今日は、いよいよ母の日。皆さんはお母さんへのプレゼントや感謝の気持ち、準備しましたか?
そういう僕はまだ準備ができていません。あっ、どーも。この記事の筆者の“ちゃんく”です。
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僕の母(57歳)が気に入った&気に入らなかったゲームランキング
最終更新日:2016年05月08日
人物紹介:ちゃんく
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■職業 : Applivレビューライター
■最近の悩み : いつまでも実家暮らしを続けており、最近母の目が痛い。母の日に素敵なプレゼントをして、もう少しだけ実家暮らしを延長したい。
母の日に一発、母を感動させるようなプレゼントを送りたいところですが……とにかく僕は、お金がありません。
そこでひらめいたのは、出費が少なく済むアプリのプレゼントです。
人物紹介:母
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■年齢:57歳
■ゲーム歴:20年
■プレイした作品
・DQ4(FC版)
没頭するあまり家事が疎かになり、祖母にブチ切れられた
・DQM(GB)
攻略本を一切使わずに、“デュラン”まで配合をした経験を持つ
そう僕の母は、還暦間近でありながらも、とんでもないゲームプレイの経験を持つゲーマー。
最近は老眼や更年期障害も相まってゲームからは離れているものの、「きっと今人気のスマホゲームを教えてあげたら喜ぶに違いない(アプリの多くは無料だし)!」と考えました。
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▲母にプレゼントした10個のゲームアプリ
そこで今回は、人気、累計DL数ともに超一流の10アプリを母にプレゼント! 母に実際にプレイしてもらい、”母の独断と偏見”によるランキングを付けることにしました。
さあ母の日のプレゼントにうってつけなゲームアプリは現れるのでしょうか!?
母が“気に入った”ゲームベスト5
それでは早速、母が独断と偏見で評価した「気に入ったゲームアプリベスト5」を見ていきましょう!
■第5位 『モンスト』! バトル以上に母を夢中にさせたシーンとは!?
まず5位に入賞したのは、『モンスターストライク(通称モンスト)』。
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モンストは、味方キャラを引っ張り、相手にぶつけるだけの簡単操作でありながら、ド派手な演出が魅力的なアクションゲームです。
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その中でも、とりわけ母が気に入ったのが、上の画像のようなステージクリア後のワンシーン。画面中に散りばめられるコイン・宝箱を目の当たりにするのが、お金大好きなオバサンの心をくすぐるとのことでした。
母のレビュー
『モンスターストライク』
■点数:63点
■プレイ時間:約1時間
■おすすめポイント
お金が大好きなオバサンは、間違いなく至福の時を味わえます!
■第4位 母もグラブった!? 『グラブル』
「グラブってる?」のCMでおなじみの、本格RPG『グランブルーファンタジー(通称グラブル)』が、なんと気に入ったゲームランキング第4位にランクイン!
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片手でできるお手軽操作でありながら、激しいバトルシーン、さらにはFFシリーズを手掛けたクリエーターが手がけた圧巻の演出に、流石の母も驚きの表情!
ですが一方で「私が昔やったRPGはもうないのね……」と少々さびしげな様子。ちょっぴりセンチメンタルな気分になったことから、順位は4位にとどまる結果になりました。
母のレビュー
『グランブルーファンタジー』
■点数:73点
■プレイ時間:約30分
■おすすめポイント
「攻撃」のボタンが大きく、老眼の中高年でも安心して楽しめる内容です!
■第3位 創造主となった母が生み出した建築は……『マイクラ』
そして第3位にランクインしたのが、イマドキのキッズたちに絶大な人気を誇る『Minecraft(通称マイクラ)』です。
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マイクラは、木・石・鉱石などの様々なブロックを自由に採取、配置するなどして、思うがままのワールドを作成する……まさに一つの世界の創造主になれるシミュレーションゲームです。
そこで、母に「好きなブロックを使って、家を建ててみて!」と、建築をさせてみることに……。
そして2時間後……
母が老眼と格闘しながら作り上げたのが、
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この家? です。
貴重な原木をふんだんに使用しつつも、木材、土ブロックを不規則に積み上げた家に、母もなかなかご満悦の表情。
しかも、玄関を開くとそこには、
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なんということでしょう!?
マイクラの敵キャラ“スケルトン”の生首が、お出迎え。
ちゃんく「!?!? いくらなんでも悪趣味すぎるだろ!?」
母「えっ、なにが?」
ちゃんく「この顔みたいなやつ、モンスターの生首なんだよ!」
母「そうなの? でもイイじゃない! カワイイんだし! 」
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母「なにより私はこの世界の創造主よ! 文句言われる筋合いはないわね!」
ちゃんく「…………」
母は“世界の創造主”という役職がえらく気に入ったようで、マイクラは高得点をマークしました。
母のレビュー
『Minecraft』
■点数:82点
■プレイ時間:約2時間
■おすすめポイント
なんか色んなことができてスゴイ! 自分の内に秘めたる才能が開花できた気分です!
