『バーコードフットボーラー』などで知られるサイバードが、春に新作アクションゲーム『とびだせ モンスター劇団』(以下、モン劇)をリリース! 操作はシンプルながらも、「チェイン」や「コンボ」の存在により、非常に奥が深いアクションとなっている本作。注目の新作タイトルということで、開発チームにインタビューをさせていただいた。

左:開発ディレクター・花井氏
右:開発プロデューサー・松村氏

アクションゲームの爽快感ありきだったコンセプト

――プレイしてみて戦略性の深いゲームと感じましたが、当初の開発コンセプトは?

花井氏:基本的な操作は、「ひっぱる」「タップする」という2点だけとなっています。そのシンプルな操作というのは守りつつ、そのあとに「チェイン」を使ってのコンボが発生すると。僕がもともとアクションゲームを作っていたことが多かったので、先行している類似タイトルのインターフェイスを使って、もっとアクションゲーム仕立てにできないか、というのがありまして。

↑モンスターをひっぱって投げ、先行している味方モンスターにぶつけると「チェイン」が発生して大きなダメージに!

花井氏:その解の一つとして、チェインという仕組みと、その延長線上にあるコンボ。それらを踏まえて、「コンボアクション」というジャンルにしています。
当初はその、アクションゲームの爽快感ありきだったかなと。

松村氏:バランスが変わってくると、よりパズル的な印象になってしまうので、その辺りのさじ加減の難しさはありました。そこをアクション寄りにしていくということは意識して開発していますね。

――コンボが非常に印象的ですが、開発サイドとしてもコンボ推しですか?

花井氏:バトルのシステムにおいても、そういう方向に持っていこうというのはありますし、バトル以外の成長システムの部分でも、最終的にはコンボに帰着するようにまとめています。操作そのものはシンプルなので、意識せずにコンボをやってほしいですね。

多くの人に受け入れてもらえるデザインに

――全体的にかわいらしいデザインですが、ターゲットユーザーは?

花井氏:当初から、多くの人に受け入れてもらいやすいデザインにしましょう、というのは掲げていました。例えば『ポケモン』であるとか、ディズニーであるとか、意識していたのは、そういう「多くの人に受け入れてもらえる」という点ですね。なので、ターゲットユーザーとしてはもう、全方位狙っていこう、という(笑)。
その中に、様々なニーズにこたえられるものも散りばめていこう、という進め方で作ってきた感じです。

↑事前登録で入手できるモンスター「ボルカノス」(1枚目)と「ロベルト&グーグー」(2枚目)。ボルカノスは小学生の男の子向け、ロベルト&グーグーは女性ユーザー向けに作られているそう

――開発チームとしてこだわって作ったポイントはありますか?

花井氏:コンボアクションの部分においては、格闘ゲームの判定の付け方を参考にしています。けっこうロジカルに作っているので、そういったところを楽しんでもらえばいいなと。
みなさんには、タイトルの「とびだせ」っていう部分の元気のよさとかにぎやかさ、その部分を楽しんでもらえれば、と思いますね。
キャラクターの動きについては…今どきの作り方ではないなと思うんですけど、独特の表現を使っていて、そういうところが味にはなっているかなと。ぜひ、一つ一つのモンスターの動きは見ていただきたいですね。

バトルの基本は「強いモンスターを先に投げよう」

――開発チームオススメの戦術はありますか?

花井氏:ボス戦では、コンボアクションという部分を楽しんでもらうことを意識して、HPとか当たり判定とかを大きめに設定しています。場にモンスターの数がそろってきてからが勝負になるので、最初にHPの高いやつを投げ込んでおかないとやられてしまって頭数が減る、ということが起こったりします。そういうことをデッキ編成の部分と組み合わせて考えてもらう必要があるかなと。

タップして発動するアクションの中にもいろいろ性格があります。たとえば、「Xビーム」という4方向にビームが出るタップアクションがあるんですけど、こういう攻撃範囲が広いものだと、チェインの性能も高いので、そういうやつをパーティに1、2体入れておくと安定してチェインがつなげられる、というのもあります。

松村氏:戦術として簡単にまとめると、「強いモンスターを先に投げよう」と。
それと、広範囲に攻撃できるスキルを持っているモンスターを先に投げ込んでおくと、次の手で周囲の敵を巻き込んでコンボが発生させやすいと。入りとしての戦術は、こんな感じですね。

後編では今後の展望や開発チームの意気込みについて紹介!

コンボアクションとして、爽快感を重視して作られている『モン劇』。かなりコンボに重点を置いて開発されていることがわかる。後編では、リリース後の展望や開発チームの意気込みについて触れていく。

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この記事を書いたライター

ざんぎゅら

ストリートファイターシリーズやモンハンシリーズを得意とするゲームライター。『パズドラ』は始めて800日少々。最近ウルドパーティ使い始めました。