一人暮らしにおすすめ冷凍宅配弁当サービス7社を厳選 自炊なしで栄養不足も解消！

冷凍宅配弁当サービスの多くで、管理栄養士などによる栄養バランスの監修が入っています。どの冷凍宅配弁当サービスを選んでもバランスの良い食事をとれるでしょう。

では一人暮らしはどこを重視して選ぶべきかというと、「料金」「受取方法」「1回の注文数」の3点が重要です。

冷凍宅配弁当サービスはまとめ買いするほど安くなる傾向があります。たとえば、5食セット3,000円と10食セット4,000円の商品があった場合、10食セットを選ぶと5食セットより1食あたり200円お得に購入できます。

また、送料を含まない料金が記載されていることが多いので、ぱっと見の金額で決めないように気を付けることも重要です。特に北海道・沖縄・離島にお住まいの方は、送料が高くなる場合が多いので注意してください。

宅配弁当の相場としては、600円以下なら安い部類に入ります。なお料金と味は相関関係が強く、やはり高い方が味などのクオリティは上がっていく傾向にあります。ご自身の好みと価格帯を考慮して、バランスを見ることが大切です。

「ナッシュ」の冷凍宅配弁当は定番人気の料理はもちろん、「CoCo壱番屋」のビーフカレー、「ポムの樹」監修オムライスプレートといった有名店コラボ商品など、メニューが豊富にそろっています。そのため冷凍宅配弁当を利用するのが初めての人でも、味をイメージしやすく注文までのハードルが他社と比べて低めです。

栄養バランスの面では過剰摂取しやすい糖質・塩分をピンポイントで対策できるのが特徴。お弁当もスイーツも、「nosh」のメニューはすべて糖質30g ・塩分2.5g以下にコントロールされています。

筆者が実際に食べてみたところ、どのお弁当も塩分控えめとは思えないほどしっかり味付けだったので、若い一人暮らしの方も満足できるでしょう。「ナッシュ」は1食599円から注文できる価格設定や美味しさなどを含め、全体的にバランスの良いサービスといえます。

「ヨシケイ（夕食ネット）」の冷凍宅配弁当は、コスパ重視で選びたい人におすすめです。

ラクタさん編集部で比較した31社の冷凍宅配弁当サービスのなかでも、1食397円+送料無料の圧倒的な安さで注文できるのがポイント。「ヨシケイ（夕食ネット）」は3食単位で食べたいときに注文できるため、定期便の解約手続きや、冷凍庫の容量に不安がある人でも無理なく利用できます。

さらに、朝5時までの注文なら最短当日に配達してもらえるのも特徴。時間指定はできませんが、玄関先または宅配BOXでの置き配に対応しているので、帰宅時間が間に合わない日でも確実に食事を受け取れます。

「三ツ星ファーム」の冷凍宅配弁当は、美味しさにこだわりたい人におすすめのサービスです。

筆者は実際に3週間に1回の頻度で注文していますが、好みに合わなかったメニューは1割未満。トリュフや蝦醤（シャージャン）など、家庭料理では滅多に登場しない本格的な食材や調味料を使った料理が味わえるので、ちょっぴり贅沢な気分に浸れます。

また「三ツ星ファーム」では、冷凍庫を無料GETできる「冷蔵庫プレゼントプラン」を実施中です。冷凍庫に余裕がない、一度にたくさん注文したいなど、冷凍宅配弁当の保管場所が足りない人は検討してみてください。

「まごころケア食」は、日時指定と置き配の使い分けができる唯一のサービスです。さらに、お得便（定期購入）の置き配指定で合計約38%OFFの割引が適用されます。

たとえば通常3,465円の『健康バランス食7食セット』を注文した場合、お得便の20%OFFと置き配の約18%OFFにより、通常価格から1,200円以上もお得な2,272円で購入できます。

配達完了時はメールで通知が届くので、いつ届いたかリアルタイムで確認できるのも嬉しいポイント。受け取りやすさで選ぶなら、「まごころケア食」はとても心強いサービスです。

「ニチレイフーズダイレクト」の冷凍宅配弁当は、冷凍庫のスペースや食べるペースに合わせて1食ずつ好きなタイミングで注文できるのが魅力です。ただし、1回の注文につき800円以上の送料がかかる点には注意しましょう。

また、「ニチレイフーズダイレクト」は20品目の食材を使用した『ウーデッシュ』やもち麦ごはんを使った『もち麦ワンディッシュ』など、バラエティ豊かなメニューを豊富に取り揃えてるのも魅力です。冷凍食品の大手だからこその品質を、たっぷり楽しめます。

