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  • 音楽プレーヤー『Cesium』徹底レビュー。iOS10ミュージックに不満なら買うべき?
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先日リリースされたiOS10アップデートにより、ミュージックアプリに大幅な変更が見られました。ですが、今までのミュージックアプリのUIと大きく変更されたため、「使いづらい……」という方も多いのではないでしょうか?

そんな中注目を集めているのが『Cesium』という音楽プレイヤーアプリ。そこでこの記事では、iOS10のミュージックアプリ(以下『iOS10』)と『Cesium』と徹底比較。使い心地や機能の違いなどを細かくレビューしていきます。

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『iOS10』&『Cesium』徹底比較!

今回は音楽プレイヤーとして外せない機能である、

①再生画面
②ライブラリ画面
③編集機能

の3項目に焦点を当てて、『iOS10』と『Cesium』それぞれの機能を中心に比較を行っていきます。

①再生画面の比較

まずはミュージックアプリにおいて最重要項目である「再生画面」の違いについてです。

『Cesium』ではサードパーティ製の音楽プレイヤーにありがちな、「曲の変わり目で音が途切れる」といった不具合もなく、聴き心地も『iOS10』と大差ありません。

ですが『iOS10』の場合、シャッフル・リピートの切り替えボタンや再生リストは再生画面を下にスクロールさせなければ表示されません。

一方で『Cesium』は、1画面にシャッフル・リピート・再生リストがスッキリとまとめられています。これならシャッフル・リピートを1画面内で完結させるといった、iOS9までの操作感で使用できるでしょう。

『Cesium』では、トラック詳細もチェック可能

再生画面には、再生中楽曲の情報をチェックできるトラック詳細ボタンも配置されます。

トラック詳細では「アーティスト」「アルバム」といった情報が表示されるだけでなく、タップした情報のライブラリに飛ぶことが可能。

たとえば全曲シャッフル中に流れた曲のアーティストをもっと聴きたい! なんて時も、スムーズに該当するアーティストのライブラリに移動することができるでしょう。

次に見ていくのが「ミニプレイヤー」機能。
『iOS10』と『Cesium』のミニプレイヤーではそれぞれ2つのボタンが割り振られています。

しかも『Cesium』では、ボタンの割り振りを5種類の中から自由にカスタマイズ可能。
「シャッフルの切り替えを頻繁に行う」「再生リストをよく覗く」など、自分の視聴スタイルに合わせてボタンをカスタマイズできるのは、うれしい機能です。

iOS10の煩わしい操作をストレスフリーに

シャッフル・リピートの切り替えをするのにスクロールが必要な『iOS10』に対し、『Cesium』では「1画面で完結できるUI」が特徴的。

またミニプレイヤーのカスタマイズやトラック詳細で、従来のiOS標準機能では手間だったアクションを省略できるなど、非常にストレスフリーな使用感です。

②ライブラリ画面の比較

次は再生画面と同じくらい重要な項目である「ライブラリ画面」の比較です。

『iOS10』では「プレイリスト」のタブが撤廃され、すべての楽曲データを「ライブラリ」管理するスタイルに。iOS9以前とは違い、楽曲を探すときに「ライブラリをタップ」というアクションが追加され、「使いづらさ」の原因となる箇所です。

一方で『Cesium』は「アーティスト」「アルバム」「曲」「プレイリスト」の4項目をタブで管理。どの画面からでも、タブをでスムーズにアクセスすることができるのは、うれしいポイントです。

また『iOS10』で大きく変わったのがアルバム表示。
アートワークを主体としたサムネ表示になり、見やすさはアップしました。ですが表示サイズが大きく、データが多くなるほどスクロールの手間が増え、目当ての曲を探すときのストレスが増した印象です。

一方で『Cesium』のアルバム表示は、iOS9以前のようなリスト表示。アップデート前と変わらぬ操作感で、曲探しで感じるストレスもほとんどありません。

さらにiOS10のアップデートにより、アーティストアートワークにも若干の変更が見られ、Apple提供のアーティスト画像しか表示されなくなりました。

ですが『Cesium』ではiOS9までと同様に、楽曲データ内のアートワークを引用して表示させることが可能。Apple提供の画像は表示されませんが、視覚的にパッとお目当てのアーティストを探すために、アートワーク表示は大切な機能です。

●Apple Musicもコンピレーション表示も。『iOS10』の機能も余さず網羅

設定から「iCloudアイテム表示」をONすると、Apple MusicでDLした楽曲・iTunes Storeで購入した曲など、「iCloudミュージックライブラリ」内のデータを『Cesium』に反映させることができます。

また、アルバムアーティストでまとめたコンピレーションアルバムも、しっかりとアーティスト単位で表示することが可能。

『iOS10』では「オンラインデータの反映」「コンピレーションアルバム表示」などは当たり前にできますが、サードパーティ製音楽プレイヤーでできない……というのはよくある話。こうしたiOSプレイヤーで使える機能を、『Cesium』でしっかりとサポートできているのはお見事です。

使い勝手を良くする機能が、スペースの無駄がなくコンパクトにまとめられる

ライブラリのタブ表示やアルバムのリスト表示など、限られたスペースで使い勝手を良くする工夫が随所に設けられているのが『Cesium』の特徴。

他にも「iCloudミュージックライブラリ」内のデータ反映・コンピレーションアルバム表示などサードパーティ製プレイヤーでありながらも、iOSプレイヤーと変わらぬ機能面も魅力の一つです。

③編集機能

最後に比べていくのは、プレイリスト編集やレート管理といった「編集機能」です。

★の数からプレイリストを自動で作成するなど、お気に入りの曲をまとめるのに便利なレート機能。ですがiOS10では、これまで編集可能だったレート設定が一切編集できなくなりました。

一方『Cesium』は、トラック詳細からレーティングが可能。もちろんiTunesと同期した際にスマホでしたレート設定もPC側に反映されるので安心です。

ここまで完璧ともいえる機能を誇った『Cesium』ですが、欠点が一つ……。それは「プレイリストの作成・編集」です。
『Cesium』ではプレイリストの新規作成や曲順変更といった編集は一切できません。
「アルバムごと」「アーティストごと」といった並び替えはできるのですが、細かいプレイリスト編集をするためにはiTunesや『iOS10』を利用する必要があります。

編集機能は『iOS10』との使い分けが必要

『iOS10』で使用できなくなったレーティング機能に対応しているのは、非常にうれしい配慮です。
ですがプレイリスト編集できないといった欠点も……。プレイリストを作成するときは「iTunesや『iOS10』を用いるといった使い分けが重要となります。

iOS10のミュージックアプリが不満なら、絶対買うべき!

『iOS10』になったことで変わった部分を補う「シャッフル・リピート切り替え」「ライブラリのタブ表示」だけでなく、「再生画面のカスタマイズ」や「トラック詳細」など、使い心地を向上させる独自機能もあり、非常にストレスのない使い心地という実感でした。
もちろん「プレイリスト編集ができない」というデメリットもあります。ですが、そうした欠点を考慮しても、「『iOS10』と比べ物にならないくらいストレスフリー!」というのが筆者の感想です。

iOS10の新しくなったミュージックアプリに満足できないという方は、購入しても間違いないアプリです。

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