Google、Apple、LINEなどから様々なスマートスピーカーが出ていますが、その中でも人気が高いAmazonの「Echo」シリーズ。人気のシリーズでしたが、2023年10月23日現在は販売が終了しています。
Echoシリーズには様々なモデルがあり、最安値なのが「Echo Flex(エコーフレックス)」です。一般的な置型ではなく、コンセントに挿して設置する”プラグイン式”なのが特徴。拡張ユニットと呼ばれるアクセサリーを追加することで、機能を増やせるのもポイントです。
この記事では「Echo Flex」の価格・スペック・できることなどを、他のスマートスピーカーと比較しながら徹底レビュー! 個性的なモデルの「Echo Flex」の特徴を理解して、購入の参考にしてください。
※この記事は販売されていた時の情報を掲載しています
「Echo Flex」最も安いスマートスピーカー 好きな所にアレクサを導入可能
最終更新日:2023年10月29日
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「Echo Flex」とは? どんな特徴がある?
「Echo Flex」は、Alexa(アレクサ)というAIアシスタントが搭載されたスマートスピーカーです。Amazonの「Echo」シリーズの1種であり、話しかけることで操作ができます。
スマートスピーカーは通常のスピーカーとは異なり、音楽を流す以外の機能も備えている多機能スピーカーです。例えば、家電のオン/オフを操作する、ニュースを読見上げる、天気を確認するなど、日々の暮らしを豊かにしてくれます。
それらの機能に加え、「Echo Flex」はお財布に優しい価格帯と、コンセントに挿すだけで使える手軽さが特徴です。
「flex」は英語で”柔軟”という意味。置き場所や使い方を自由に決められる「Echo Flex」は、まさに柔軟な使い方ができるスマートスピーカーです。
「Echo Flex」の優れているところ3つ
これまで設置が難しかった場所にも対応
「Echo Flex」はコード式ではなく、プラグイン式を採用。本体自身にプラグがついており、そのままコンセントに挿し込みます。
これによって置き型では配置が難しかった、廊下やキッチンなどにもスマートスピーカーを導入可能に。わざわざ設置スペースを用意する必要がありません。
圧倒的な安さ
「Echo Flex」は2,980円。なんと3,000円を切ります。
一般的なスマートスピーカーは5,000円~10,000円、ハイエンドモデルでは30,000円近くなるため、安さは圧倒的です。
どこでも設置可能なのが「Echo Flex」の魅力なので、複数台購入して、家中に設置するのもいいでしょう。
本体下部のUSBポートが便利
本体下部にUSB-Aポートを内蔵。iPhoneなどの充電にも使えるほか、別売りのアクセサリーを接続して、ナイトライトや時計の機能を追加できます。
このように用途や場所に応じて、自分好みに機能をプラスオンできるのも「Echo Flex」ならではの特徴。「Echo Dot」「Echo Show」など、他のモデルではできないことです。
「Echo Flex」の気になるところ・デメリット
「Echo Flex」の弱点は音質です。他のEchoシリーズが1.6インチ以上のスピーカーを搭載しているのに対し、「Echo Flex」は0.6インチのスピーカーしか搭載されていません。
スピーカーサイズが小さいのは、手軽に使えるコンパクトさを追求した代償と言えるでしょう。
公式にも以下のように記載されています。
どうしても「Echo Flex」を使いながら音質も追求したい場合は、3.5mm AUXオーディオ出力端子やBluetoothを使って、外部スピーカーに接続することはできます。
Echoシリーズの価格比較 「Echo Flex」は最安
「Echo Flex」は2,980円という手が出しやすい価格も魅力の一つ。Amazon Echoシリーズと比べると、その安さは一目瞭然です。
機種 | 価格 |
---|---|
Echo Flex | 2,980円 |
Echo | 11,980円 |
Echo Dot | 5,980円 |
Echo Dot with clock |
6,980円 |
Echo Show 5 | 9,980円 |
Echo Show 8 | 14,980円 |
Echo Show 10 | 29,980円 |
Echo Studio | 24,980円 | Echo Auto | 4,980円 |
※2020年10月28日の情報です
他社のスマートスピーカーの価格は、Google Homeの後継機Google Nestは6,050~11,550円、Apple Home Podが10,800~32,800円です。
「Echo Flex」はEchoシリーズだけでなく、他社製品と比べても圧倒的に安いことがわかります。
スペック比較 「Echo Flex」は他製品と比べて何が違う?
