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  • いきつけのカフェが閉店!ウエイトレスさんと最後のやりとり。

いつものコーヒー、いつもの営業スマイル、そしていつもの雑談が走馬灯のように蘇る。
泣いても笑っても閉店!

カランカラーン

「いらっしゃいませ」

「ブレンド下さい」

「いつもありがとうございます。で、あの……申し上げにくいのですが、

当店は今月いっぱいで閉店なんです」

ば……バカなー!!

都心の駅近にも関わらず場所がわかりにくいせいか、いつも店内ガラガラで気にいっていたのに……! その状態がおよそ1年続いても平気な顔して営業していたはずなのに……!

これから少年ジャンプ買ったらどこで読めばいいんだ?
新しいゲームをどこで遊んだらいいんだうわああ!!

「あ、えーとクロワッサンとチーズケーキと、それからカフェオレも追加で」

「大田さん、お気遣いは嬉しいのですが、もう閉店は決定なので……」

大事な日課が失われる時、人はこんなにも喪失感に襲われるものなのか。

「そういうことでしたら、今月はなるべくきます!」

ウエイトレスさんにそう宣言し、僕は悲しみと共に店内でジャンプを熟読したのでした。

※『にっかぼうず』に日課をセット!
通知もかけておこう。

※設定した時間になると、通知バーにお地蔵さんと共に出現します。

味はともかく、リーズナブル。
(客が少ないから)広々とした空間。
愛嬌の良いウエイトレスさん……。

仕事の合間に、近くまできた時に。
たまたまお店の前を通っただけなんだけど、店員さんと目が合ってしまった時。

僕はそのお店に足しげく通ったのでした。

そして最終営業日……。

「スタッフさん、次の職場は決まってるのですか」

「あ、はい私は……別の店舗に行くことが決まってます」

「そうですか」

「あの……大田さん元気で」

「あなたも」

そう言って、僕はお店を後にしました。ジャンプ読んだし。

さよなら、いきつけのお店……。
ウエイトレスさん……。

といいますか……

あの娘の連絡先、聞けたんじゃね?

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TansuG

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この記事を書いたライター

大田タケル

都内在住のフリーライター。
先日、好きな缶コーヒーが50円で投げ売りされているのを見て、複雑な気持ちになりました。
「安いのは嬉しいけど、お前とはもうすぐお別れなんだろうな……」
とりあえず3個買いました。二口目からはけっこう美味しいんだけどな。あと、太りました。
趣味:写真・ゲーム・ボクシング・喫茶巡り・食べ比べ。