今日は7月7日、七夕です。今年はデジタルで短冊を作ってみるのはいかがでしょうか? LINEが「七夕プロジェクト2016」という企画を行っているんです。
世間の望みは、お金、彼氏、SMAP? LINEの七夕プロジェクトを覗いてみた
最終更新日:2016年07月07日
最近は写真をデータで保存することが増えましたが、プリントして手元に残しておくのもまた良いものです。
「ALBUS」では毎月”ずっと無料”で、8枚まで写真のプリントを注文できます。家族や子どもとの思い出のアルバムを作ってみてはいかがでしょうか。
まずは、みんなの願いを見てみよう
本企画には特設サイトが用意されており、性別や世代別の集計がまとめられていました。
若者たちの純粋な願望が表れる
「モデル」「歌手」「サッカー」「声優」といった、具体的な職業名がたくさん見受けられます。どれも人々の憧れになりやすい、派手な職業ばかり。
世代別の集計を見てもこのジャンルは10代の割合が多かったです。まだ挫折を知らない若者の夢と希望が表れているのでしょう。
大人になってくると感情面に意識が向く?
一方、「元気」「穏やか」「笑顔」といった感情的なワードも目立ちます。大人になり芸能界を諦め、具体的な職業の夢がなくなってくると、今度は感情的な面で幸福感を感じようとするのかもしれません。
子供の夢と大人の現実が入り混じったワード集であるように感じました。
女性の持つストレートな願望が炸裂
「ダイエット」「痩せる」といった女性らしい目標が目立ちます。「結婚」というワードも大きく出ていることから、女性の焦りも見え隠れしますね。
もうそろそろ結婚したい。素敵な彼を見つけなきゃ。きれいになるためにダイエットを頑張ろう……。そんな意気込みを持った人がたくさんいそうです。
学生の必死な様子も伝わってくる
一方、「合格」「試験」を始め学生らしいワードも大きく出ています。学生のうちはみんな似たような目標を持ちますから、組織票となってこのような結果になったのでしょう。
きっと彼らは「志望校に進学できるかな……」と大きな不安を抱えているはず。七夕をはじめとする願掛けに、少しでもすがりたくなる気持ちが見えます。
やっぱり1番はカネ。ラクして一発当ててぇ~!
ここは予想通りというべきか、「お金」の文字がドーンと出ています。こればかりは性別も世代も関係なく、みんな共通ですね。
ただ、自分の仕事を頑張って稼ぐのではなく、ラクして一攫千金を狙っている様子が伺えます。「宝くじ」「BIG」「当選」といった本性丸出しのワードが、それを物語っていますね。金は欲しいけど努力はしたくない。これが人間のホンネか……。
愛に飢える女性の切実さ
お金の次に大きいのが「彼氏」。カメラやグッズなど物質的な願いもありますが、どれも恋愛関連のワードに比べたら足元にも及びません。
「彼氏」を作って「結婚」して「家」を買って「赤ちゃん」を産んで……。いわゆる女の幸せというものでしょうか。一生分の願望が余すところなく書かれています。多くの人々が、お金と愛に十分満足できていないことを如実に示す結果となりました。
ここはホッとする結果に。やっぱり家族愛が一番
家族を想って短冊を書いている人が一番多いというのはホッとする結果。「旦那」「息子」「お母さん」といったワードから愛情が読み取れます。
テーマの決め方によって願望は大きく変わりますね。欲しいモノは何かと聞かれたら当然まだ手に入れていないものを想像しますが、大切な人は誰かと聞かれれば家族を思い浮かべる人が多いようです。
身内より芸能人が気になる熱狂的ファンも
少数派ですが、「SMAP」「羽生」「ユチョン」と有名人を指したワードもあります。おそらくこれは30~40代の女性でしょう。
もはや夫との関係は冷めていて、家族とも微妙。そんなことよりテレビの中の彼が一番! といった状況でしょうか。ファンなら気になるのはわかりますが、わざわざ短冊に書くなんてメチャクチャお熱な人がかなりいるんですね。
日本の未来を憂うのは高齢男性
世代別データを見ても、このジャンルで短冊を書く人は高齢男性が大半。安保法案や憲法改正など政治的に大きな動きも見られる中、「日本」「平和」「戦争」の3大ワードが目立ちます。若者の政治参加はまだまだ足りないのか、中高年層のアツい想いが響いています。
ところで、先ほども出てきた「SMAP」がまた登場しているのに気付きましたか?(中央左)割と大きめの字で、いかに熱狂的なファンが多いかを示しています。SMAP解散問題がクリーンに解決して完全復活したら、日本社会も良くなるはずだということでしょうか?
熊本地震からの復興を願う気持ち
地震関連のワードも政治と同じくらい多いですね。熊本地震の被害にあった人が、早く元の暮らしに戻れますようにとの願いが込められているのでしょう。
大災害が起きても暴動や略奪が起きず、助け合うのは日本だけだと海外からは評価されているそうですが、日本人の思いやりの精神が表れています。
まずは自分の幸せから。その後は世界の幸せを
先ほどのジャンル「社会や日本のこと」もそうですが、割合としては高齢の男性が多め。そもそも、全体的なパーセンテージはかなり少ないです。
やっぱり、きれいごとを並べてみても個人的な願望が一番。世界を幸せにする前に、まずは自分の周囲が幸せにならなければ意味がないということですかね。
短冊を書いてみよう!
人々の願い事を見てみて、いかがでしたか? こんなふうな形で短冊を見ることなんて今までありませんでしたから、とても興味深かったですね。というわけで、あなたも短冊を書いてみませんか? やり方は簡単です。
あなたの願いが「宇宙に届く」らしい! これはパワーがありそう
今回の企画で集められた短冊は、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の協力により宇宙に届けてもらえるそうです。具体的に「どうやって宇宙に届けるのか」はヒミツとなっているので何が起こるのかわかりませんが、壮大なことをやってくれそうですね。
今まで願掛けがうまくいかなかった方でも、今年こそは叶うかも!? 夢を叶えるために、あるいは家族の幸せを願って……短冊を書いてみるのもいいのではないでしょうか。