Echo Flexのスペックを、同Echoシリーズの「Echo Dot 第4世代」や、他社から販売されている「Google Nest Mini」「Apple Home Pod mini」と比較してみました。
Echo Flex | Echo Dot | Google Nest Mini |
Apple HomePod mini |
|
---|---|---|---|---|
搭載AI | Amazon Alexa | Amazon Alexa | Google アシスタント | Siri |
本体サイズ | 72×67×52mm | 100×100×89mm | 98×98×42mm | ○ |
重さ | 150g | 328g | 181g | 345g |
Bluetooth | ○ | ○ | ○ | ○ |
音声通話 | ○ | ○ | ○ | ○ |
ショッピング機能 | ○ | ○ | - | - |
対応音楽サービス | brAmazon Music Spotify Apple Music AWA dヒッツ うたパス |
Amazon Music Spotify Apple Music AWA dヒッツ うたパス |
YouTube Music Spotify dヒッツ うたパス |
Apple Music Spotify※ |
発売日 | 2019年11月14日 | 2020年10月22日 | 2019年11月22日 | 2020年11月16日 |
価格 | 2,980円 | 5,980円 | 6,050円 | 10,800円 |
サイズ・重さは「Echo Flex」がもっとも最小・軽量。とてもコンパクトなのでどこにおいても邪魔にならず、部屋の雰囲気を壊すこともありません。
Bluetooth接続、音声通話などの基本機能はどのスマートスピーカーにも搭載されていますが、ショッピング機能があるのはAmazonのEchoシリーズならでは。「Echo Flex」に話しかけるだけで、お買い物が可能です。例えば洗剤がなくなってしまったときに、わざわざアプリを開くことなく買い物をして、補充を完了できます。
また、対応している音楽配信サービスも重要なチェック項目。自分が登録しているサービスが対応しているかどうか、しっかり確認しておきましょう。対応サービスの幅が広いのは「Echo」の特徴です。
なお、未対応のサービスでもBlutooth接続を使ってスマホから再生し、スマートスピーカーから流すことはできます。
「Echo Flex」でできる10のこと
ここからは、「Echo Flex」でできる代表的なことを簡単に紹介します。
家電を声で操作!スマートホーム化
対応した家電やデバイスが必要ですが、照明、エアコン、お掃除ロボットなど電源を「Echo Flex」に話しかけるだけで操作することができます。
設定次第では、「アレクサ、ただいま」「アレクサ、おやすみ」と言うだけで照明とエアコンを同時に稼働・消すなど、ひと声での一斉操作も可能に。
非対応の家電もスマートリモコンを購入すれば、スマート化できますよ。
音楽やラジオを聴くことができる
通常のスピーカーのように音楽を流すことはもちろん、ラジオやカフェのBGM、川の音などを楽しむこともできます。
音楽配信サービスの楽曲をアラーム音に設定することもできるので、毎朝好きな曲で目覚めることも可能です。
ニュース・天気・占いを確認する
アレクサアプリでニューススキルを追加すれば、「ニュースを読んで」と言うだけでニュースを読み上げてくれます。
天気予報や今日の運勢など様々なスキルが用意されているので、どんどん活用しましょう。忙しい朝にアプリやテレビを見なくても、準備をしながらサクッと情報チェックができます。
リスト機能で予定や買い物リストを記録
後でメモするつもりが、そのまま忘れてしまった……という経験は誰でも一度はあるもの。
「~を買い物リストに追加して」と言えばスマートフォンのアレクサアプリに記録され、外出先でも確認できます。これで自分のToDoリストを手軽にしっかり管理できます。
計算してくれる
とっさの計算で答えが分からない時も、アレクサに聞けばすぐに解決です。
足し算や引き算はもちろん、「今から6時間後は何時?」「今日から45日後は何日?」など、時間や日付にも即座に対応してくれます。
使い方を教えてくれる
スマートスピーカーって何ができるんだろう? そう思った時には、アレクサに直接聞くのが一番早いです。
「何ができるの?」「新機能は?」と尋ねれば、アレクサの得意なことや新たに追加された機能について教えてくれます。
料理が楽しく捗る
「ニンジンを使った料理を教えて」「ロールキャベツのレシピは?」などと聞けば、料理を考案したり、レシピを教えてもらったりできます。
タイマー機能も備えているので、汚れた手でキッチンタイマーを操作する必要がないところもメリットです。
本を読んでくれる
Amazon Kindleの本を読み上げる機能が搭載されているため、家事をしながら知識を増やすことだって可能です。
読み上げる音声はとても流暢で、イントネーションも自然なので、スラスラ頭に入ってきます。
他のアレクサにメッセージを送る
Amazon Echoを既に所持している場合、他の部屋にあるアレクサに向けて内線のようにメッセージを送ることが可能です。
2階にいる家族を1階から大声で呼ぶ、なんてこともしなくて済むでしょう。
お話してくれる
「おはよう」「ただいま」「今日暑いね」など、あいさつ程度の会話はもちろん、映画やアニメのキャラクターのものまねもお手の物。
雑談だけじゃなく、しりとりやじゃんけんなど、声を使ったゲームもしてくれます。
「Echo Flex」はこんな人におすすめ
Echoシリーズに興味があって試してみたい人
2,980円と手が出しやすい価格なので、「興味はあるけど、いきなり高価なスマートスピーカーを買うのはちょっと……」という、スマートスピーカー初心者にぴったりです。
既にアレクサを所有していてもう一台欲しい人
「Echo Flex」はリビングではなく、キッチンや洗面所などでサブとして使うのにピッタリなモデルです。
すでにEchoシリーズを持っているけど、もっといろんな場所でアレクサを使いたい。そんな要望を叶えてくれます。
通常のアレクサにもう一機能欲しいという人
他のEchoシリーズと大きく異る点は、別売りの拡張ユニットで機能追加ができるところです。
拡張ユニットは今後も追加される可能性があり、「普通のスマートスピーカーじゃ物足りない!」という人にも適しています。
音楽にあまり興味がない人
「Echo Flex」の音質は他のEchoシリーズに比べると劣りますが、普段あまり音楽を聴かない人であれば気にする必要はありません。通知、ニュース、天気などを確認するだけであれば、十分に満足できる性能です。
スマートホーム化できればいい方にとっては、安価で願いが叶います。
最も安いスマートスピーカー 好きな場所にアレクサを導入!
ここまで紹介してきた通り「Echo Flex」は
・値段がEchoシリーズや他製品の中で最安の2,980円
・コンセントに挿すだけで簡単に設置可能
・拡張ユニットで自分好みの機能を追加できる
という特徴があります。
スピーカーの性能については引けを取りますが、低価格でアレクサを体験したいという人や、Echoデバイス2台目が欲しい方にはぴったりの機種です。
今までEchoを置けなかったあんな場所やこんな場所に設置して、家全体でスマートな暮らしを体感できますよ。
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