■第2位 母が推す「μ's」メンバーは誰だ!? 『スクフェス』
続いては第2位! 結果は意外や意外。なんと『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル(通称スクフェス)』がランクインしました。
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『スクフェス』は、リズムに合わせてタイミングよくタップし、学園のアイドル部「μ's」のライブ成功をサポートしていく音ゲーです。
早速、僕の母にプレイをさせてみたところ、母が食いついたのは……まさかの女の子選び!?
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それは最初に、パートナーとなるキャラクターを選ぶときのこと……。
矢澤にこ「にっこにっこにー♪」
母「なんだこの小娘? 生意気そうだな……」
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母「あっ、この娘が一番扱いやすそうだな。私の言うことを従順に聞いてくれそうだし。」
と「自分の服従度」で大切なパートナーを選んでいるではありませんか!?
しかし、この時母は従順そうな“小泉花陽”に裏切られるとは、思ってもみなかったのです。
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それはライブを失敗し、コンティニュー画面が表示された時のこと。
母「なにこの“ラブカストーン”って?」
ちゃんく「あぁ、ライブをやり直すのに必要な課金アイテムのことだよ!」
母「課金!? なんでこの小泉花陽って娘をサポートしてやってるのに、課金しなきゃいけないのよ!」
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母「むしろサポートしてるんだから、私が指導料もらってもイイくらいなのに!」
ちゃんく「……」
これにはお手上げです。でも、指を細かく動かすゲームプレイは、母のお気に入り。「リハビリにいい!」「脳が若返りそう!」と、健康面での効果を非常に期待していました。
母のレビュー
『ラブライブ!』
■点数:85点
■プレイ時間:約40分
■おすすめポイント
一度にたくさん画面を押すから、中高年のリハビリに最適!
■第1位 うちの母も、やっぱり虜に。『ツムツム』
そして栄えある(?)お気に入りゲーム第1位は、老若男女に幅広く支持される『ツムツム』!
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ツムツムは、ころころっとしたルックスが愛くるしい“ツム”を、3つ以上つないで消すだけといった、超お手軽パズルゲームです。
もちろん母にとっても、ツムツムのお手軽操作はすんなりと受け入れられたようですが……
~30分後~
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母「…………」
ツムツム「~♪」
ちゃんく「(おぉ! 無言でひたすらプレイするほど熱中してるな。これは高得点が期待できそう!?)」
~1時間後~
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ちゃんく「リラックス体勢でプレイするほど、のめり込んでる!?」
しかも……
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ちゃんく「しかも充電対策も万全……だと……?」
「プレイは飽きたらやめていいよ!」と言っていたのにもかかわらず、2時間、3時間、4時間……と、母は異様なまでに『ツムツム』にのめり込んでしまいました。
もちろん、その日の晩御飯は出前になったのは言うまでもありません。
母のレビュー
『ツムツム』
■点数:100点
■プレイ時間:約4時間
■おすすめポイント
キャラが小さい子供やペットみたいですごく可愛い! 子供が大きくなって自立してしまった人は、第二の子育て気分で楽しめます!
母が“気に入らなかった”ゲームベスト5
それではお次は、残念ながら母の心を射止めることができなかったゲームアプリを紹介していきます。
■第5位 母にとっての敵は、ドラゴンではない。『パズドラ』
人気スマホゲームの代名詞である「パズル&ドラゴンズ(通称パズドラ)」。その人気とは裏腹に、母の心を射止めることができず、第5位という結果に終わってしまいました。
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『パズドラ』は、画面上のブロックを一筆書きの要領で移動させ、ブロックを消して攻撃していく、王道パズルRPG。
もちろん、連鎖(コンボ)を重ねると、攻撃は大ダメージになるのですが……このコンボを考えるのに、母の頭はパンク寸前。たった1手に10分近くもかけることもあり、頭痛に悩まされました。
母のレビュー
『パズル&ドラゴンズ』
■点数:49点
■プレイ時間:約2時間
■注意ポイント
コンボ?を考えるのが大変だから、すぐ頭が痛くなります。特に更年期の人は、プレイの際に注意が必要!
■第4位 主婦には、クイズ雑学より知りたい知識がある。『黒ウィズ』
そして第4位になってしまったのは、クイズRPGという1ジャンルを確立した作品『魔法使いと黒猫のウィズ(通称黒ウィズ)』。
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黒ウィズは「クイズに正解すると相手に攻撃する」といった、クイズとRPGの良さを消すことなく楽しめる作品です。
小難しい操作も一切なく、ゲームのブランクが長い母でも存分に楽しめるはずなのですが……、母が付けた点数は46点と低評価。
母曰く「主婦には節約術とか、家事を効率的に行う方法だとか……覚えることがたくさんあるのに、クイズに使う雑学なんて覚えてられない!」とのことでした。
母のレビュー
『魔法使いと黒猫のウィズ』
■点数:46点
■プレイ時間:約20分
■注意ポイント
クイズの雑学を覚えるなら、1つでも多くの節約術を覚えたい!
