『Prisma』の大流行により、すっかり人気となった「絵画風加工」。ですが、そんな『Prisma』以上の加工をしてくれるアプリがあったんです。それが今回レビューする『BeCasso』。
Prismaで物足りないなら使うべき!『BeCasso』の加工が優秀すぎる3つの理由
最終更新日:2016年12月20日
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そこで今回は『BeCasso』と『Prisma』を徹底比較してわかった、『BeCasso』が優秀すぎる3つの理由を紹介していきます。
『BeCasso』&『Prisma』を徹底比較
『BeCasso』と『Prisma』の違いを明らかにするために、加工アプリで重要な
①収録フィルタ数
②フィルタの調整機能
③加工にかかる時間
の3項目に焦点を当てて徹底比較! 『Prisma』で満足できない人は、なぜ『BeCasso』を使うべきなのかを明らかにしていきます。
①「収録フィルタ数」の比較
写真加工アプリで最も重要ともいえる機能が「フィルタ」。そこで最初は、『BeCasso』と『Prisma』に収録されるフィルタの数を比較していきます。
『Prisma』に収録されるフィルタは全部で「41種類」。
一方で『BeCasso』には、3つのテイストのフィルタが収録されており、その数はそれぞれ
①筆のタッチ「17種類」
②色味「21種類」
③キャンバスの質感「10種類」
となっています。
一見すると『BeCasso』には収録フィルタが「48種類」と、さほど2つのアプリでフィルタの数に差がないように見えるでしょう。
ですが『BeCasso』では、3フィルタを自由に組み合わせることができるのです。ということは使用できるフィルタ数も「筆のタッチ(17種類)」×「色味(21種類)」×「キャンバスの質感(10種類)」の3570通り! 単純に『Prisma』の約87倍のバリエーションとなるのです。
総評:「タッチ×色味×質感」の組み合わせで、理想のフィルタに
もちろん『BeCasso』では最高で3回フィルタ指定をしなければならない分、「カンタン加工」という面では『Prisma』に分があります。
ですが、あらかじめ決められたテイストの加工しかできない『Prisma』とは違い、『BeCasso』では「筆のタッチは好きだけど、色が好きじゃない……」と細かいニュアンスで妥協することはほとんどナシ。自分の理想をとことん追求できるという点で、優れていると言えるでしょう。
②「フィルタの調整機能」の比較
『Prisma』ではフィルタの濃淡を調節することが可能。
一方『BeCasso』では、明るさ・彩度といった「色調補正」や、タッチの荒々しさや凹凸を選んだフィルタに施すことができます。
さらにフィルタを部分的に施さない「非フィルタ設定」も『BeCasso』の方が一枚上手。
『Prisma』非フィルタ設定は3種類の中からしか選べないのに対し、『BeCasso』ではなぞった部分を非フィルタに設定することが可能です。
『Prisma』では、加工映えさせるための構図が限られていますが、『BeCasso』では、写真の構図を気にせずに自由自在な加工が可能。
上の画像のように、空だけを絵画風にするといった一癖ある絵画風の加工をサポートしてくれるでしょう。
総評:「細かい微調整」で、理想の加工をとことん追求できる
『Prisma』では筆のタッチや明るさ調整などはできなかったのに対し、『BeCasso』では本格的な調整を施せるのが特徴。
もちろん「ワンタップで加工」といった手軽さはありませんが、『Prisma』でやりたくてもできなかったワンランク上の加工をするなら、もってこいの内容です。
③「加工にかかる時間」の比較
ここまで『BeCasso』が良い結果となっていますが、アプリがサクサク動いてくれなくては、日常的に使うのを敬遠してしまいますよね。
そこで最後の比較は「加工にかかる時間」の比較です。
上の動画のように、『Prisma』では加工の際「約10秒」で加工処理を施すといった結果になりました。
一方で『BeCasso』はというと……なんと1秒足らずで加工を施す結果に。
もちろん3つのフィルタを使用する場合は、3倍の時間がかかってしまうことになりますが、それでも『BeCasso』の方が、圧倒的なスピードでサクサクと加工できてしまいます。
総評:多くのフィルタを試してもストレスフリー
「このフィルタがイイのかな? それともさっきのフィルタの方が……」のように、アレコレ試したいと思うのは当然です。そんな時に加工が遅くては、いろんなフィルタを試すのも面倒になってしまいますよね。
その点『BeCasso』は、加工速度が素早くストレスフリー。多くのフィルタを試して、思想の加工を追求することができるでしょう。
『Prisma』以上の写真加工をしたいなら、『BeCasso』で決まり!
『Prisma』の約87倍のフィルタ数、筆のタッチや写真全体の色味を調節、さらには加工速度など、紹介した3つのポイントを見れば『BeCasso』の方が優れてるということができるでしょう。
ですが『BeCasso』では、『Prisma』のような
「ワンタップである程度の加工をする手軽さ」は無い
と考慮しておかなければなりません。
もちろん『BeCasso』でもフィルタを施すだけの加工はできますが、1つのフィルタを施した際の完成度は、『Prisma』よりもはるかに劣ります。
ですが、3つのフィルタに細かく加工を施せば、立場は逆転。『BeCasso』は『Prisma』では決してできなかった加工までもサポートしてくれるでしょう。
このように
『Prisma』→お手軽な絵画風加工
『BeCasso』→『Prisma』の加工じゃ満足できない人
と、絵画風加工に求めるクオリティに応じたアプリを使うことが重要。
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