「楽天カード」の利用や「楽天市場」での買い物、その他楽天が展開するサービスを利用したときなど、さまざまな場面で貯まる「楽天ポイント」。しかし、ポイントの還元率や効率のよい貯め方が気になる方もいるのではないでしょうか。
本記事では「楽天ポイント」をたくさん貯めたい方に向けて、「楽天ポイント」の貯め方を徹底解説! 還元率から賢い貯め方まで解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
「楽天ポイント」の還元率は? いくらで1ポイント? 賢い貯め方や基礎知識もあわせて紹介
最終更新日:2022年04月19日
楽天ポイントがもっとお得に貯まる楽天公式アプリ「楽天リーベイツ」。
リーベイツを経由するだけで、TemuやSHEIN、Qoo10など、楽天市場以外の買い物も楽天ポイントの還元対象に! 提携ショップは800以上!
アカウント作成はお持ちの楽天IDでログインするだけ。使わないと損ですよ!
「楽天カード」のポイント還元率は?
「楽天ポイント」を効率よく貯めるなら、「楽天カード」は必須といっても過言ではありません。しかし「楽天カード」を使う場合、ポイント還元率はどれくらいなのか気になりますよね。
「楽天カード」のポイント還元率は、利用方法や支払い先によって変わります。基本の還元率と、還元率が変化する場合について詳しくご説明しましょう。
基本の還元率は1%
「楽天カード」のポイント還元率は基本的に1%で、100円の利用につき1ポイントが貯まります。貯まったポイントは「1ポイント=1円」として、楽天が提供するサービスや加盟店などで利用可能です。
「楽天市場」や楽天の他サービスでの利用に限らず、普段の買い物などでも利用分の1%が還元されます。
なお「楽天市場」での買い物を「楽天カード」で支払う際は、キャンペーンなどによって還元率がアップ! こちらに関しては後ほど詳しく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
「楽天Edy」や「楽天キャッシュ」へのチャージは0.5%
基本は1%のポイントが付く「楽天カード」ですが、「楽天Edy」や「楽天キャッシュ」へチャージした場合の還元率は0.5%です。
ただし、「楽天Edy」のポイント還元率は実質1%と言えます。「楽天カード」からチャージした場合、200円(税込)で1ポイント(0.5%)が貯まります。そして「楽天Edy」の支払い額200円(税込)ごとに1ポイント(0.5%)が付与されるので合計すると1%還元となりますね。
「楽天キャッシュ」は、「楽天カード」からチャージした場合200円(税込)で1ポイント(0.5%)が貯まります。ここまでは「楽天Edy」と同じですね。しかし、「楽天キャッシュ」で支払うと100円(税込)につき1ポイント(1%)が貯まるので、合計で1.5%の還元率となります。
チャージの際はどちらも還元率0.5%ですが、支払いの際にもポイントが貯まるので、合計で見ると還元率が低いわけではありません。
公共料金や税金の支払いは0.2%
「楽天カード」で電気、ガス、水道などの公共料金や税金を支払った場合も、ポイントが貯まります。このような場合の還元率は0.2%。
実際にポイントの対象となる税金は以下のとおりです。以下の税金に加えて、国民年金保険料の支払いもポイント付与の対象となります。
・固定資産税
・都市計画税
・法人税
・地方法人税
・贈与税
・源泉所得税
・住民税
還元率は低めですが、公共料金や税金、保険料の支払い総額を考えると大きな金額になりますよね。これらの支払いも「楽天カード」にして、抜かりなくポイントを貯めるのがおすすめです。
ポイント付与の対象外になるケース
基本的に100円につき1ポイントが付与される「楽天カード」。ところが、100円以上利用してもポイントは貯まらないケースが3つあります。どのような場合に対象外となるのか、確認しておきましょう。
年会費・手数料などにかかる費用
年会費や手数料などの支払いは「楽天ポイント」付与の対象外です。以下のような費用を支払ってもポイントはつきません。
・「楽天ETCカード」の年会費
・一部の「楽天カード」の年会費
・「楽天PINKカード」カスタマイズサービス月額料金
・明細書発行費用
・「楽天Edy」発行費用
・カード切替手数料
・カードショッピングの手数料
