「マンガでつなGO(ゴー)東北」って知っていますか?
7月23日から8月6日まで、東日本大震災の復興支援のために、ワンピース、名探偵コナン、ダイヤのAでラッピングされた特別車両が宮城、岩手、福島の3県をまわるというものです。
集英社、講談社、小学館のコラボなんて胸熱じゃないですかー! 見たいー!!
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もし東北へお出かけするなら、移動時間の暇つぶしにマンガはいかがですか?
というわけで「マンガアプリ調査隊」のお時間です。今週も無料で読めるオススメの作品をご紹介していきます。今回のラインナップはこちら!
新連載! ハッカーの死が意味するものとは『誰が賢者を殺したか』
まず1本目は、少年ジャンプ+で7月21日から連載を開始した『誰が賢者を殺したか』です。
第1話を読んだ時点で、「ギューン!」と来るものがあったのでぜひご紹介したい!!
扉絵に書かれているコピーは「ハッカーの死を巡る近未来ミステリー」。
テクノロジーの発達した未来を舞台にしたSF作品です。
最初に出てくるのは、ネット上にしか友達がいない人見知り青年・溝呂木一馬(みぞろぎかずま)。
こういうタイプの主人公って最近多いよね~。と思っていたら……
場面はガラリと変わって、前時代的なアメリカへ。
ノエルという少女を中心にストーリーが進んでいくのですが、急展開に頭の中は「?」でいっぱい。これは過去? 仮想世界? さっきの青年とはどう繋がるの?
実はここは「アーミッシュ」たちの住む村。
アーミッシュとは移民時代の生活スタイルを保持して、農耕・牧畜による自給自足生活を行う人々たちのこと。(架空の設定ではなく実在しますよ!)
だからノエルたちは、時代設定とずれた雰囲気を漂わせていたんです。
ノエルは、崖から転落するという不慮の事故により父親を亡くしたばかり。
悲しみにくれる中、彼女の前にFBIからきたという男たちが現れ、父親の遺体を無理やり奪っていこうとします。
なぜ彼らは父親を狙うのか。
それは亡くなった彼が「賢者」と名乗るハッカーだったからだという。
アーミッシュの父親にそんな裏の顔があったことを知り、ノエルは驚きます。
なぜ父は死んでしまったのか。テクノロジーの発達した未来社会で、謎を追い求めるのは、文明と断絶した生活を送っていたアーミッシュの少女。
本来なら交わることのないこのミスマッチさが、これからどうなっていくんだろうと想像を掻き立てます。
冒頭の青年・溝呂木一馬との絡みも気になりますし、もう早く続きを読みたくて読みたくて……。ぜひチェックしておきたい新連載です。
今夜も「ぷしゅー」と呑もう。ドラマ&アニメ化された人気作『ワカコ酒』
すでにドラマ化、アニメ化がされていて知っているという方も多いかもしれません。
次にご紹介するのは、おひとり様OLの呑兵衛グルメマンガ『ワカコ酒』です。
ウェブコミックサイト『WEBコミックぜにょん』で配信中の本作が、comico PLUSでも配信を開始しました。
ストーリーらしいストーリーはなく、毎回居酒屋さんなどでワカコがツマミとお酒に舌鼓を打つ。ただそれだけなのに、なんか読みたくなるんです。
扱っているツマミに、極上なものなんか出てきません。鮭にだし巻き卵に焼き鳥に、「ザ・庶民」という感じ。
でも、妙に「シズル感」たっぷりで食欲をそそられます。
主人公のワカコは超デフォルメされているの反して、ツマミの描写はホカホカと湯気があがり、ふわふわと柔らかそうで、実に美味しそうで見ているとお腹がグーッとなりそう……。
もちろんお酒も「ナンチャラカンチャラ」みたいな小難しいカクテルなんぞは登場せず、ビールや日本酒と庶民のお口に合うものばかりです。親しみやすいぞー!
「ぷしゅー」はワカコの決めゼリフ(?)。お酒をグイっと飲んだあとに思わず声が漏れる感じ、わかります。
ワカコがとっても美味しそうにツマミとお酒を味わっているので、今度飲みに行くときはもっと味わってお酒を楽しもうと思えてきます。
いや、むしろ今から居酒屋行こうかななんて気分にさせられる罪深い作品です。
お酒好きにとっては、ある意味「閲覧注意」かも?
幽霊も、怪物も、人間も。世の中はオカルトに満ちている『死人の声をきくがよい』
夏限定で毎週1本ホラー作品をご紹介している『夏のホラーマンガまつり』。
4週目の今回ご紹介するのは、ディープなホラーファンにオススメしたい『死人の声をきくがよい』です。
マンガ雑誌『チャンピオンRED』で連載中の作品ですが、マンガボックスやLINEマンガでも配信されています。
死んだ人の姿が見える少年・岸田純と、幼なじみの幽霊・早川が遭遇する、奇っ怪な出来事を描いていく1話完結型の作品。
本作が描くのは、幽霊的な怖さだけに囚われません。
時には人間の持つ狂気に触れ、時には異型の怪生物に遭遇し、多種多様なエピソードが続々と展開していきます。幽霊、モンスター、UFO、都市伝説、なんでもござれ!
恐怖が支配する独特の世界観は実にパワフルで、ホラーファンにとってはとても魅力的に映るでしょう。
「黒」をふんだんに使った、絵のタッチも印象的です。
どこかホラー作品の巨匠・伊藤潤二先生を彷彿させ、たった一コマだけでも心に爪あとを残すようなインパクトがあります。
ホラーというよりも、「怪奇」「オカルト」という言葉の方が本作には合っているかもしれません。
ドロっとしたお話が好きなら、チェックしてみてください。
旅のお供に「マンガ」はいかが?
旅行に行くときには、できるだけ荷物は少なくしたいもの。移動中に読もうと思って本を入れると、意外と重くて嵩張ってしまいます。
その点、マンガアプリならスッキリ。旅のお供にはアプリだよ!
そんなこんなで、みなさんのマンガライフが充実しますように。また来週~!
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