生徒が自分に合った学校を探したり、学校が生徒をスカウトしたり、生徒と学校をつなぐ学校情報SNS「Deviewstory(デビューストーリー)」が6月1日にアプリ版でリリースされました。
アプリを通じて学校と進路相談などができるので、子どもたちが本当に行きたい学校を探すことができます。本アプリの登場によって、学校教育はどのように変わるのでしょうか?
東大生ライターのもすが、これからの学校教育を真剣に考えてみました。
学歴社会が終わる?『Deviewstory』に見る、新しい学校選びのカタチ
最終更新日:2016年06月11日
最近は写真をデータで保存することが増えましたが、プリントして手元に残しておくのもまた良いものです。
「ALBUS」では毎月”ずっと無料”で、8枚まで写真のプリントを注文できます。家族や子どもとの思い出のアルバムを作ってみてはいかがでしょうか。
ライター紹介:もす
職業: ライター
ライター名: もす
子どもの時の写真はバカそうですが、今は奇跡的に東大生です。
まずは、デビューストーリーの機能を大まかに説明したいと思います。
■デビューストーリーってどんなアプリ?
1.好きなキーワードについて、みんなで喋れる
2.志望校をキーワードで探せる
3.在学生や卒業生のコメントが見られる
在学生からの「生の声」を聴くことができます。学校説明会では分からない、「校則がめっちゃ厳しい」などの生徒たちの本音を知ることができるでしょう。学校を選ぶときの参考になります。
リリースされたばかりなので、今はまだ在学生や卒業生のコメントが少ないですが、学校の登録数がどんどん増えているので、コメントも増えてくるでしょう。
4.学校に直接進路相談できたり、スカウトが来たりする
デビューストーリーは学校教育を大きく変える
デビューストーリーの登場によって、学校教育がどのように変わるのか、自分なりに考察してみました。
これまでの学校選びの基準は、「いかに偏差値の高い学校に行けるか」でした。だけど、本当にそれが全てなのでしょうか?
筆者は、大学は京都大学、大学院は東京大学に進学しました。そこで出会った友達の中に、「学歴が欲しかったから入学した」という人が結構いました。たしかに偏差値の高い学校に行けば、コネができたり、就職で有利になったりなどメリットはあります。
でも、本当に大事なのは「自分のやりたいことを尊重すること」だと思うのです。
実際に、筆者はやりたいことを尊重して、ライターとして頑張っています。勿体ないとかよく言われるのですが、毎日が楽しいので自分としては良い選択だったなと思うのです。
デビューストーリーのように、興味のあるキーワードで学校を探したり、在学生の生の声を聴いたりできるアプリが一般的に普及すれば、
偏差値ではなく、「本当に行きたい学校かどうか」で学校を選ぶ時代が来るのではないでしょうか。
今の日本はまだ、学歴至上主義ですが……「本当に行きたい学校を選ぶ」という考え方が浸透すれば、学歴社会に終わりが訪れる日も近いかもしれません。