みなさんもよく使っているであろう「Google検索」。とあるコマンドを入力して検索すると、ページ検索が楽になる裏技があります。使いこなせるようになれば、サイトやページの検索効率がアップすることでしょう。
この記事では覚えておくと便利なコマンドからゲームが遊べるコマンドまで、ジャンルごとに一覧化して紹介していきます。54個の隠しコマンド、テクニックを使って効率よく検索したり、遊んでみたりしてみてください。
※今回使用したブラウザはSafariとChromeです。


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効率が上がる検索コマンド 13種
『OR』どちらかのキーワードを含むページを検索
2つのワードで検索したいときに、便利な検索コマンドが『OR』です。調べたいキーワードに『OR』を挟むと、どちらかのワードを含むWebページが検索されます。
『-』特定のキーワードを除外して検索
除外したいキーワードの前に『-(マイナス)』を付けると、そのキーワードが検索に引っかからないテクニック。たとえば「apple -果物」と調べれば、果物のリンゴではなくApple社のみ検索できます。
『*』全てのパターンを検索
ワイルドカードと呼ばれるコマンドで、曖昧なキーワードを検索するときに重宝します。たとえば「あの芸能人の名前、ブルゾン何だったかな?」と思い出せないとき、『ブルゾン*』と検索すれば、「ブルゾンメンズ」「ブルゾンレディース」「ブルゾンちえみ」といった感じに候補を挙げてくれます。
後半の部分が分かっており、前半部分が分からない場合は『*キーワード』で検索すると、上述のように候補を挙げてくれます。
『”』完全一致検索
検索ワードを『”(ダブルクオーテーション)』で囲めば、完全一致で検索をしてくれます。たとえば「4月1日」で検索すると、「4月2日」についてのページが表示されることも。ですが「”4月1日”」と検索すれば、4月1日だけに絞って表示させられます。
完全一致ですので、漢字で記載された「四月一日」も検索結果に出てきません。
『site:』サイト内のページを検索
『site:URL キーワード』と入力することで、サイト内検索が可能です。検索ボックスが無いサイトを閲覧するときに活用してみてください。
たとえば『site:https://mag.app-liv.jp/ カメラ』で検索すると、Appliv TOPICS内のカメラアプリ記事が検索に引っかかります。効率良くサイト内のページを検索したいときに使いましょう。
『related:』類似ページを検索
『related:』の後に、URLを付けて検索すると、そのサイトと似たようなページを探してくれます。試しにAppliv TOPICSの類似サイトを探してみると、アプリ関連のメディアやレビューサイトが多く出てきました。
『filetype:』拡張子を指定して検索
『filetype:拡張子名 キーワード』と検索すると、ファイル形式を指定できます。たとえば、PDFの履歴書が欲しい時は「filetype:pdf 履歴書」と検索。PDFでないexelなどの拡張子は検索されません。
『cache:』直近のキャッシュを表示
『cache:URL』を入れると、Googleが保管しているキャッシュを表示してくれます。削除済みのサイトやサーバー落ちしたサイトを見たいときに便利です。
『intitle:』ページタイトルを検索
『intitle:キーワード』で検索すると、そのキーワードを含むタイトルのページが表示されます。Webライターなどが他ページはどんなタイトルを付けているのか、参考したいときに便利です。
『allintitle:』複数のキーワードを含むタイトルを検索
上述の『intitle:』は単体キーワードに対し、『allintitle:』は複数キーワードを含むタイトルを検索したいときに使える裏技コマンドです。『alltitle:アプリ 便利』と検索すれば、「アプリ」と「便利」を含むタイトルのページが表示されます。
『inanchor:』アンカーテキストを検索
『inanchor:』ではアンカーテキストを検索できます。「アンカーテキスト」とは簡単に言うとテキストリンクのこと。HTMLではで囲まれた部分です。例えば下のようなリンクを指します。
Appliv TOPICS
『inanchor:appliv』と検索すれば、どのようなページから「appliv」にリンクを飛ばしているのかが分かります。WebライターやWebマーケターなどが、被リンクを調べたいときに便利です。
『intext:』ページ内のテキストを検索
ページ内に指定したキーワードを含むページだけを検索するときに使います。ただ『Google』は賢くなっており、わざわざ指定しなくても検索されるので、今ではほとんど使う機会がありません。
