dミールキットの口コミを大調査！ まずいという噂は本当？ 注文して味やコスパも検証

ラクタさん編集部は「dミールキット」の利用経験がある方を対象に、独自アンケートを実施しました。

結論として、「全体的に美味しい！」「サービスが利用しやすい」という声が多かったです。一方で「料金がやや高い」「まったく料理したことがない人には扱いが難しい」とデメリットを指摘する声も。

以下では美味しさ・サービス・利用後の感想をまとめているので、参考にしてください。

アンケート回答者のうち味に不満を感じたのはわずか1割。ほとんどの方が「美味しい」「丁度良いボリューム感」など、「dミールキット」の味やボリュームを高く評価していました。

また「スーパーやコンビニで購入するよりも新鮮」など、鮮度の良さを評価する口コミも多くみられました。

サービスや機能性についてのアンケートでは半数が「とても使いやすい」「使いやすい」と回答しています。

満足度が高い理由としては、「運営元がドコモだから安心」「注文方法がわかりやすい」といった信頼性や操作性を評価する口コミが多く挙げられていました。

上記で紹介した以外にも「dミールキット」を評価する口コミが多数寄せられました。

「入会特典が嬉しい」「家族や自分の好みに合っていた」など、「dミールキット」の利用にメリットを感じている方が多いようです。

良い口コミが多い「dミールキット」ですが、その一方で「料理初心者には難しい」「ボリュームが物足りない……」といった不満を持つ方もいました。

普段まったく料理をしない方や食べる量が多い方は、こうした悪い口コミも参考に利用を検討してみましょう。

良い口コミと悪い口コミの双方が寄せられた「dミールキット」。実態はどうなのか探るべく筆者が実際に注文し、届いた商品を調理して食べてみました。

ちなみに、筆者の料理レベルは簡単な煮物や揚げ物ができる程度。2歳と5歳の子どもを見つつ在宅ワークをしているため、最近はもっぱら冷凍総菜や簡便調理品に頼って家事の手間を省いています。

このレベルで美味しく調理ができるのか、注文から届くまでの日数や味・ボリュームは実際どうなのかなど、「dミールキット」に関する疑問への答えを写真付きで見ていきましょう。

「dミールキット」は対面受け取りのため注文時に日時指定が必須です。筆者が注文した2023年8月1日（火）の最短配達日は3日後の8月4日（金）でした。

8月4日の14時から16時で指定したところ、15時過ぎに届いたため指定時間どおりに持ってきてもらえました。

「dミールキット」の配達はヤマト運輸が請け負っています。ヤマト運輸はLINEの公式サービスを提供しており、友だち登録しておくとLINEで事前に配送日時の確認や変更ができるので便利です。

今回注文した商品は以下の9種類です。

「dミールキット ガイドブック保存版」は無料の冊子です。初回登録時には自動でおすすめ商品がカートに入りますが、ガイドブック以外は時短に向いていそうなメニューに変更しました。

今回注文した以外にも、シェフとのコラボメニューや麺類などさまざまな商品がありました。和洋中揃っているので、家族の好みや気分に合わせて注文できそうです。

購入した商品を冷蔵庫に入れてみましたが、余裕は十分あります。

ビニールタイプの包装を使用しているため、最小限のスペースで保管できるのが「dミールキット」の強みだと感じました。

画像は455Lの冷蔵庫（冷蔵室の容量は325L）を使用していますが、これなら1ドアタイプの冷蔵庫でも十分収まりそうです。

ここからは筆者が実際に「dミールキット」を食べて感じたことを紹介します。セット内容や味について知りたい方はこちらを参考にしてください。

「包丁いらず！ たっぷり野菜の肉みそ炒め」のセット内容は、キャベツ・人参・しめじ・たまご・調味料でした。野菜はすべてカット済みのため包丁を用意する必要がありません。

味付けは添付されている調味料で済むため、自分で用意するものは野菜炒めに使用するサラダ油のみでした。普段は料理をしない方でも油だけ用意すればよいので、手軽に準備できそうです。

作り方は、サラダ油を熱したフライパンにカット野菜を入れ、フタを閉めて1分半～2分蒸し焼きするだけという手軽さ。

卵スープは水の状態から調味料と一緒に温め、沸騰直前に溶いた卵を入れてふわっとかき混ぜるだけで完成しました。

2人前のセットですが想像よりもボリュームがあり、スープは4人家族でお椀に1人1杯ずつの量ができました。レシピに沿って作るだけでふんわり卵の本格的なスープができたので、料理が苦手な方でも問題なく調理できそうです。

