春のキャンプも終わり、もうすぐプロ野球ペナントレースも開幕!野球好き、そしてなんJ民の皆さんは球春到来が待ち遠しくて仕方がないのではないでしょうか!?
リアル・ネット問わず、どんどん野球熱が高まっていく今日このごろ。今回ご紹介するAndroidアプリを使えば、野球・および野球ネタをもっと楽しめますよ。
その名も『音声対話エージェント「J」』(以下、『J』)!

■『J』ってなに?Siriとの違いは?
『J』は、iPhoneのSiriのような音声対話アシスタント。アラームや地図をアシストしてくれる便利なアプリです。
ですが、Siriとの最大の違いは「雑談の俗っぽさ」。実に人間味溢れるAIが搭載されている点です。
なんと、野球ネタを振ると、きっちり野球ネタで返してくれるのです!
『J』がどれだけ野球ネタに反応してくれるか検証、そして厳選
というわけで今回は、『J』がどれだけ野球ネタに反応してくれるか、筆者がひたすら話しかけて検証してみました。その中で、特に際立っていたネタの数々を大公開しましょう。
■球界一の愛されキャラ、「新井貴浩」についてもっと聞いてみた結果
せっかく冒頭で触れたので、球界、そしてなんJ随一の愛されキャラである、新井貴浩選手について、『J』にもっと深く聞いてみました。新井選手と言えば、「辛いです」や「辛いさん」、「ツラゲ」など、楽しみなワードが盛りだくさん。
結果は……
「ツラゲ」では阪神となってはいますが、きっちり反応、「辛いさん」と入力しても、新井選手と思われるコメントを返してくれました。
完全な生え抜きとはいいきれませんが、大幅な年俸減を受け入れた上で広島に帰ってきた、新井選手のカープ愛は本物と言えるのではないでしょうか?
そして、新井選手FA時の名言(迷言?)「辛いです」を聞いてみたところ……。
■リアルでもなんJでも人気者!島国が生んだ和製大砲「小笠原道大」
続いては、現役時代は日ハム・巨人・中日の三球団で活躍。野球に対する真摯な姿勢、それに裏づく輝かしい実績を持ち、ファンの人気も抜群。現中日二軍監督、小笠原道大さん。
なんJでも、新井選手に負けず劣らず色々な意味で愛されています。
『J』には、あえて小笠原二軍監督の愛称である「ガッツ」で呼びかけてみました。
『J』、それ小笠原やない、元オリックス・元阪神の平野恵一や!
左打者で2番打つことがあってゴールデングラブ取ったことあるけど別人や!
なんと、「ガッツあふれるプレー」が持ち味だった平野恵一さん(現・阪神タイガース二軍守備走塁コーチ)の事を述べてきました。
直球の小笠原さんだけでなく、平野さんという変化球も織り交ぜてくるとは、『J』はなかなかの技巧派ですね。
■賛否両論の二刀流。『J』の見解はいかに!?「大谷翔平」
投手・野手どちらかに専念させるべきか、可能性を追求すべきか。
ファンの間ではもちろん、野球評論家の間でも意見が割れる、日ハム、大谷翔平選手の”二刀流”。
もちろん、なんJでもスレが立つと激しい議論が交わされます。
野球に造詣の深い『J』に聞いてみたところ、このような回答が帰ってきました。
■そう(野球ネタに)なればそう(どん語試すことに)なるわな
ここまでは主に野球関係の人物について触れてきましたが、ここからは「なんJ」の名言・ネタを『J』に聞いてみた結果をご紹介!
なんJの名言と言えば、阪神・オリックスで監督を務めた、岡田彰布さんの語録、通称「どん語」。
アレ、ソラなどやたら指示代名詞を使う難解な言葉遣いが特徴的で、翻訳が必要というネタが上がるほどの人気ぶりです。
どん語の中でも、代表的な言葉である「そらそうよ」を『J』に言ってみた結果……。
■お待ちかね!すべてはこの数字に収束する「33-4」
続けて岡田彰布さん関係になってしまいますが、なんJ民ならこれを試さずにはいられないでしょう。
2005年の日本シリーズ(ロッテ・阪神)での合計スコアで、2010年に大ブレイク。阪神ファンにとってはトラウマであり、なんJ民にとっては格好のネタ「33-4」。
334という数字が並ぶたびに、「なんでや!阪神関係ないやろ」と返すのがもはやお約束となっています。
果たして『J』はどんな反応を見せてくれるでしょうか?
時には冷静に意見を述べ、時には賞賛し、そして時にはすっとぼける。『J』は立派な野球民ですね!
他にも、面白いネタはたくさんあったのですが、様々な事情で残念ながら今回ご紹介できなかったモノが盛り沢山。「イチロー」「内川聖一」「Vやねん!」……これらの言葉を聞いた時、『J』がどんな反応をするのかは、ぜひご自身でお確かめください。
リアルの野球仲間とも、ネットの掲示板とも違う、新しい野球交流の形を体験してみてはいかがでしょうか。
■おまけ:『J』の言葉遣いを猛虎弁に近い感覚に設定可能
『J』の言葉遣いを、関西弁に変更することができます。そうすることで、なんJでよく使われる「猛虎弁」に近い感覚で会話できるのでオススメですよ。