『inurl:』URLを検索
指定したキーワードの全部、または一部を含むURLを検索したいときに使います。
便利系の検索コマンド 14種
『time』各国の現在時刻を検索
『time』のあとに国名を入れて検索すると、その国の現在時刻を教えてくれます。
『天気』各地域の天候を調べる
『天気 地名』で、その地域の天候を調べることができます。天気予報も付いているのは嬉しいポイントですね。
『食べ物』近場の飲食店を検索
「ラーメン」や「パスタ」など、食べたい物を検索。近場の飲食店が表示されます。お店の名前を忘れても、イアリアンなのか和食なのか分かれば、検索することも可能です。
『カロリー』食品の生理的熱量を検索
検索欄に『カロリー』と入れると、食品のおおよそのカロリーを教えてくれます。カレーやハンバーグなど料理のカロリーを調べることも可能です。
『映画』映画館の放映情報を検索
『映画』や『movies』と検索すると、近くで放映している映画を調べられます。ふらっと映画館に立ち寄りたいときに便利です。
『曲』シングルやアルバムを検索
『曲 アーティスト名』を入れると、過去のシングルやアルバムを一覧で表示してくれます。
『チーム名』試合結果を検索
「読売ジャイアンツ」や「浦和レッズ」といった、野球やサッカーなどのチーム名を検索すると、直近の試合結果が表示されます。
『株価』上場企業のチャートを検索
『株価』のあとに企業名を入れて検索すると、現在の株価やチャートをチェックできます。
『ヤマト 伝票番号』宅配状況を検索
クロネコヤマトで利用できる便利コマンドがこちら。宅配状況が確認できるので、あと何日で荷物が届くのかが分かります。ヤマト運輸を利用する人は覚えておくと便利ですよ。
『◯ドルを円へ』単位や通貨換算を検索
『1ドルを円で』のように検索すると、通貨換算して表示されます。他にも、1マイルをメートルに単位換算したり、1ポンドをグラム換算したりと思いのままです。
対応している単位は豊富で、畳や平米、体積、面積なども検索可能です。さらに『1東京ドームをリットルで』といった検索にも対応しています。
『電卓』自動で計算
Google検索には電卓機能も付いています。わざわざ電卓アプリをダウンロードする必要はありません。
『graph for 数式』グラフを検索
『graph for』のあとに数式を記入すると、グラフ表示してくれます。数学の勉強をするときに役立ちそうです。
『rng』ランダムな数字を生成
『rng』はrandom number generatorの略。1から10までの中から、ランダムで数字を選んでくれます。ちなみに最小・最大の数字は調整できるので、最小を1に最大を6にすれば、サイコロの代わりに使うことも。アイデア次第で色々な使い方が可能です。
最小・最大の数字を調整する方法は簡単。タップして好きな数字を入力するだけです。「100000」や「999999999」など、自由に数字を指定できます。
『カラーピッカー』コードとRGB値を表示
『カラーピッカー』と検索すると、このようなツールが出てきます。好きな色を選ぶとカラーコードとRGB値を表示してくれるので、デザインやWeb開発するときに便利です。
ゲーム系の検索コマンド 5種
『atari breakout』ブロック崩し
Google画像検索で『atari breakout』と入力すると、お馴染みのブロック崩しがブラウザのみで遊べます。
『パックマン』244個のドットを食べつくせ
『パックマン』と検索して、上の画面をタップするとゲームが始まります。左右上下にスワイプしてパックマンを操作。意外と操作が難しいです。
『solitaire』一人で遊べるトランプゲーム
Windowsの王道ゲーム「ソリティア」。英語で『solitaire』と打つことで遊べます。
『tic tac toe』〇×ゲーム
『tic tac toe』と入れると、検索結果の画面で〇×ゲームを遊ぶことが可能です。難易度を変えられるので、自分のレベルに合わせられます。
『Zerg Rush』クリック連打で撃退
赤と黄色の「◯」が文字を狙って攻撃してくるので、「◯」をクリックして撃退するゲーム。どんどん「◯」に侵食され、ページが真っ白になっていきます。すべての文字が消え、真っ白になったら終了です。
おもしろ系の検索コマンド 17種
『斜め・askew』ページが傾いて表示
『斜め』もしくは『askew』と入力すると、検索画面がカクッと斜めになります。
『一回転・do a barrel roll』ページが回って表示
『一回転』もしくは『do a barrel roll』で、ぐるっと一回転。
『再帰・recursion』何度も同じページに戻る
一見すると普通の検索結果なのですが、「もしかして:再帰」をクリックすると、再びこの画面に戻ります……無限ループが終わりません!