野菜炒めはキャベツが驚くほどシャキシャキ！ 味噌のコクと甘みが強く感じられる味付けで、子どもも「美味しい！」とパクパク食べていました。

普段は苦手なキノコ（しめじ）も「食べてみようかな……」と一口挑戦。残念ながら2本目は食べれませんでしたが、子どもも食べてみたくなる味付けであることは間違いないようです。

こちらの商品は「おいしい5min.」というシリーズで最短5分で完成するのが特徴ですが、実際に作ってみたところ所要時間は2品併せて約10分でした。

5分以内に作ることはできませんでしたが、これは筆者の家が後付けIHコンロを使用しており、火力不足のために1品ずつ作るしかなかったためです。

ガスコンロや備え付けのIHを使用しているご家庭であれば2品同時に作れるため、5分で完成すると思われます。

2つ目に紹介する「包丁いらず！ さばと野菜のみぞれ煮」のミールキットは「香り立ち上る！ 梅としその実ご飯の素」がセットになっています。

「さばと野菜のみぞれ煮」の具材は半身のサバが2枚とカット済みのカボチャ、えのきだけの3種類。えのきだけは石づきのカットが必要ですが、キッチンバサミでできるため包丁やまな板は必要ありません。

調理方法については付属のレシピに詳しく記載されています。全工程に写真が掲載されているため、料理初心者の方でも問題なく調理できるでしょう。

「うめとしその実ごはん」は炊き上がったご飯（2号）に混ぜるだけなので、さばと野菜を煮ている間に準備完了。所要時間は12分半でした。

さばもカボチャも非常に柔らかく、箸でほろほろと崩れます。えのきはシャキシャキとした歯ごたえで、鮮度の良さが感じられました。

さばは骨取り済みなので、小さな子どもや高齢者がいるご家庭の食卓に出しても安心。1枚が意外と大きいため、大人でも十分満足できるボリュームです。子どもたちには1人分を分けて出しましたが、それだけでお腹いっぱいになっていました。

梅としその実ごはんは酸味がしっかりついていますが「酸っぱい！」とまでは感じない丁度良い塩梅です。さっぱりとした味わいで夏バテや疲労が溜まって食欲が落ちているときにピッタリ。

こちらも2号分というと結構な量です。我が家は大人2人、子ども2人の4人で食べてお茶碗2杯分くらいが残りました。

残った分は冷凍しておいて後日電子レンジで加熱し食べましたが、一度冷凍したものでも十分美味しかったです。

3つ目の「ハンバーグのデミグラス煮込み」は、商品名に「超ラク」と書かれているとおり非常に簡単に調理できるミールキットでした。

野菜はカット済み、ハンバーグも過熱されているため軽く表面を焼くだけでOK。すでにきれいな焼き目が付いていて見た目が良いのはもちろん、焼いたときに肉汁が漏れることもありません。

