emol株式会社は、12月25日にメンタルヘルスケアアプリ『emol(エモル)』の正式版のリリースとアプリ上でのデジタルセラピーの提供を開始しました。
『emol』はメンタルヘルスの悩みについて、気軽にAIにチャットを送り、会話をすることで解決していくサービスです。
感情や睡眠などの記録を取ることもでき、メンタルケアをサポートしてくれます。
AIが寄り添ってくれる Z世代向けメンタルヘルスケアアプリ「emol」がデジタルセラピーの提供を開始
最終更新日:2020年12月29日
最近は写真をデータで保存することが増えましたが、プリントして手元に残しておくのもまた良いものです。
「ALBUS」では毎月”ずっと無料”で、8枚まで写真のプリントを注文できます。家族や子どもとの思い出のアルバムを作ってみてはいかがでしょうか。
『emol』とは?
『emol』は個人のメンタルヘルスに関連する課題を、カウンセラーや産業医などの「人」ではなくサポートAIの「ロク」と会話することで解決していくサービスです。
サポートAIの「ロク」とチャットで会話をすることで、認知行動療法やACT(アクセプタンス&コミットメントセラピー)に基づいた簡易のカウンセリングやコーチング、雑談などを行うことができます。
感情記録や睡眠時間記録などのライフログ機能も搭載。
メンタルヘルスサポートの必要性
2020年は新型コロナウイルス感染症の流行により、不安な気持ちと向き合うことを強いられた方も多かったのではないでしょうか。
オラクルの調査では、世界中の従業員にとって2020年は史上最もストレスが多い年となり、人々はロボットに支援を求める傾向が明らかになりました。
対人よりもAIとの会話の方が本音を出しやすい
対人でのコミュニケーションは、顔色を伺ったりと相手の反応を気にして、自分の本音を話すことに抵抗感を抱く傾向があります。
研究データでは、人から離れた存在ほど情緒的な会話を引き出したという結果があります。
『emol』は、対人ストレスを感じることなく心のケアを促進することに重点をおいており、ユーザーが抱えている悩みをまずはAIに話してもらうことが目的です。
研究データ出典:ロボットによる傾聴を通じた自己開示の促進
「デジタルセラピープログラム」で心のケアを実践!
AIのレクチャーを受けながらマインドフルネスに導いてくれる「デジタルセラピープログラム」。1週間〜3週間程度のセルフケアセッションをAIからレクチャーを受けながら進めます。認知行動療法をベースとした心のケア方法について学びながら実践していきます。
プログラムではマインドフルネスの音声ガイダンスや、レクチャー動画、呼吸法の実践、カード形式での選択、ミニゲームなど、楽しく心のケアを実施。
今回の正式版リリースでは年末年始に特化した、今年の振り返りを行い、来年を健康な心で過ごせるための7日間プログラムを提供します。
『emol』のデジタルセラピーのメリット
一般的なマインドフルネスアプリではオーディオガイダンスのみのものが多く、実施者の理解が難しいという課題がありました。
『emol』ではしっかり実践するためにAIが一緒にユーザーの悩みを明確にすることを導きながら進行。
「なんで?」「どうやって?」という疑問を解消しながら、心のケア方法の理解を深めることができます。
心のケア方法を提供する「emol town」
メンタルヘルスケアの方法は、その時の悩みや状況や性格などによって様々で、自身にあったケアを行うことが効果的です。
「emol town」では、AIがユーザーの悩みに合わせて、その人に適した心のケア方法を提供することを実現します。
アプリ内に心のケアに関するコンテンツや商品を取り扱う仮想の街で、さまざまな悩みに対して解消法を提供しています。
第一弾として、emolオリジナルの「デジタルセラピープログラム」とRosy Tokyoと連携のもと「メディカルハーブ」を提供。
今後は漢方、ヨガ、アロマ、クリニックなど、ヘルスケア関連サービスと連携することを予定しています。
こちらの記事もおすすめ