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毎日幾百ものアプリが配信されるアプリストア。リリース前から注目を浴びる大作もあれば、ひっそりと消え行くアプリも……。

今回は『ブラインドウィッチ -Peek Window-』を特別に紹介。個人制作ながら、ストーリーやシステムには目を見張るものがあり、アプリの波に埋もれさせてしまうには惜しい一作です。

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盲目の少女が、「他人の目を借りる」力で魔女の塔の最上階を目指すアドベンチャー

『ブラインドウィッチ』は、盲目の少女が、視力を得るために魔女の塔の最上階を目指す3Dアドベンチャーです。魔女から授かった「他人の目を借りる」というシステムが斬新。

また、ストーリーにも力が入れられています。少女視点で語られる赤裸々な物語が、ゲームに深みを与えています。

▲他者の目を借りながら、先へ進んでいく。

ストーリー:世界を見たい。盲目の少女の、儚く尊い願い

生まれながらに盲目の少女。周りに支えられながらも「世界を見ること」に憧れていた彼女は、回復魔法を専門とする魔女の館を訪れます。

▲詩的な文章が世界観の演出に一役買っている。

▲魔女の館を訪れた少女。そこで手にしたものは……。

そこで魔女から授かったのは、”他者の目を借りる力”。初めて世界を目の当たりにした少女。しかし、彼女の願いは自分の目で世界を見ること。魔女は言います。最上階にいる自分の所まで辿り着き、少女も魔女になれば、本当の目を手に入れられるかもしれないと。

少女の、”世界”を手に入れるための、儚く、そして尊い物語が始まります。

システム:他者の目と、自らが感じる気配を頼りに館を進んでいく

メインのゲームは3Dのアドベンチャー。部屋にある鍵を拾い、出口を目指して館を進んでいきます。ルールは簡単ですが、少女は盲目であるため、館の住人以外の気配を感じることはできません。そこで、館の住人の目を借りて、館の構造や自分自身の位置を確認しながら進んでいくのです。

▲住人の目を借りながら館を進んでいく。少女を見失わないよう注意。

完全個人制作ながら、丁寧に作り込まれたクオリティの高さに脱帽

本アプリは完全個人制作との事。しかし作り込みが丁寧で、個人制作にありがちな安っぽさは感じません。ステージが全部で3つと少ないのが残念な所ですが、その分ステージの質は高め。特に最終ステージの書物庫はかなりの難易度を誇ります。

果たして、少女は本物の目を手に入れられるのか、その結末をぜひあなた自身の目で確かめてみてください。

▲少女視点の時に見られる赤い気配は危険な住人。これに触れるとゲームオーバーとなるため、避けながら進む必要あり。

少女視点だとほとんど何も見えず、住人視点は見える代わりに視点の融通が利かない。この不自由さが少女との一体感を演出しており、独特の操作感を実現しています。

見えない心細さと、見えても視点を自由に動かせないもどかしさを感じながら、最上階を目指してみて下さい。

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Sho Shinozaki

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