その日の気分や体調、スケジュールなどに合わせて、冷凍宅配弁当を選びたい人におすすめです。

「旬をすぐに」は、旬の国産食材を使った冷凍弁当を届けてくれます。

今あるお弁当が売り切れると終了で、同じメニューの再販は基本しないという、一期一会の献立が特徴です。美味しかったメニューをリピートできないデメリットはありますが、食べ飽きる心配は少ないです。

筆者も実際に注文しましたが、調味料に頼った美味しさではなく、国産野菜を使った素材本来の甘み・旨み・コクが感じられる料理を楽しめて満足度が高かったです。お弁当（BOX）以外にも、おかず1品なら1食398円～販売されています。

ただし美味しさはトップクラスですが、価格帯は高い部類に入ります。ある程度の金額は許容するから味に妥協したくない、安心の国産食材を食べたい、日本の農家を応援したいなど、こだわりの強い方におすすめのサービスです。

「完全メシDELI」は、CMでもお馴染み日清食品「完全メシ」シリーズに新しく登場した冷凍タイプ。かつ丼・麻婆豆腐丼・ピザ・お好み焼きなど、定番人気でボリューム満点の主食メニューが豊富にそろっています。

丼物メニューはすべてご飯付き。どんなに忙しくて疲れた日でも、「完全メシDELI」だけあれば5分足らずで食事を用意できます。

それでいてこれら全てのメニューは33種類の栄養素が調整されており、「一般社団法人 日本最適化栄養食協会」から主要な栄養素がバランスよく適切に整えられた「最適化栄養食」としての認証を受けています。

一見すると栄養が偏っていそうなものを我慢せずに食べても、ちゃんとヘルシーな食生活が送れます。

筆者も実際に「完全メシDELI」を食べましたが、白米は冷凍とは思えないほど粒がしっかりしていて、食感は自宅で炊いた白米と大差ありません。おかずの味は濃すぎるくらいしっかり付いているので、ガッツリとご飯を頬張りたい人におすすめです。

自宅の冷凍庫に宅配弁当が収まるか不安なときは、コンパクトなパウチ型の冷凍総菜・宅食サービスを利用するのもおすすめです。

パウチ型の冷凍総菜は、宅配弁当よりもコンパクトでかさばりにくいのが魅力です。外袋の余白部分を折り曲げたり重ねたりと、収納時に多少の融通が利くのもポイント。容量の少ない冷凍庫でも、宅配弁当より多くの食数を保管できます。

ただし、パウチ型の商品はお皿を必要とするケースがほとんど。宅配弁当と比べて洗い物の数が増えるので、後片付けがやや手間に感じる点はデメリットです。

離れて暮らす高齢の親のために、宅配弁当サービスを検討している方もいるでしょう。

そんな方には、安否確認ができる見守りサービス付きの宅配弁当を利用するのがおすすめです。

お弁当の配達だけではなく、配達スタッフとの日常会話や表情の変化などを専用アプリやメールで共有してもらえるのが、見守りサービス付き宅配弁当の魅力です。何かあれば、緊急連絡先へ連絡が入るので安心して利用できます。

ただし上で紹介した3サービスはすべて時間指定ができないので注意しましょう。高齢者向けの宅配弁当サービスは、以下の記事でも詳しく解説しています。

ラクタさん編集部が20～40代の男女545人に対しておこなった自炊・食費に関するアンケートでは、昼食にかける金額で最も多かったのは「500円以下」。

宅食・宅配弁当サービスの目安は1食あたり約600円～、高いものでは1,000円くらいになるため、割高に感じる方はいるでしょう。

しかし、ここで重要なのは食事に対する考え方です。食事を自分で用意する手間や時間を省けることを有意義と感じるかどうかで、価格に対する満足度が変わってきます。

自炊が面倒、献立を自分で考えられない、趣味などに時間を使いたい場合などには、宅食・宅配弁当サービスは十分にタイパが良いと感じるでしょう。

ラクタさん編集部が男女1,102人を対象におこなったアンケートでは、約8割の人が「栄養バランスの良い食事を摂っている自信がない」と回答しました。家族のサポートがない一人暮らしだと、なおさら栄養の偏った食事になりがちです。

しかし冷凍宅配弁当サービスで届けられる冷凍弁当の多くは、糖質・塩分・タンパク質などの栄養バランスが整っていることが魅力。美味しく食べられるだけでなく、食生活の改善にも適しています。

「ナッシュ」を例に挙げてコンビニ弁当の栄養バランスと比較してみると、カロリーや糖質、塩分が抑えられていることが一目瞭然です。

「ナッシュ」以外の冷凍弁当も、同じように栄養管理されているものばかり。購入した冷凍弁当を食べるだけで栄養バランスの整った食生活を送れる冷凍宅配弁当サービスは、食生活を見直したい人におすすめです。