ハンバーグの片面を1分ずつ焼いたあとは野菜とソース、水200㏄を入れて中火で6分煮込んだら完成です。

ハンバーグは箸で軽く切れるくらい柔らかく、小さい子どもでも軽く噛み切れるため、ご高齢の方など歯が弱い方でも食べやすそうです。

ソースはトマトの酸味がしっかり感じられますが、酸っぱさではなく奥深い味わいです。子どもから大人まで幅広い年代に好まれる味付けだと感じました。

筆者の家族からも非常に好評だったため、リピ買いしようと思います。

ここまではミールキットを紹介しましたが「dミールキット」ではミールキット以外の商品も販売しています。

筆者は今回「肉汁したたる えび入りにら饅頭」と「国産ホタテととうもろこしのごはんの素（2合）」を注文しました。

「肉汁したたる えび入りにら饅頭」は冷凍状態で届きました。今回の注文品で冷凍商品はこちらだけだったため、段ボールの中にひとつだけ入っていました。

調理方法はフライパンで蒸し焼きと仕上げに焼き目を付けるだけ。揚げ物ではないため、油を準備する手間はかかりません。

「国産ホタテととうもろこしのご飯の素」は2号分のお米と一緒に炊くだけで、ホタテがたっぷり入った贅沢な炊き込みご飯のできあがり。

ホタテの出汁ととうもろこしの甘みが絶妙でぺろりと食べてしまいました。

「主菜と副菜だけだとちょっと寂しいな……」「おつまみに一品欲しいな」というときには、ミールキット以外の商品もチェックしてみましょう。

朝食パスポートは月額1,408円（税込）で、1回の注文につき3つまで無料で商品を選べるお得なサブスクサービスです。

今回筆者が注文したのは「バター香る！ チューリップパン」「深層水育ち 富士山麓たまご」「北海道宗谷厳選牛乳1L」の3つ。

朝ごはんにピッタリかつ最近値上がりで購入しづらくなってきた商品を選びました。

緑色がないためちょっと見た目は寂しいですが、朝から食べるのにはちょうど良いボリューム感です。牛乳は濃厚な甘みで、昔食べた農場のソフトクリームを思い出しました。

卵は黄身の色味が濃く、食欲をそそります。味付けは塩だけでシンプルに仕上げましたが、卵自体の味がしっかりしているので十分でした。

チューリップパンは電子レンジかオーブントースターで調理可能。今回はオーブントースターで焼いてみましたが、外側はカリッと内側はふんわりで非常に美味しく焼けました。

包丁いらずでサッと用意できるので忙しい朝にピッタリな商品ですね。

実際に「dミールキット」を利用してみて感じたメリットは以下の6点です。

それぞれについて詳しく説明していきます。

「おいしい5min.」や「包丁いらず！」タイプのメニューを選べば野菜のカットや味付けの手間を省けるので、調理時間を大幅に短縮できます。

手軽なメニューを探す際には、商品の詳細ページで「ご自宅でご用意いただく材料」の欄をチェックしてみましょう。材料が油や水だけであれば自分で下味などをつける必要がないため、届いた材料を加熱するだけで簡単に調理可能です。

今回は注文しませんでしたが、朝食パスポートにはハムやヨーグルトなど調理不要で食卓に並べられるものもあるため、「忙しい朝でもしっかり栄養を摂りたい！」という方にピッタリです。

宅食サービスというと大人向けのイメージがありましたが、「dミールキット」には子どもが喜びそうなメニューも揃っていました。

商品ページには「キッズOK」や「火を使わない」などのアイコンが表示されているため、メニューを選ぶ際にはそちらを参考にすると良いでしょう。

どのメニューも野菜や肉・魚をバランスよく使用しているため、栄養をしっかり摂れるのが魅力です。

今回注文した野菜炒めも味噌の甘みが良かったようで、野菜が好きじゃない子どもでもパクパク食べたことにビックリ。

「子どもに野菜を工夫して食べさせるのは時間がかかって大変……」という方は、「dミールキット」を試してみてはいかがでしょうか。

煮込み料理のような手間暇かかるメニューも「dミールキット」を使えば簡単に用意できます。忙しいなかで誕生日やクリスマスなどのパーティー準備をしなければならないときにもピッタリ。

イベントメニューや有名シェフとのコラボメニューもあるため、本格的な食事を自宅で手軽に楽しみたい方にもおすすめです。

「dミールキット」は「オイシックス（Oisix）」との提携サービスです。

メニューに使用しているのは「オイシックス（Oisix）」が認める新鮮で旬な食材のため、食べるものの品質にこだわりたい方にぴったりです。

「dミールキット」で商品を購入すると100円ごとに1ポイントのdポイント貯まります。

貯まったdポイントは1ポイント＝1円として支払いに使えるため、食材宅配サービスをお得に利用したい方におすすめです。

1度注文した商品でも、変更期限内であれば違約金なしでキャンセルや定期便の解約が可能です。変更期限は受け取りに指定した曜日ごとに異なります。

注文後はマイページに変更期限が表示されるので、確認しておきましょう。

実際に「dミールキット」を利用してみて感じたデメリットは以下の6点です。

「dミールキット」では塩やサラダ油など、調味料等の一部を自分で用意する必要があるメニューも少なくありません。普段から料理をしている方であればある程度揃っていると思われますが、そうでない場合は調味料を準備する手間がかかります。

まったく料理をしない1人暮らしの方などは「dミールキット」よりも「nosh（ナッシュ）」のような調理済みの冷凍弁当がおすすめです。

「おいしい5min.」は5分で主菜と副菜の2品が作れると宣伝されている商品ですが、実際に作ってみて５分で作りきるのは難しいと感じました。

ただ、食材はカット済みで味付けに使うタレをからめるだけという手軽さは魅力。食事の準備や手間を省けることは間違いないため、５分という時間に縛られなければ十分役立つ商品だといえるでしょう。

ミールキットは主食・副菜込みで2人前で1,500円以上のものが多いです。1人あたり1食約800円は宅食サービスとしては高め。

コスパで選ぶなら1食600円以下でごはん付きの宅食弁当が頼める「ワタミの宅食」がおすすめです。

「dミールキット」は初回注文をした時点で定期便が自動登録されます。解約するまでは自動で更新され続けるため、「お試しで1回だけ購入してみたい」という方は忘れずに解約手続きをおこないましょう。

