今、面白い無料マンガはコレだ！ "死"のカウントダウンに抗え『生者の行進』他2作品

現在は第2回の三次審査中で、ノミネート作品を読んで「いいジャン！」（”いいね”的なもの）をすることで好きな作品に投票することができます。

このノミネート作品の中で筆者が特に気に入ったのが、今回ご紹介するホラーマンガ『生者の行進』です。

霊感の強い主人公・吉川泪（るい）は、ある日バイト先のコンビニで”明らかな狂気”を感じるい異形の怪物を目撃する。

「あの女子高生はあんなのに憑かれて大丈夫なのか？」

心配をするものの、僕には関係ないといつものように見て見ぬフリをしてやり過ごしてしまう。

翌日、泪は女子高生が通り魔に惨殺されたというニュースを耳にする。

被害者は、あの恐ろしい怪物に取り憑かれていた女子高生だった。

怪物は事件と何か関係があるのか……？

そして最悪の事態が起こってしまう。幼馴染のまどかに、あの怪物が取り憑いていたのだった。

「ナナ」「ロク」と1日ごとにカウントダウンをする背後の怪物。おそらくゼロになったときが、まどかの命が終わるとき。それまでに泪は一体何をできるのか……。


次世代を担うルーキーの作品とあって、絵に関して言えば連載作品と比べるて少々見劣りする気もします。（特に2話以降はほぼ下書きの状態）

しかし、お話のプロットは完璧！ 主人公の過去に関するエピソードや、女子高生惨殺事件を追う刑事との関係など、3話までしか読めないにもかかわらず世界観に大きな広がりを感じます。

タイトルで「生者」と「聖者」をかけているのも、なんかニクイ！ 今後の展開でその理由がわかるのかもと思えて、続きが気になって仕方がありません。

ぜひ連載してほしいので、読み終わったあとに即「いいジャン！」を押してしまいました。

あなたの投票が、次世代の人気マンガ家を誕生させるかもしれません。興味のある方は「連載グランプリ」をチェックです。投票期間は11月30日（水）まで！

作者兼主人公のごまきちさんの相棒は、オオタカの「師匠」。

ごまきち＆師匠のコンビが、普段どのように狩りを行っているのかを、鷹狩り豆知識を交えながら描いている作品です。

鷹狩りをやっているなんて、さぞかし俗世から離れた生活を送っている人なんだろうなと思いきや、そんなことはありません。

なんと、名古屋から電車で10分程度のところで生活されているのだとか。鷹狩りって意外と都会でもできるんですね。

本作の1番の魅力は、猛禽類を始めとした動物たちのイラスト。

さすが日々鷹と触れ合う生活を送っているだけあって、作中で鷹さんたちは躍動感たっぷりに描かれています。
Twitterのマンガというとラフなタッチの作品が多いですが、本作は細かく丁寧なタッチが印象的です。

巷ではフクロウカフェができるなど、猛禽類が密かなブーム。猛禽の持つ鋭い目つきと可愛い顔つきに、魅了されている方も少なくないのでは？

そんな猛禽ファンはもちろん、まだ触れたことがない方も、この作品でぜひ猛禽類の魅力にハマっちゃってください。

※アプリはiOS版のみです。Androidユーザーはツイ4公式サイトで読むことができます。

主人公の国木 美沙緒は引っ込み思案で、友達付き合いの苦手な女子高生。転校してきてから1ヶ月経ってもクラスに馴染むことができず、イジメのターゲットとなっていた。

その状況を救ってくれたのは、頭脳明晰、スポーツ万能でおまけに美人という、学園中の注目を集めるクラスメイト・真木 冴（さえ）。

美沙緒に対するイジメを冴がやめさせたことをきっかけに2人は友達となり、いつも一緒に過ごすようになる。

美沙緒の表情には笑顔が戻った。

しかし、そんな美沙緒の元にある日「真木冴と縁を切れ」という謎の手紙が届く。

なぜ？ どうして？ 冴ちゃんは優しい友達なのに……。

しかし、美沙緒はその理由に次第に気づきはじめる。

冴以外からの遊びの誘いは全て断らなければいけない、買い物では冴が勧めたもの以外を買ってはいけない、メッセージの返信は既読になってから1分以内にしなければいけない……。

冴の要求が日に日にエスカレートしていき、その異常な”友情”に美沙緒は恐怖するようになっていく。

そして美沙緒の前に、「今のキミの状況を知っている者」が現れ……。

女性が女性を執拗に追い求めるという構造ゆえに、作品全体が妖しい雰囲気を放っています。

2人の友情はどこに行き着くのか。ドロッと黒い感情が渦巻くストーリーに、ゾクリとしながらも引きこまれてしまうでしょう。

今週はここまで！ みなさんのマンガライフが充実しますように。また来週～！


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