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暑い日が続いております、皆さんいかがお過ごしでしょうか。拭いても拭いても流れる汗、焼ける肌……。こうも暑いと、日差しが恨めしくなってきますよね。私は日傘が手放せない主義なんですが、さしてない時の傘って邪魔になってしかたがないものです。

なんとか日陰だけを歩けないものか。今回紹介するのが、日陰だけを歩けるルートを探してくれる「inShade」というアプリ。本当に日陰だけを歩けるのか? 五反田の会社から高輪台駅まで歩いて検証してみました!

inShadeとは?

現在地から行き先までのあらゆるルートの中から、「日陰面積」の最も大きいルートを計算し、表示してくれるアプリ。現在は東京都23区内で限定公開されている。

最短ルートと日陰ルートを両方表示してくれる。

■検証方法

行きと帰りで、それぞれ最短(日向)ルートと日陰ルートを歩きます。各ルートで、どれだけ日にあたったのか。ストップウォッチで秒数を測定して検証します。

現在午前の10時。青色の日陰ルートは徒歩「12分」、オレンジ色の最短ルートは徒歩「9分」と出ています。日陰を重視する分、少し遠回りになってしまうようです。

では気温に負けないよう、気合いを入れて出発。

■行きの最短(日向)ルート

日陰ルートは大通りを差していたのに対し、最短ルートは住宅地を横切る案内になっています。日陰はありますが、範囲が狭めです。


住宅の影から、自分の頭の影がはみ出すことが幾度かあり、日傘はさしっぱなしです。

高輪台駅に到着。途中から日陰ルートと合流するのですが、その道からは日傘はいらないほど日陰がありました。

行きで日向を歩いた時間は、2分32秒7でした。

■帰りの日陰ルート

帰りに日陰ルートを通って会社へ戻りました。

本当に日陰しか歩いてません! 建物の隙間から少し日が差し込む程度なので、日傘をささずに歩くことができます。

おまけに日陰の範囲が大きいからか、最短ルートよりも気温を涼しく感じることができました。汗もあまりかかずに、とても快適に歩けます。

地図上で、青い線が道路を横断して表示されていますよね。実はこれ、どちらの歩道を歩けば日陰を通れるかを案内してくれているのです。

途中の路地に入ると建物が低くなり、大通りよりも影が狭かったです。ですが、ルートに従うとずっと日陰を歩くことができました。しかし、歩行距離が伸びた分、日差しにあたる時間も増えてしまいました。

帰りで日向を歩いた時間は、2分43秒8でした。

■結果、アプリを使っても使わなくても大差はなかった

日向を歩いた時間は、行きは2分32秒7、帰りは2分43秒8でした。

建物が多い場所だと、最短ルートでも日陰が多くできてしまうんですね。最短ルートと日陰ルート、どちらを歩いてもあまり変わらない結果となってしまいました……。

■日陰をできるだけ長く歩きたいとき、役に立つ

東京23区という都会ではビル街や住宅街等の建物が多く、最短ルートを通っても日陰が多くできてしまいます。

通勤通学では、あまり必要ないかもしれません。ですが、日陰をできるだけ長く通りたい時……たとえばジョギングや、ポケモンGOでポケモン散策する時は実用性がありますね。

まだまだ暑い日が続きますが、皆さん少しでも涼しくお過ごしください。

inShade

Hajime Hirono

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