docomoの動画配信サービス『dTV』。docomoユーザーに限らず誰でも使え、動画サービスの中でも割安な料金と豊富なラインナップが特長です。
実際に契約して使ってきた筆者が、『dTV』の便利な使い方やを利用するうえでよくある質問をまとめました。疑問点を解消して、快適に利用しましょう。

『dTV』徹底ガイド 無料登録方法、メリット・デメリット、会員料金など
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『dTV』とは?
国内・海外の映画・ドラマ・アニメ・バラエティ・MVなど幅広いジャンルの番組を取り扱っている、定額制の動画配信サービス。2011年に『dビデオ』としてスタートし、毎年着実に会員数を伸ばしながら国内大手のサービスに成長しています。
利用するにあたって「docomo ID」が必要ですが、docomo携帯を使っていないユーザーでも無料で簡単に取得可能。サービス面でもdocomoユーザーに劣ることなく平等に楽しめます。
『dTV チャンネル』との違いは?
『dTV』の類似サービスに『dTVチャンネル』があります。
同じくdocomoの動画配信サービスで、『dTV』がオンデマンド配信(好きな番組を好きなときに見る)なのに対し、『dTVチャンネル』はストリーミング配信(テレビのようにリアルタイムで流れる番組を見る)なのが違い。もちろん番組ラインナップも異なります。
『dTV』のメリット
配信本数の多さと価格の安さがトップクラス。コスパ良し
dTVで配信されている番組は約12万本で、海外サービスのHuluやNetflixなどと比べても断トツの多さです。必ずしも最新番組や人気番組を網羅しているわけではないものの、見たい番組の多くがここにあるはず。
それでいて価格は月額500円(税抜)。他社サービスは月額1,000円あたりが標準であることを考えるとかなり安いほうです。
ダウンロード(オフライン)視聴に対応。画質も選べる
動画配信サービスはダウンロード機能があるところ、ないところに二分されますが、『dTV』は前者です。
画質も選択可能。大画面タブレットなら高画質を選んだり、端末の空き容量が少ないなら低画質にしたりと状況に合わせた設定が行えます。
テレビ視聴にも幅広く対応
docomo関連の映像サービスを全て楽しめるセットトップボックス「dTVターミナル」をはじめ、Chromecast、Fire TV、Apple TV、その他各種スマートTVなどでも視聴できます。
これからテレビ視聴を始めようと思っている方向けに、各機種ごとのメリット・デメリットをまとめた記事はこちら。
1.5倍速や2倍速の再生に対応
多くの動画を効率よく見るために、再生速度を上げたい人もいるでしょう。他社サービスの多くは再生速度のオプションを用意していませんが、『dTV』では1.5倍速や2倍速のオプションがあります。
長編のドラマやアニメも短期間で一気に消化でき、人によってはとても重宝する機能ですね。
ただし再生速度の変更はアプリ版でのみ可能。PCブラウザで視聴する際は変更できません。
『dTV』のデメリット
複数端末での同時視聴ができない
他社サービスでは複数端末での視聴が可能なところもありますが、『dTV』では1台の端末でしか視聴できません。ログインに関しては最大5台のデバイスで行えます。
次の記事では、実際に2台目の端末で再生してみた結果や、デバイスの追加方法について具体的に記してあります。
ゲーム機での視聴には非対応
PlayStaiton 4やNintendo Switchなどのゲーム機には対応していません。他社サービスでは『Amazon プライム・ビデオ』『Hulu』『U-NEXT』などがゲーム機での視聴に対応しています。
最新作や話題作の取り扱いは必ずしも多くない
メリットとして業界最大級である12万本もの配信数を誇ると述べましたが、これはマイナーな動画も含めての数字。
新作ドラマの見逃し配信や、人気映画の取り扱いなどは他社が優れていることもしばしばあります。
『dTV』会員登録の方法
『dTV』のトップページより、まずは31日間のお試し会員登録ができます。
期間内に解約すれば料金は一切かかりません。逆に本加入する場合はそのまま放置で、新たな手続きは必要ありません。
手続きそのものは簡単ですが、料金的にトクするための小技やあらかじめ知っておくべき注意点もいくつかあるので、詳細はこちらをご覧ください。
