街中で耳にした音楽の曲名が気になったときに役立つ鼻歌検索サービス。スマホアプリやPCサイトで複数のサービスがありますが、どれが便利かつ優秀なのでしょうか。最近は音声アシスタントである『Siri』や『Google アシスタント』も鼻歌検索をこなせるようですが、その精度やいかに。

そこで今回は外出先でも使いやすいスマホに絞り込んで、主要な音声認識サービスの特徴をご紹介していきましょう。一部を除き、iPhone・Android両方に対応しています。

『Shazam(シャザム)』鼻歌は非対応だが高精度で曲名検索。使い勝手も良好

まずはメジャーなところから見ていきましょう。音楽検索といえば『Shazam』! Apple社が買収したことでも話題になったサービスです。

飲食店などで気になる音楽があれば、ワンタッチで認識モードに入り曲名を教えてくれます。

▲アプリ起動時の画面。中央の大きなボタンをタップして、音楽を聞かせる。

▲ほんの数秒聞かせただけで曲名を割り出してくれた。

音源から多少離れていたり、雑音が混じっていたりしても大丈夫。なかなか優れた精度で聞き分けてくれます。

▲そのままApple MusicやSpotifyに接続して視聴・購入できる。スムーズな連携が便利。

『Shazam Encore』という有料版(iOS版360円、Android版420円)であれば広告が表示されません。頻繁に使うなら、有料版にするだけの価値はあるのではないでしょうか。

Shazam - 音楽認識

Shazam Entertainment Ltd.

3.83

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Shazam Encore - 音楽認識

Shazam Entertainment Ltd.

3.19

iOS:370円Android:420円

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Android版は配信されていません

鼻歌検索に未対応なのが欠点

唯一にして最大の難点は、「鼻歌」に対応していないこと。音源をストレートに聞かせられる場合はこのアプリでいいのですが、自分の声で歌っても全く認識しません。

鼻歌で調べてもらう場合は次のアプリがおすすめです。

『SoundHound(サウンドハウンド)』鼻歌にも対応。ほんの数秒歌っただけでも認識

このアプリも知名度が高いです。『Shazam』と使い勝手は似ていますが、最大の違いは鼻歌を認識してくれること。

▲アプリを開いて中央のボタンを押し、音源(または鼻歌)を聞かせる。

▲つたない鼻歌でもちゃんと認識してくれた。もしうまく認識されないときは、長めに歌うと認識されやすくなるとのこと。

▲ヒットチャートやおすすめMVも掲載。ハマれる新曲を発掘したいときなどに聴いてみては。

SoundHound音楽検索の認識とプレーヤー

SoundHound, Inc.

4.08

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SoundHound∞ 音楽検索認識&プレイヤー

SoundHound, Inc.

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iOS:860円Android:600円

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『歌っちゃお検索』唯一の「弾いてさがす」機能を搭載。耳コピできる人向け

『Syazam』『SoundHound』に比べると、鼻歌の認識精度は高くありません。

ただし本アプリには「弾いてさがす」という独自機能があります。耳にした曲を鍵盤ですぐ弾ける方向けのアプリですね。

▲アプリ起動時の画面。[歌ってさがす]か[弾いてさがす]を選択。

▲歌っている様子。リアルタイムに検索結果の候補を出してくれるが、上記2アプリほどはうまくいかなかった。

▲鍵盤入力画面。一例としてレミオロメン「粉雪」サビのメロディーを入力した様子。

鍵盤で入力すればお目当ての曲は出てくるようですが、無関係な曲も候補としてヒットしてしまいます。大手楽器メーカーのYAMAHA社からリリースされているアプリなので、今後の精度改善に期待したいところ。

歌っちゃお検索

Yamaha Corporation

3.20

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Android版は配信されていません

『OTO-Mii(オトミィ)』歌詞を調べるのに最適

こちらは「歌詞」の検索に特化したアプリで、音源も鼻歌も認識してくれます。また一般的なキーワード検索にも対応。曲名や歌手名がわかるなら、普通に検索できます。

カラオケの練習などで歌詞をサッと表示させたいときに役立つでしょう。

▲歌詞がわからない場合は「ハミング」をオンにして鼻歌を。認識精度は『SoundHound』と同じくらい良好。

▲平井堅「POP STAR」のハミングを聞かせた結果。インストやリミックスも候補として表示してくれた。

▲歌詞を表示。歌詞の傾向が似たアーティストを紹介してくれる機能もある。

音楽プレイヤーとしての機能はありません。単純に「歌詞を調べる」という目的で役立てたいアプリです。

OTO-Mii(オトミィ)

SyncPower Corporation

3.28

iOS:無料Android:無料

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『Siri(シリ)』Shazamの買収により、賢いアシスタントが曲を認識するように

『Shazam』の項目でAppleがShazamを買収したと書きました。その結果、Appleの音声アシスタント『Siri』内にShazamの機能が取り込まれているようです。

つまり鼻歌には対応していませんが、音源を聞かせたときの精度は優秀。今後はぜひ鼻歌にも対応してもらいたいところです。

▲「曲名を教えて」と話しかけて、音源を聞かせる。

▲検索結果に『Shazam』のロゴが入っていることから、同じ認識システムを用いていると考えられる。

『Google アシスタント』高い認識精度で歌詞を把握

Googleの音声アシスタントサービスも負けてはいません。Google検索で歌詞の一部をタイピングしたときと同じように、ユーザーの歌をテキストベースで認識し検索してくれます。

Siriと同じく鼻歌にはうまく反応しませんが、歌詞の一部さえ言えれば音程関係なしに曲名を当ててくれました。

▲下段のマイクボタンを押して話しかけるだけ。手軽になんでも質問。

▲最初は「私も」と誤認識していたのに、後半に差し掛かると「私の」に自動修正するなど賢い認識精度。

Google アシスタント

Google LLC

3.20

iOS:無料Android:無料

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番外編:『Yahoo!知恵袋』人間の認識力が何より凄い

Q&A掲示板で曲名の質問に答えてもらうトピックを見たことはありますか?「なぜわかるんだ」と言わずにはいられない不思議さと面白さがあります。

例えば

【質問】曲名を教えてください。ピアノの曲だったと思います。ちゃらららららん ちゃららららん ちゃらららんらんらん ちゃらららららんんらん……
【回答】○○という曲ではありませんか?
【お礼】まさにその曲でした! ありがとうございます。

といった調子。曲をテキストで書いたら見事に曲名を当ててくれた、というトピックがたくさんあるのです。

文字だけでなぜ勘づけるのか不思議ですよね。しかし実際、多くの質問に対して的確な回答がついているのです。検索アプリを使っても見つからない場合は、人手を頼るのもアリでしょう。

Yahoo!知恵袋

Yahoo Japan Corp.

4.09

iOS:無料Android:無料

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気になる曲がスマホ1台で簡単に見つかる便利な世の中!

実用レベルの認識アプリが登場しているおかげで、これからはもう「あの曲なんて言うんだろう」と迷うことはなくなりそうですね。

自分の鼻歌をきちんと認識して曲名を当てられたときは、とても嬉しい気分になりますよ。気になる曲があれば、試しに聞かせてみてください。

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