「dミールキット」は送料および冷凍手数料が発生しますが、以下の場合に限りそれぞれ無料になります。

また、北海道・青森・秋田・岩手・四国・九州・沖縄ついては180円～880円の地域手数料が別途発生します。

地方部に住んでいる方は注文金額だけではなく、送料を含む合計金額に注意しましょう。

「dミールキット」の商品はほとんどが2人前以上からとなっています。そのため、一人暮らしの場合は2人前を作って1人前ずつ冷凍保存しておくなど工夫が必要です。

「dミールキット」は、以下に当てはまる方におすすめです。

筆者は実際に利用してみて、想像以上に美味しかったことと手軽だったことから「dミールキットを継続してみようかな」と感じました。

筆者と同じように「家族に栄養のある食事を出したいけど、料理の手間も省きたい！」と感じている方はぜひ「dミールキット」を検討してみてください。

ここからは「dミールキット」の料金・配送エリア・送料について詳しく解説していきます。

普段の食事として利用することが多いのは、主菜と副菜（商品によっては主菜のみ）の食材がセットになった「ミールキット」でしょう。

1食あたりのボリュームを増やしたいときには「ミールキット以外」の商品をプラスするのがおすすめ。お酒を飲む方はおつまみ用に注文しておいても良いですね。

朝からしっかり栄養を摂りたい方は、1回の注文で3商品まで無料になる「朝食パスポート」の利用も検討してみましょう。

「dミールキット」の配送はヤマト運輸が請け負っているため、ヤマト運輸の配送エリア外には発送できません。

地域について詳しく知りたい方は、ヤマト運輸のお問い合わせフォームもしくはサービスセンター窓口へ問い合わせてみましょう。

「dミールキット」では、注文金額や配送地域によって送料が変わります。

1度の注文金額が税抜6,500円以上の場合は送料が無料になるため、少量ずつの注文よりもまとめ買いがおすすめです。

また、冷凍便を注文した場合は別途「冷凍手数料」が発生します。

こちらも注文金額が税抜1,600円以上で手数料無料になるため、冷蔵品と同じくまとめ買いがおすすめです。

「dミールキット」をお得に使うには、以下の3つを上手に活用するのがポイントです。

2023年現在「dミールキット」では入会特典として、送料無料（2カ月）や朝食パスポート無料（1カ月）といったサービスを実施しています。

上記の特典の中でも、朝食パスポートは月額1,280円（税抜）で毎注文ごとに対象商品が3品まで無料になる非常にお得なサブスクサービスです。

対象商品の中には400円以上するものもあるため、1回注文するだけで月額料金とほぼ同額分の商品が受け取れます。

毎月4回注文した場合は「400円×3品×4回」で合計4,800円。月額料金との差額3,520円分が得になる計算です。

ほかにも「dミールキット」では割引クーポンの配布やセールなど、お得なサービスを不定期で実施しています。お得に試してみたい方はこうしたサービスのタイミングを狙って注文してみましょう。

「dミールキット」の商品はスマホもしくはPCサイトからのみ注文が可能です。電話・FAXからは注文できないため、「dミールキット」を利用する方は以下の手順で注文手続きをしてください。

「dミールキット」の解約は、ログイン後の「マイページ」から手続きが可能です。

カートに商品が入っている場合、変更期限内であればキャンセルできます。商品をキャンセルする場合は別途手続きが必要なため注意してください。

「dミールキット」の変更・キャンセルはマイページの[お届け日の変更・キャンセル]から手続きできますが、休止に限りメールもしくは電話でカスタマーセンターへ連絡する必要があります。

休止は問い合わせ後にカスタマーセンターから回答が来た時点で手続き完了となるため、急ぎの場合は電話で連絡しましょう。

>>お問い合わせ先はこちら

休止するまでに時間の余裕がある場合には、マイページにある「お問い合わせページ」からの連絡でも構いません。

画面下部にお問い合わせフォームがあるため、希望の休止期間（1週間～8週間）を記載してからメッセージを送信してください。

今回「dミールキット」を利用してみて、手軽さと美味しさに驚きました。

冷凍弁当に比べると多少の手間はかかるものの、「超ラク」や「包丁いらず！」などのメニューを利用すれば普段に比べて断然簡単にごはんの準備が整います。

「毎日忙しくてお疲れの方」や「栄養バランスが取れて美味しい食事を手軽に用意したい方」は、家事の負担が軽減できて味やボリュームの満足度も高い「dミールキット」を試してみてください。