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  • 紙資料を即テキストデータに。Google AIを使った『文字スキャン』の精度を検証

世の中には、文字をスキャンしてテキスト化してくれる便利なアプリがありますが、「どうせ誤字や脱字ばっかで、大したことないんでしょう?」と、精度を疑って使わない人も多いのではないでしょうか。

しかし最近、GoogleのAIを搭載した『文字スキャン』というアプリがリリースされたらしいのです。Googleと聞いて「これは信頼できそう」と思ったAppliv編集部。そこで今回、『文字スキャン』はどの程度正しく文字を読み取ってくれるのか、検証してみました。

『文字スキャン』が優れているポイント

・Googleの人工知能文字認識エンジンを使用しており、高い精度の文字認識が可能
・読み取った文字を、PDF化ではなく“テキスト化”してくれる。

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■アプリの簡単な使い方

文字を読み取りたい範囲を指定して、「テキスト変換」をタップするだけ。読み取ったテキストは、そのままメモやメール等に貼り付けることができます。

■今回の検証で読み取る文字

・パソコンで打ち込んだ文書
・様々なサイズ、フォントの文字が入り混じったチラシ
・丁寧に書いた手書きの文字
・咄嗟にメモした時のような、殴り書きの手書き文字

パソコンで打ち込んだ文書

まずはパソコンで打ち込んだ文書をスキャンしてみたいと思います。

▲使用するのは、手元にあった文書を撮影したこの写真。(企業名などを一部塗りつぶしてあります。)

■スキャンしてみると……

きちんと文書の最初から最後まできちんと読み取ってくれました。

細かく見ていくと、「ご自身で行って」という部分が「ごARTftつて」となっているなど、所々におかしな部分も。ですが全体的に見ると、およそ9割近い正解率。精度はかなり高めです。

■折りたたんで、クシャクシャにしたらどうなる?

綺麗な状態の文書はほぼ完璧に読み取ってくれることがわかったところで、今度は折りたたんで鞄に入れて持ち帰ったことを想定。先ほどの文書に折り目をつけて、クシャクシャの状態にしてみました。

いい感じにクシャッとなったところで、早速スキャン開始。

スキャンした結果

先ほどに比べてやや精度は落ちていますが、クシャッとなった影響は薄そうです。
しかし、折り目がついている部分のスキャン結果を見てみると……

^ Aaan-e-n-of届くので、保管しておく。

正しくは“申請者への決済結果メールが届くので、保管しておく。”です。さすがに折れて影になっている部分までは、正しく読み取ることができませんでした。

様々なサイズ、フォントの文字が入り混じったチラシ

では次に、様々なサイズ、フォントの文字が入り混じっているチラシをスキャンしてみましょう。

人間の目からすればなんてことありませんが、機械にとっては中々ハードルが高そうですよね。これが正しくスキャンできれば中々のものだと思いますが、果たして……?

スキャンした結果

おお! 見てください、このように画像下の方の小さな文字までバッチリ読み込んでくれて、文字の正解率も8割近く……と言いたいところですが……

チラシの一番上のこの部分。アプリでスキャンすると、次のように読み取られてしまいました。

本来であれば、「auユーザーに朗報!」「au WALLETカードに……じぶん銀行がおトク! この機会に……」と読み取って欲しいところですが、機械は律儀に左から右に読み取っていくのでこのような結果に。
「あぁ、これが機械の限界か」と思わた方もいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫です。この現象にはちゃんと対応方法があります。
それは……

このように、ブロックで読み取る範囲を細かく区切ってしまえばいいんです。すると……

この通り。文章が正しく整理された状態での読み取りに成功しました。

丁寧に書いた手書きの文字

プリントされた文書はひと通り終わったので、今度は手書きの文字をスキャンしていきます。今回は鉛筆やシャーペン、筆ペンなど、色々な筆記用具で同じ文章を書いて検証していきます。

■鉛筆

スキャンした結果↓

「Appliv特集文宇スキャンの精度と検証!」

■シャーペン

スキャンした結果↓

「APPん骸え宇スキャンの精度と検証!」

■ボールペン

スキャンした結果↓

「AFphv將霁文守スキャ の米看度を検証!」

■色ペン

スキャンした結果↓

「Areliv褓文宇スキャンの精度を検証!」

■筆ペン

スキャンした結果↓

「APP1~特集妇又ーンの精度を検証!」

ご覧のような結果になりました。正解率は鉛筆が頭一つ抜きん出ていて、後はどっこいどっこい。”特集”という複雑な文字がやはり鬼門です。

咄嗟にメモした時などの雑な手書き文字

先ほどの手書き文字はまずますの正解率でしたが、普段メモを書く時などはあそこまで丁寧に文字を書くことなんてほぼありません。ということで、次は咄嗟にメモした時のような、殴り書きの文字をスキャンしてみたいと思います。

■鉛筆

スキャンした結果↓

Areliv q4RPAp29て皾と検证!

■シャーペン

スキャンした結果↓

A rpr-r:特茱文宇ス7ャンn /L2碇고!

■ボールペン

スキャンした結果↓

Apple︶ 4手果文字2frent骸と稼証!

ということで、まったくもって意味不明ですね……。
やはり適当に書いた字では、きちんと読み取ってくれないようです。

【検証結果】プリントされた文書には強いが、手書き文字には弱い

ということで、以上で検証は終了となります。

プリントされた普通の白黒の文書に関しては、全体を通して8~9割くらいの正解率を誇っていたので、実用性は十分アリ。仕事の資料や学校のテキストをスキャンしたい人には便利でしょう。

しかし手書きの文字に関しては、まだまだ発展途上といった感じ。手書きの文字を読み取りたいという人にとっては、要望を満たせないかもしれません。

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この記事を書いたライター

あつし

Applivのライターをやってます。本業は俳優・ナレーターです。
好きなものはビールで、嫌いなものは発泡酒。と、あとセロリ。