向に曲がるんですよね。それを考えるとゲームセンターとは別物です。
『トレバ』は最もゲームセンターに近いオンラインクレーンゲームだった
―他にもオンラインクレーンゲームサービスがある中で、『トレバ』を遊ぶ理由は?
橋本:『トレバ』以外のサービスもちょっと見てみようかなと思って、色々ダウンロードしてみたんです。その中でクレーンの操作性や見え方が、一番やりやすく感じたのが『トレバ』でした。
植村:横画面にすると見える所も大きくなるし、『トレバ』が唯一リアルな感じじゃない?
橋本:うん。他のアプリはいかにも”オンライン感”が出ている中で、『トレバ』は一番ゲームセンターに近い。
―『トレバ』を遊んでいて嬉しい瞬間はいつですか?
植村:1日1枚配られるプレイチケットで取れた時は嬉しいですね。絶対に無駄にしないつもりでやっているので。
橋本:やっぱり景品が届く時じゃないでしょうか。届くのが遅い時があるんですけど、その分ふと届くとラッキーって気分になって嬉しいです。
植村:あと、たとえ取れない時でも、アームが強くてしっかり持ち上げた時とか楽しいってなりますね。
橋本:そうだね。取れはしなくても、すごく動いた時は楽しい。景品が動かないとやる気なくなるけど、同じお金かけるなら、動いた方が行けるかなって感じする。動く分には何回やっても嫌にならない。
植村:動きさえすれば自分次第でなんとかなるから、どんどん動いて欲しい。
―いつも遊んでいて、『トレバ』の魅力はどこだと思いますか?
橋本:スマホでいつでもできること。また同じ景品でもいっぱい台が用意されていて、自分に合った設定で遊べる所だと思います。
あとこれはクレーンゲーム全体に言える事ですが、自分で”景品の値段”を決められるのも魅力です。買うとなると、値段が一定じゃないですか。そういうのがないから、自分次第で値段が決まる所がいいですね。
植村:景品の種類が多い所ですね。色々変わりますし。シリーズものの景品の中には2年ぐらいずっと新作を出しているのもあるのではないでしょうか。 逆に三ヶ月ぐらい前のとか、東京のゲームセンターで3店舗ぐらいしか出ていないレアな景品とかもあって、すごいって思いますね。
クレーンゲーマーも認めるリアル感と、スマホならではの楽しみが決め手に
長年ゲームセンターに通っている生粋のクレーンゲーマーも認めるほどのリアル感。加えてスマホ一つでいつでも遊べる事、ゲームセンターよりも稼働台数が大幅に多い事といった、アプリならではのメリットが『トレバ』が受け入れられる大きな要因となったようです。
アプリDL数900万を達成し、まだまだ飛躍が期待される『トレバ』。ゲームセンターに並ぶ知名度を誇るサービスとなる日も、そう遠くはないかもしれません。