『google binary』2進法で表示
『google binary』と入力して、一番上の検索結果を押すと、2進法で表現された世界に! 分かりずらいのですが、Googleのロゴも2進法になっていますね。
『google gravity』ページが崩れ落ちる
「google gravity」で一番上のリンクに飛ぶと……ロゴや検索バーが重力で崩れ落ちます。
『google space』ページが無重力状態に
先ほどは重力でしたが、こちらは無重力バージョン。ふわふわとロゴたちが浮かび上がります。指でなぞることで動かすことも可能です。
『elgoog』ページ内の文字が全て逆さまに
Googleを逆から読むと『elgoog』。すべてが鏡張りになった、ふしぎな世界を体験できます。
『google guitar』ページ内でギターを奏でる
『google guitar』と入れて、一番上の検索結果を開くと、音が鳴る疑似ギターで遊べます。ただし、音が鳴るのはPCのみで、スマホでは音が出ないので注意。
『google sphere』ページが立体世界に
ロゴを中心として、文字たちがぐるぐると回転します。公園の回転遊具みたいで、眺めているだけでも楽しいですね。
『google underwater』ページが海の世界に変身
Googleのロゴがぷかぷかと海に浮かんでいて、下ではサメやマンタが泳いでいます。遊び心のあるコマンドです。
『epic google』どんどん巨大化
『epic google』と入れて、一番上のサイトを開くと、ロゴと検索バーと検索ボタンがじわりじわりと大きくなっていきます。
『google weenie』どんどん微小化
こちらは逆にどんどんと小さくなっていく『googke weenie』。検索バーが押しづらくなります……。
『google rainbow』7色にピカピカ光る
目がチカチカするほどカラフルなのが『google rainbow』。検索バーに入力する文字も7色に光る徹底ぶりです。
『black google』黒を基調としたページに
悪の組織のような名前の『black google』。真っ暗なカラーで覆いつくされています。
『the sleeping internet』ページ内の明るさが変化
明るくなったり、暗くなったり……。まるで試験前に徹夜をしている学生みたいですね。正直言って実用性は皆無!
『blink html』文字が点滅
『blink html』と検索すると、「brink」と「HTML」の文字が点滅します。すごく地味ですが、Googleの細かい遊び心を感じますね。
『418teapot』紅茶を注いで楽しめる
こちらは検索ではないのですが、URL欄に「www.google.com/teapot」と入力するとこの画面が出てきます。ポットをタップもしくはスマホを傾けると、紅茶を注ぐことが可能です。
謎の数字コマンド 5種
『人生、宇宙、すべての答え』謎の数字が表示
『人生、宇宙、すべての答え』と入れると、謎の数字"42"が返ってきます。実はこれ、ダグラス・アダムズ著の『銀河ヒッチハイク・ガイド』に出てくるワンフレーズなのです。
『once in a blue moon』ブルームーンの周期を表示
『once in a blue moon』は、「滅多にないこと」を表す英語の言い回しのことです。この1.16699016×10^(-8)ヘルツは、ブルームーンが地球にやってくる周期を表しています。ブルームーンは2~3年に1回しか見ることができません。
『bakers dozen』パン屋の1ダース
1ダース(dozen)は12個ですが、『bakers dozen(パン屋のダース)』と入れると何故か13個になります。13世紀のイギリスでは、パン屋で1ダース買うと1個おまけしていたのが由来です。
『the number of horns on a unicorn』ユニコーンの角の数
直訳すると「ユニコーンの角の数は?」……それは、もちろん1本ですよね。
『the loneliest number』孤独な数字を表示
『the loneliest number(もっとも孤独な数字)』と入れると、Google先生の答えは”1”。一人ぼっちは寂しいってことでしょう。
使えなくなった検索コマンド 3種
『スーパーマリオブラザーズ』コインの音が鳴り響く
以前は『スーパーマリオブラザーズ』と打つと、こちらの画面が登場していました。ハテナブロックをタップすると、あの「チャリーン」の音が鳴り、100回押すと1UPの音が鳴るこだわりっぷりが楽しめていました。
『..』期間を指定して検索
標高が500~1000mの山を調べたいときに、『500..1000』と入力することで、その数字の範囲内で検索ができていました。とても便利な検索コマンドだっただけに残念です。
『info:』インデックスされているか確認
『info:URL』と入力することで、そのサイトに関する詳細情報を集めることができます。このページは『Google』にインデックスされているのか、確認するときに使えていました。
『Google』で効率良く検索。隠しコマンドがいっぱい!
話のネタになるものから、スムーズに検索できる便利なものまで、様々なコマンドが隠されていましたね。Google検索をいつも使っている人も、知らない機能が多かったのではないでしょうか? 気になる隠しコマンドがあれば、ぜひ試してみてください。
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