幅広いカスタマイズやスタンプなどで人気の、日本語入力&きせかえ顔文字キーボードアプリ『Simeji』が、10代女子の『Simeji』ユーザーへアプリ上でアンケート調査を行い、「もう使いたくない若者言葉・略語TOP10」を発表しました。

栄えある(?)第1位は……
出典:Simeji
『Simeji』はこれまでも数々のアンケート調査を行っており、「よく使われる絵文字」や「流行りの若者言葉」のランキングなどで話題になっています。
今回発表された「もう使いたくない若者言葉・略語TOP10」は、言い換えれば若者世代から「ダサい」と思われているという事であり、これから発表する中に普段使っている言葉がある方は要注意です。
第1位:「じぇじぇじぇ」
2013年NHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」で大流行したこの言葉、ユーキャン新語・流行語大賞の年間大賞も受賞しましたが流石に旬はとうの昔に過ぎているようです。
今でもたまーに聞くことがありますが……。
第2位:「ショッキングピーポーマックス」
2016年頃にSNSを中心に話題になった言葉らしいのですが、筆者は知りませんでした。
『Simeji』の発表文を引用すると、「『かつてこのような言葉を使っていた世代や文化があり、それは二度と繰り返してはならない』といった戒めを込めて使うケースが散見されます。意味は文字通り、『ショックなさま』『驚いている様子』です。」とのこと。
第3位:「チョベリバ」
「かつての流行語」に必ずといっていいほど顔を出す、「チョベリバ」が第3位を獲得。「超ベリーバッド」、つまりは「最悪」という意味ですが、流行から20年以上経った今でもこのように認知され続けているのは、むしろ偉大というべきでしょう。
第4位:「バブみ」
発表文には「主に女性が男性に対して母性をくすぐられた際に使う言葉です」とありますが、筆者の観測範囲では「男性が女性に母性を感じた際」にも使われていました。
第5位:「イベサー」
「イベント・サークル」の略語。今の10代女子がどこでこの言葉を聞いたのか謎ですが、発表文には「趣旨がわかりづらい集まりが増えるなど、ネガティブな印象がついてしまったようです。」とあります。
第6位:「激おこぷんぷん丸」
ほんの数年前に高頻度で目にした記憶がありますが、これももはや「使いたくない言葉」の一つです。「激おこぷんぷん丸ムカ着火ファイヤー」などのロングバージョンもありましたが、今これを使うとオッサン感がものすごい事になりそうです。
第7位:「フロリダ」
これもはるか昔に使われていた言葉のような気がしましたが、『Simeji』が昨年8月に発表した「流行りの若者言葉・略語TOP10」では8位にランクインしています。言葉の流行り廃りはあっという間ですね。
「風呂に入るのでチャットから離脱する」などの意味で使われていました。
第8位:「ワクテカ」
「なぜ10代女子がこの言葉を知っている……?」感がありますが、wktkではなく、あくまで「ワクテカ」のようです。「心がワクワク、お肌がテカテカする」ような期待を表す用語として、某ネット掲示板を中心に古の時代から使われていました。
第9位:「バイブス」
某チャラいお笑い芸人が多用しているのをよく見る気がするのですが、これもランクイン。「ノリ」「雰囲気」「テンション」を表す言葉で、元はvibesという英単語だそうです。
発表文では「多用されすぎたことによりちょっと安売り感がでてしまったのかも。」としています。
第10位:「ガン萎え」
これも今でもちょこちょこ聞く気がしますが、10代女子の間ではもはや古い言葉なのでしょう。全くテンションが上がらないことを指す言葉ですが、「ガン萎えなんすけどぉー」「ガン萎え〜」のように語尾を伸ばすのもポイントだそうです。
ほかにも面白いランキングがたくさん!
『Simeji』で今回紹介したもの以外にも、さまざまなアンケート調査を行いランキング形式で発表しています。主に若者世代を中心としたランキングが多いので、興味のある方はぜひそちらも見てみてください。
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