スマホ決済サービス『PayPay(ペイペイ)』では、登録内容や利用状況などに基づいてユーザーに「青いバッジ」を付与し、アプリ内に表示しています。
クレジットカードの決済上限や「ヤフーカード」でのチャージ上限が増加する、この「青いバッジ」の仕組みやバッジが適用される条件などについて、詳しく説明します。
『PayPay』の「青いバッジ」とは? 適用条件の考察、メリットを解説
「青いバッジ」の仕組み・メリット
クレジットカード決済上限増額
『PayPay』アプリ内のアカウント画面に記載される表示名の隣に「青いバッジ」が表示されたユーザーは、本人認証されたクレジットカードでの決済上限金額が、下記のように増額されます。
本人認証済みのクレジットカードの決済上限金額
通常 | 青いバッジ適用ユーザー |
---|---|
2万円(過去24時間) 5万円(過去30日間) |
25万円(過去24時間および過去30日間) |
「ヤフーカード」でのチャージ上限増額
「青いバッジ」が表示されると、クレジットカードの決済上限金額と併せて、ヤフーカード(Yahoo! JAPANカード)でのチャージ上限金額も増額されます。
※ヤフーカード:PayPayで唯一「チャージ」が可能なクレジットカード(本人認証必須)
本人認証済みの「ヤフーカード」でのチャージ上限金額
通常 | 青いバッジ適用ユーザー |
---|---|
2万円(過去24時間) 5万円(過去30日間) |
25万円(過去24時間および過去30日間) |
「青いバッジ」の確認方法
『PayPay』アプリのアカウントページにアクセスし、画面上部の表示名のとなりに「青いバッジ」のアイコンが記載されていれば、バッジが適用されていることになります。
「青いバッジ」の適用条件を推測
『PayPay』の発表によると、『PayPay』の利用状況や所定のルール、その他特定の条件を満たした場合に「青いバッジ」が適用されるとのことです。
「青いバッジ」が表示される具体的な条件などは、セキュリティ上の都合で公表されていませんが、適用条件になり得る項目はいくつか挙げることができます。
決済、支払い方法の登録内容
本人認証がされたクレジットカードや銀行口座といった『PayPay』に登録されている決済方法などの内容は、適用条件のなり得る項目のひとつです。
「Yahoo!マネー」など外部サービスとの連携
『PayPay』を運営するPayPay株式会社が、Yahoo! JAPANグループの企業であることから、「Yahoo! JAPAN ID」や「Yahoo! マネー」を『PayPay』と連携していることも重要な条件ではないか、という声もユーザーから挙がっています。
バッジ適用の条件のひとつとして、「Yahoo! JAPAN ID」や「Yahoo! マネー」との連携の有無が考慮されている可能性はあると考えられます。
利用額・利用頻度
一定期間の利用総額や『PayPay』を利用する頻度も、適用条件として考慮される可能性のある項目でしょう。
「青いバッジ」の注意点
古いバージョンのアプリではバッジが表示されない場合も
古いバージョンの『PayPay』アプリを使用している場合は、「青いバッジ」が適用されている場合でも、アプリ上で表示されないことがあります。「青いバッジ」が表示されるには、バージョン1.10.0以降であることが必須。
『PayPay』を頻繁に利用しているのに表示されない場合には、アプリのバージョンをチェックしてみるのもおすすめです。
バッジ表示や上限額が変化することがある
「青いバッジ」の表示は期間が定められたものではなく、利用状況などによってはバッジの表示状況が変化する可能性があります。同様に上記の上限金額の範囲内でも利用できない場合もあります。
銀行口座からのチャージは、バッジの有無を問わず上限1日50万円
金融機関の口座などから「PayPay残高」にチャージして支払いを行う場合の決済上限金額は、「青いバッジ」の表示有無にかかわらず、1日50万円です。
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