「子どもは大人の真似をして育つ」とよく言いますよね。
たとえば子どもが一人で遊んでいる時よりも、親と一緒に遊んだ時の方が、ゲームを通して社会のルールを学んだり新しい発見を見つけたりします。おそらく親の行動や言動を見て、学習しているのでしょう。

25歳の僕もハマった! パパママでも楽しめる知育ゲーム5選

ですから、子どもと一緒に遊ぶ時はいやいやながら遊ぶのではなく、親であるあなたも一緒に楽しむのがイチバン!
でも、知育アプリを使って遊ぼうと思っても、なかなか親子で楽しめるアプリは見つかりませんよね。「大人も一緒に楽しめる」と銘打ってあるアプリはいっぱいあるのですが、正直言うと子ども向け過ぎて一緒には楽しめないものばかり……。
そこで、"本当"に大人も一緒に楽しめる知育アプリを、厳選して5つ紹介していきたいと思います。
どこか懐かしさも感じられる『わたしのはらぺこあおむし』
『はらぺこあおむし』と言えば、約50年も愛されているロングセラーの絵本。はらぺこあおむしにリンゴを食べさせたり、一緒にお絵かきしたりできる知育アプリです。

リンゴをあげると、一直線に向かいムシャムシャと食べていきました。
グラフィックにこだわっていて、絵本の世界の中にいるかのような独特な色使いが美しいです。

お絵かきゲームでは、絵の具の上をはらぺこあおむしが歩くと、歩いた所に色が付きます。立ち上がってこちらを見つめてくるのが、愛らしいですね。
他にも花を育てたりボール遊びをしたりと、色んなコンテンツが充実。子どもの知的探求心をさまざまな方法で、引き伸ばしてあげることができます。幼い時に絵本で見たキャラが、3Dで動く姿を見られるのは大人でも感動です。
水遊びでやりたい放題できる!『みずあそび5』
物理演算でリアルな水の動きを再現した、水遊びゲームです。いくら水遊びしても服や床がびしょびしょになることは無いので、片付けする必要はありません。

ペンで線を引くと、水の流れる道を作ることができます。ウォータースライダーを作ったりや貯水したりできるので、発想力を養ってくれそうです。

色付きの水を流すこともできます。「赤と青の水を混ぜるとどうなるか?」など試してみると、実験みたいで面白いですね。大人になって忘れていた探求心を呼び起こしてくれそうです。
ピタゴラ装置を3Dで再現できる!『ピタゴラン』
子どもだけでなく、大人も見入ってしまうピタゴラ装置。手の込んだギミックがあったりすると、思わず「お~!」って驚嘆してしまいます。そんなピタゴラ装置が簡単に作ることができるシミュレーションアプリです。

まず初めに、指でなぞって装置のルートを考えます。

次に区画ごとに、お気に入りのギミックをタップして選んでいきます。複雑な操作は一つもないので、子どもでも簡単に作ることが可能です。

作った装置は、3Dで動かすことができます。階段でのドミノや坂を下るビー玉など、面白いギミックはピタゴラスイッチに引けを取りません。子どもにピタゴラ装置を作らせて、一緒に作品を鑑賞してみては?
リズムゲームで親子の絆をつなぐ『おやこでリズムタップ』
知育アプリで音ゲーは珍しいですが、親子で力を合わせてクリアするタイプの音ゲーなんていかがでしょうか?

左の赤いレーンはパパかママ、右の緑のレーンは子どもがタップします。イメージとしては、ピアノの連弾をしているような感じです。

このアプリの凄いポイントは、楽曲の豊富さ。最近のPOPソングからアニメの主題歌まで、200曲以上を収録。有名なアーティストの楽曲もあるので、大人でも楽しむことができます。課金することで、200曲全てをアンロックすることが可能です。
激マズ料理を作ってみない? お料理ごっこ『Toca Kitchen 2』
食材を包丁で切って、炒めて、茹でて、つぶして……と自由度が高いクッキングゲームです。

骨付き肉のソテーと、お野菜の付け合わせを作ってみました。クオリティが結構高いので、料理をお手伝いしたい女の子にはきっと喜んでもらえるはず。

このゲームの面白いのは、美味しい料理だけでなくて激マズ料理も作れるところにあります。タバスコを何十回も振りかけて、キャラクターのリアクションを楽しんでみてください。バラエティー番組の罰ゲームみたいで、やんちゃな男の子も大人もみんな一緒に笑えます。
キモカワなキャラクターですが、『こびとづかん』みたいに意外と子どもたちのハートを掴むことができるのではないでしょうか。
■知育ゲームで楽しい時間を!
知育ゲームは「子供の能力を高めるゲーム」というイメージが強いですが、子どもと楽しい時間を過ごすためのツールとしても使うことができます。
今回紹介した知育ゲームは、どれも筆者(25歳)が遊んでみて「楽しい!」と思ったものばかり。童心に帰って、子供と一緒にゲームを楽しんでみてください!