■第3位 親切は、母にとって屈辱!? 『キャンクラ』
続いて3位にランクインしたのは、CMでもおなじみのパズルゲーム『キャンディークラッシュ(通称キャンクラ)』です。
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平日はヒマさえあればTVを見ている母だけに、「あっ、このゲーム知ってる!」とプレイする前から、キャンクラのプレイにノリノリの様子。
もちろん、同じキャンディを3つ以上そろえるだけの簡単なゲームルールに、機械音痴の母も連鎖を連発しているように見えたのですが……
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母「……。ねえ、このゲーム、私のことナメてない?」
ちゃんく「エッ!? どうしたの急に!?」
母「だって、消すキャンディを教えといてクリアが簡単にできるなんて、ナメられているとしか思えないんだけど……」
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どうやら母が言っているのは、上の画像のように“消せるキャンディ”を教えてくれるヒント機能のこと。すぐに消せるキャンディを発見できない母に、親切に消せる箇所を教えているのに、母は残酷にも「ナメてる」と錯覚してしまったようです。
もちろん母が付けた点数も43点と低評価でした。
母のレビュー
『キャンディークラッシュ』
■点数:43点
■プレイ時間:約20分
■注意ポイント
キャンディなめても、オバサンはナメるな!(ドヤ顔)
■第2位 影の支配者が気に食わない……『クラクラ』
全世界で爆発的な大ヒットを記録した『クラッシュ・オブ・クラン(通称クラクラ)』が、まさかの第2位!?
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クラクラは、建物を建設しながら王国の軍事力を上げ、攻めてくる敵を迎え撃つ軍事シミュレーションゲーム。
「王国の建造」と聞いた母は目の色を変え、意気揚々とプレイに臨みましたが、母はこの国を統治する影の支配者の存在に気付いてしまうのです。
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その陰の支配者に気付いたのは、チュートリアル中のことでした。チュートリアルにしたがって、決められた建物を決められた場所を配置していくと……
母「誰、この女?」
と、超不機嫌な母が指差した先には、
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そこには、チュートリアルの案内人である1人の女性キャラの姿が……。
母「さっきから、この女の指示ばっかりに従って、ちっとも思い通りの王国が作れないんだけど!!」
と、自分が想像していたプレイと、指示通りにしか動けないチュートリアルのギャップにイライラ。終いには、
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母「この女が陰の支配者なの!?」
と、訳のわからない妄想を始める始末。自分の思うとおりのプレイができなかった『クラクラ』は、10アプリ中で最短のプレイ時間を記録してしまい、得点が伸び悩む結果となりました。
母のレビュー
『クラッシュ・オブ・クラン』
■点数:35点
■プレイ時間:約10分
■注意ポイント
…………。(イライラして、何も言えない)
■第1位 母にとって、イケメンとの日々は甘すぎた!?『イケメン王宮』
そして母の独断と偏見によるランキングで、不本意にも1位に輝いてしまったのが、乙女ゲー『イケメン王宮』。
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『イケメン王宮』は、花嫁選びが行われる王宮に迷い込んでしまった主人公を取り巻くオレサマな騎士やミステリアスな公爵、色気たっぷりな教育係……個性的なイケメンたちと、あまーいひと時を送る乙女ゲーム。
今は57歳となった母も、かつての甘酸っぱい体験ができるかと期待していたものの、結果は予想だにしないものになってしまいました。
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イケメン王宮「~♪」
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母「……」
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イケメン王宮「~♪」
![](https://appliv-domestic.akamaized.net/v1/900x/r/articles/33597/1_1530609409_033981600_0_315_315.jpeg)
母「…………。この国には、スケコマシしかいないの?」
ちゃんく「えっ!?」
母「だっておかしいでしょ? ただの街の小娘がこんなイケメンたちに次々にナンパされて!」
ちゃんく「いやいや“乙女ゲーム”って、そういうもんだから」
母「“そういうもん”つっても、イケメンだらけじゃ現実離れしすぎてて、とてもじゃないけど自己投影できないじゃない! こんな男じゃ、結婚しても幸せなんて掴めるはずない!」
母「結婚っていう責任の重さを、ちゃんと考えた方がイイ!」
ちゃんく「……」
結婚に、出産に、子育てに、離婚の危機に……。多くの人生経験を積んだ母にとって乙女ゲームは、“考え”が甘すぎるように映ってしまったようです。
母のレビュー
『イケメン王宮』
■点数:21点
■プレイ時間:約1時間
■注意ポイント
いつかは結婚したい女性たちへ。顔だけで相手を選んでは絶対に後悔します。収入、誠実さ、マジメさ……まずはこうした外見だけではわからない部分を考えて、素敵な相手を見つけてください。
■母をイラつかせちゃったゲームもあったけど……
母は「このゲーム気に入らない」と言いながらも、ゲームしながらゲラゲラ笑ったり……1時間以上もプレイに没頭したり……。無料アプリのプレゼントに、母はすっかり夢中になっていたようです。
母の日には素敵なプレゼントもいいですが、ゲームアプリを通じて、母親と楽しく話をする……そんな母の日もいいのではないでしょうか。