『dTV』の料金やセット割引
『dTV』の料金は月額500円(税抜)とシンプルですが、実は他サービスと併用することで割安になります。
対象となるのは動画ストリーミングサービスの『dTVチャンネル』や、スポーツ生配信サービスの『DAZN』。組み合わせによって月額料金が200~500円ほど安くなります。
『dTV』の料金に関するさらに細かい注意点などは、こちらの記事でご確認ください。
『dTV』のラインナップとおすすめ作品
映画、ドラマ、アニメ、音楽、スポーツ、教養、キッズなど幅広いジャンルの動画を取り扱っています。ただしアダルトの取り扱いはありません。
映画の主要おすすめ作品
【洋画】
●シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム
●ラ・ラ・ランド
●シックス・センス
●美女と野獣
●オーシャンズ シリーズ
【邦画】
●銀魂
●ROOKIES -卒業-
●ヘルタースケルター
●バイオハザード ディジェネレーション
●失楽園
など年代やジャンルを問わず人気どころの映画が多数揃っています。新作に関してはレンタル(個別課金)が多め。
ドラマの主要おすすめ作品
【海外ドラマ】
●24 シリーズ
●ウォーキング・デッド シリーズ
●X-ファイル シリーズ
●プリズン・ブレイク シリーズ
●ゴシップガール シリーズ
【国内ドラマ】
●刑事ゆがみ
●高嶺の花
●すべてがFになる
●おっさんずラブ
●この恋はツミなのか!?
などの作品が揃っています。放送から間もない作品も多いですが、10年以上前の旧作ラインナップも充実しています。
『dTV』の画質
画質は基本的に次の4種類。
●HD(720p)
●すごくきれい
●きれい
●ふつう
明言されてはいないものの、「すごくきれい」がSD(480p)相当の画質になると思われます。スマホならすごくきれい(SD)画質でも十分満足に視聴できますし、HD画質ならPCやテレビ画面で観ても悪くない画質です。
4K画質に対応した作品は現時点でたった1本しかありません。
dTV|対応機種一覧|4K再生対応デバイス|4K画質対応作品
『dTV』のレンタルとは?
大半の作品は月額料金のみで見放題になりますが、新作など一部の作品は個別課金で視聴できます。作品によりますがドラマなら1話100~200円ほど、映画なら400~500円ほどの価格帯。
1度購入したら永久に視聴できるわけではなく、視聴開始から48時間以内に見終えなければなりません。
レンタル作品のラインナップはこちら
別料金がかかるだけあってラインナップは新作や人気作ばかり。あとはお財布との相談で購入しましょう。
『dTV』のVR動画とは?
VRとは「バーチャルリアリティ」のこと。前後左右いろんな方向を見渡せる360度動画を見たり、VRゴーグルを着用することで臨場感のある映像を味わったりすることが可能です。
まだまだコンテンツが少なく、ほぼアーティストのライブ映像に限られます。ライブ会場をいろいろな方向から楽しめるので、音楽ライブ好きな人は1度目を通してみるといいでしょう。一部コンテンツは『dTV』非会員でも視聴できます。
『dTV』をパソコンで見る方法
スマホアプリやテレビの他、PCブラウザでも視聴できます。HD画質の動画を大きな画面で楽しみたいですね。
知っておきたい点として、PCブラウザではダウンロード機能や再生速度の変更機能が利用できません。
1. dTVの上段メニューからログインページへ
2. dアカウントのIDとパスワードを入力してログイン
3. スマホアプリ版などと同様に動画を楽しむ
各種エラーや不具合の対策
長年運営されているサービスでユーザー数も多く、サービス品質は安定しています。ただ何かしらの原因で再生がストップしたり、エラーが発生したりすることも。
起こりがちなエラーや不具合についてこちらの記事にまとめたので、確認してみてください。
『dTV』から 解約(退会)する方法
『dTV』の解約はもちろんいつでもできますが、最大限おトクに利用するなら月末に解約するべきです。iPhoneアプリでは手続きできないので、Webブラウザから行ってください。
また解約や再登録時の注意点としてあらかじめ知っておくべきことがいくつかあるので、詳しくはこちらをご覧ください。
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