どうも、Applivライターのあつしです。前回『料理が3倍おいしく見える写真を撮影する企画』をやったのですが、その時に撮った写真がAppliv編集部で結構評判になったんです。

松屋の牛丼を、どれだけインスタ映えできるかチャレンジしてみた。
「えっ、これホントに○○さんが撮ったんですか!?」「へぇ~、めっちゃ美味しそうですね!」などなど、皆さん僕のことを褒めてくださったのですが、その中にこんな事をおっしゃった方がいらっしゃいました。
「へぇ~、すごいですね。これならもっと庶民的な食べ物でも、インスタ映えさせられるんじゃないですか? 例えば、”牛丼”とか?(ニヤニヤ)」
筆者「………………」
筆者「えっ?」
牛丼をどれだけインスタ映えさせられるかチャレンジ!
というわけで、その人の一言がそのまま企画として成り立ってしまったのが、今回の企画「牛丼をどれだけインスタ映えさせられるかチャレンジ!」です。
未だかつて誰もやった事がないであろう前人未到のこの企画。胸の中は不安だらけですが、早速会社の近くにある『松屋』に足を運んでみました。
インスタ映えするグルメ写真とは……?
彩り豊かでデザイン性に富み、視覚的に楽しめる。「美味しそう!」とか「オシャレ!」とか思わず言いたくなる。フィルタやぼかしで加工してある。
そんなグルメ写真のことを言う。
またインスタは正方形の写真が主流なので、この企画で撮る写真も最終的には正方形のものにする予定。
■とりあえず、見様見真似で牛丼を撮ってみる。
とりあえず『松屋』に来て『牛めし』を頼んでみたものの、牛丼の写真なんて撮ったことがないのでどう撮ればいいか迷う筆者。とりあえず、よく見かけるメニューの写真風に撮ってみました。
……うん。なんていうか、悪くはないけど普通です。これをインスタに載せたら友達から「なんでそんな写真をわざわざ載せた?」「松屋の回し者か!」って言われるでしょう。
牛丼なんてみんな見慣れていますから、わざわざインスタに載せるなら、目新しさがあるとか、オシャレと思わせるとか、美味しそうって思わせるとか、”なにか”が無いとダメですね。
■今度はインスタの定番、真上からの撮影!
そこで今度はインスタらしく、真上から牛丼を撮影してみることに。
インスタ定番の真上から撮った写真って?
出典:http://www.recipe-blog.jp/profile/33040/blog/14606566
こんな感じの写真。真上から料理全体を撮ることで、料理人の盛り付けへのこだわりを細部まで写すことができる。
「……茶色っ!」
さっきの写真でなんとなく分かってはいたのですが、茶一色で色味が全くありません。
その後、付け合せの味噌汁と一緒に撮影してみるも……
この時筆者は心の中で叫びました「味噌汁、お前もか!!」と。主に唐揚げやウインナーで構成された、お母さんの手抜き弁当並に茶一色ですね。
そもそもインスタでよく見かける真上からの写真は、彩り豊かで目で見るだけでも楽しめるものばかり。ただの牛丼だけでは明らかに限界があります……。
それではここで一度、今までに上がった問題点を整理しておきましょうか。
問題点
・メニュー写真のような撮り方では、目新しさがない。
・彩りがない。(視覚的に楽しめない)
問題点を踏まえて、改めて撮影開始!
とにかく彩りを付けるべく、トッピングを施してみましょう。紅しょうが先生、とうとうアナタの出番ですよ。
あまり平べったくなると立体感が出ず、イマイチ美味しそうに見えないので、ちょっとこんもりするように盛り付けました。
「これってただの美味そうな牛丼写真であって、”インスタ映え”しているわけじゃないよね。」
狙うのはあくまで”インスタ映え”。オシャレな1枚を撮りにいく
牛丼にあまりに色味がないせいで、本来の方向性を見失いかけていた筆者。(ただの言い訳) さすがに茶色とピンク色だけでは限界があるということで、ネギと大根に助けを請うことに。
そう、次に筆者が撮影したのは「おろしポン酢牛めし」です。
じゃん! 構図はバッチリですね。あとは加工で、どれだけインスタ映えさせられるかにかかっています……。
4種類くらいのカメラアプリを試して、最終的に『Rookie』の「DREAMY」というフィルターをチョイスしました。
■”普通の牛丼”ではインスタ映えは無理!
というわけで、今回のチャレンジは終了。最後の写真がインスタ映えしたかどうかは判断する人によると思いますが、今回1つだけはっきりした事は「普通の牛丼でインスタ映えを狙うのは無理!」ということです。
ここからは筆者の振り返りになるのですが、今回の企画は撮影するのが非常に恥ずかしかったです。まあ当たり前ですよね、牛丼チェーンで牛丼の写真を撮ってるヤツなんて見たことありませんもの。そりゃあみんなに変な目で見られますよ。
しかしそんな時に筆者の心強い味方だったのが、無音カメラ『StageCameraHD』。こいつのお陰でどれだけの視線から守られたことか。本当にありがとうございました。