ホラー系が苦手な方は今すぐ回れ右をしてください。
注意しましたよ? 大丈夫ですか?
実は”超”怖いホラーゲームを発見してしまったのです……。その名も『友引道路』。怖すぎると話題を呼んだホラーADV『無影灯』のゲームメーカーが放つ新作です。
ホラーファンも戦慄する『友引道路』。ひたひたひた……背後に……
最終更新日:2017年01月28日
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SFCの弟切草でホラーに目覚め、クロックタワー、トワイライトシンドローム、SIREN、零……と様々なホラーゲームに触れてきた筆者ですが、ヒュッと心臓を掴まれるような恐怖を確かにこのゲームから感じました。
「歩く」ことが怖くなる。今までのスマホゲームにはない本物の恐怖を堪能できるでしょう……。
ゲームシステム
ゲーム開始早々、詳しい説明もなく「入ったら二度と出られない道路」に迷い込んでしまうプレイヤー。
なぜこんなところに……。わけがわかりませんが、いかにも何かがでそうな真っ暗な道を恐る恐る進んでいくしかありません。
すると……、あれ……?
自分の足音とは別に、もうひとつ足音が……?
だんだん足音が大きくなってきたような……。
後ろから聞こえる?
振りむくと、
そこには、
!?!?!?!?!?!?!?
いやああああああああ!!!!!!
本作は背後から追いかけてくる呪いの人形から逃れながら、真っ暗な道路からの脱出を目指すゲームなのです。
基本のクリア条件は、ステージ毎に設定された残り時間が00:00になるまで、ひたすら歩いて生存し続けること。
残り時間が00:00になると、ループが消滅して出口が出現。この状態で道路の終わりまで歩ききることができればクリアです。
しかし、もちろんそんな簡単に出口にはたどり着けません。歩いていると後ろからひたひたと人形の足音が近づいてきます。追いつかれてしまうとゲームオーバーなのですが、背後にライトを向けて照らすと人形の動きを一時的に止めることが可能です。
人形の動きは肉眼では見えないようになっています。頼りになるのは耳だけ。足音が大きくなったら、見た目に惑わされずとにかくライトで動きを止めましょう。
もし追いつかれてしまうと……
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『友引道路』のここが怖い!
ヘッドフォン推奨。逃れられないサウンド演出
先程も言ったように、人形の接近を判断する材料は「足音」だけ。
他のホラーゲームではサウンドをオフにしてしまえば、かなり恐怖演出をスルーすることができます。しかし、本作ではそれが許されません。
人形から逃れたければ耳をすませるしかない。でも静けさの中に響く足音が怖すぎる。耳をふさげば人形に捕まってしまう。もう八方塞がり!! なんともいやらしいシステムです。
ヘッドフォンを装着すると足音を聞き取りやすくなりゲーム攻略が有利になりますが、もちろん怖さも倍増。重要な要素が切っても切れない関係になっているというのは、やられたー!! と言わざるを得ません。
絶望の数秒間。人形は急には止まらない!
もうひとつ恐怖を煽るポイントが、人形の対処方法。人形を止めるためにライトを点けますが、点けたからと言ってすぐに止まってくれるわけではありません。
人形を止めるためには、光を数秒間当て続けなければいけないのです。
後ろを振り向いてライトを点けても、「ひたひたひたひた……」と着実に近づいてくる足音。
止まれ止まれ止まれお願いお願いお願い……! と祈らされる時間が、必然的に発生するのが実に憎たらしい。本当に悪趣味なゲームですよ!(褒めてます)
その場にいること自体が怖い!
スマホのホラーゲームというと、脱出ゲーム的な作品が多数派。探索がメインで、ときおり発生する恐怖演出にキャーっとなるというシステムはよく見ますよね。
そういったゲームの場合、何も調べなければ恐怖演出が発生することもないため、意外と心落ち着いた状態でプレイできます。
しかし本作は、ゲーム開始からもう息をつく暇はありません。数分間の命をかけた鬼ごっこが始まります。
本当に恐ろしい何かに追われているような緊張感。焦り。恐怖。
歩いていること自体が怖いというのは、他にはない本作ならではの体験です。
攻略ポイント
では最後に、これからプレイするという人のために、攻略ポイントをお教えしましょう。
ライトはこまめに消せ!
ライトには電池の概念があり、有限です。点けっぱなしにしておくとすぐに電池がなくなってしまうので、こまめにオフにしましょう。
広告動画は積極的に見ていこう
両脇の壁に貼ってある張り紙の中に、時折不思議な張り紙が混ざっています。これに出会うと、広告動画を見ることで電池の残量を最大まで回復することが可能です。
普通にプレイすると、電池はクリアまでにギリギリなくなるくらいの絶妙なバランス。縛りプレイのようなこだわりがなければ、動画を見ておくとクリアが楽になります。
初めて体験する恐怖をあなたに……
初めてプレイするときは絶対に「怖い」と思える良ゲームです。
ゲームオーバーの瞬間は、思わず声が出てしまう人もいると思うので、電車やカフェでのプレイはオススメしません!
ただ、ステージが6つとゲームボリュームが少ないのが少々残念ではあります。もし続編があるなら、マップやクリア条件のボリュームアップに期待したいですね。
夜道を歩くのが嫌になりそうな新感覚の恐怖体験、ぜひ味わってみてください。
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