アニメ『イケメン戦国』第九話レビュー。元就の棒火矢が、武将たちを襲う！

海に潜って、お祭り男が投げたお宝を探す武将たち。三成がヒトデを見つけてテンションが上がっている中、謙信がはやくもお宝を見つけました。しかし、お宝は「ばーかばーか」と書かれた紙きれだったのです。小学生か。

困惑しつつも武将たちが海上に出ると、そこめがけて爆弾が投下されます！ なんとお祭り男の正体は悪名高き武将、毛利元就。織田軍と上杉軍を騙し、共倒れを狙っていたのでした。

容赦なく元就が棒火矢を撃ちだし、武将たちが逃げ回ります。信長様、謙信、信玄は逃げるそぶりを微塵も見せず、元就と静かに対峙していてかっこよかったです！ さすが、大将たちは肝の座り方が違いますね。

しかし、武将たちの逃げた先には顕如の掘った落とし穴が！ 顕如が得意げに「私の掘った穴は気に入ったか？」と見下します。前回お城に忍び込んだ時は何もできなかったですもんね。

「気に入らないです！ えい！」とウニを投げつける三成。どこから持ってきたの……？ ウニが頭に直撃し、顕如も穴へ落ちてしまいます。

三本勝負は一時休戦。3人の大将が共闘して元就と攻防を繰り広げます……かっこいい！ そこへ、穴から這い上がってきた武将たちが参戦して棒火矢を食い止めます。

あれ？ 顕如は？ と思ったら、落とし穴の中で皆にボコボコにされたのか、傷だらけですぐ近くに立っていました。不憫すぎる。「ミケ、そっちに行ったらあぶないぞ」と猫(第五話参照)の心配をする聖人ぶり。自分の身体の心配をしてください……。

ミケが出てきてしまったのは、空の色がみるみる怪しい色に変わっているからでした。雷が鳴り響き、何やら大きな嵐が来る予感がします。

「あれがただの雷ではないことを、この時は誰も知るよしがなかった」と、佐助の意味深なセリフで第九話は終了。「雷は、未来へ時間遡行するワームホールなのでは？」と動画サイトで騒がれていました。まさかこんなタイミングで、佐助は現代へ帰ってしまうのでしょうか……？

しかし、ヒロインのことは悪く思っていない様子？ 序盤のヒロインは武将たちに不審な目で見られがちですが、光秀はからかったり面倒見てくれたりといろいろ構ってくれます。

光秀のストーリーでは、彼の意地悪が存分に発揮されるのでしょうか？ 配信が待ち遠しいです。