「楽天ETCカード」は550円(税込)の年会費が必要ですが。こちらはポイント付与の対象外。その他、楽天のゴールドカード、プレミアムカード、ブラックカード、ビジネスカードもそれぞれ年会費が発生するものの、ポイントは還元されないので注意しましょう。
キャッシング利用分の返済
キャッシング利用分を返済する場合、元本・金利分ともにポイント付与の対象外となります。
また、国内・海外の提携ATMやCD(キャッシュディスペンサー)でキャッシングするとその度に手数料が発生しますが、こちらも同様にポイントは貯まらないので覚えておきましょう。
他社決済サービスへのチャージ
「楽天カード」を利用して他社の決済サービスへのチャージしても、「楽天ポイント」は付きません。対象外のサービスは以下のとおりです。
・「auかんたん決済」利用による「楽天Edy」チャージ
・「nanaco」クレジットチャージ
・モバイルPASMO
・モバイルSuica
・スマートICOCA
・WAON
・ファミペイ
「楽天キャッシュ」にチャージしたときと違い、その他のサービスにチャージする場合は「楽天ポイント」が付与されないので注意しましょう。
楽天ポイントの基礎知識
「楽天カード」利用時のポイント還元率がわかったところで、「楽天ポイント」の基礎知識を知っておきましょう。
「楽天ポイント」には2種類あり、利用できる用途や有効期限が異なります。それぞれの特徴やルールを知っておけば、「なぜかポイントが使えない!」「気づかないうちにポイントが消滅していた……」といった事態を回避できます。
「楽天ポイント」には2種類ある
「楽天ポイント」には、「通常ポイント」と「期間限定ポイント」という2種類があります。通常ポイントは、楽天のサービスや「楽天カード」利用額に応じて付与されるポイントです。
期間限定ポイントは、一部の楽天関連サービスの利用または特定のキャンペーンなどで獲得できるポイントです。期間限定ポイントは、その名のとおり利用期間が限られる他、用途も限定されます。以下の用途で期間限定ポイントを使うことはできません。
・「楽天カード」の利用額に充当
・「楽天証券」での投資・運用
・「楽天Edy」にチャージ
・「楽天ペイ」の「Suica」にチャージ
どちらのポイントも、「楽天市場」での買い物や店舗での支払いなど、基本的には1ポイント=1円として使えます。なお、期間限定ポイントがある場合は優先的に消費されるので、その点も覚えておくと安心でしょう。
「楽天ポイント」の有効期限
通常ポイントと期間限定ポイントの違いは用途だけでなく、有効期限も異なります。
通常ポイントの有効期限はポイントを獲得してから1年間。しかし、有効期限内に新たにポイントを獲得すると、自動的に有効期限が延長されます。つまり、1年間のうちのどこかで楽天のサービスや「楽天カード」を利用してポイントを貯めれば、ポイントの期限が切れることはありません。
一方で期間限定ポイントは、獲得したポイントごとに有効期限があるもので、期限を過ぎるとポイントは失効します。新たにポイントを獲得しても延長されることはありません。期限は10日から数ヶ月までなどさまざま。「月末まで」など日時が指定されている場合もあります。
期間限定ポイントがある場合は、「楽天市場」や「楽天ポイント」加盟店などで積極的にポイントを利用するのがおすすめです。
「楽天ポイント」を賢く貯める方法
ポイントを貯めるなら、効率よく多く貯めたいですよね。そこでここからは、「楽天ポイント」を賢く貯める5つの方法を紹介します。
「楽天ポイント」は、アプリを利用する、特定の日に買い物をするなど簡単な工夫でザクザク貯めることができます! ぜひ参考にしてみてください。
「楽天ポイント」を賢く貯める5つの方法
- 「楽天市場」アプリを使って買い物をする
- 毎月「5と0のつく日」に買い物をする
- 「お買い物マラソン」にエントリーする
- 「楽天ポイント」が貯まるお店を利用する
- 楽天が提供しているサービスを利用する
「楽天市場」アプリを使って買い物をする
「楽天市場」のアプリから買い物をすると、ポイント+0.5倍になります。アプリを利用するだけでポイントアップするのは嬉しいですよね。
さらに、「楽天市場」ではアプリ限定で「ラッキーくじ」が引けます。1日1回無料でくじを引くことができ、1ポイントから最大5,000ポイントが当選。こちらもぜひ毎日参加してみてください。
毎月「5と0のつく日」に買い物をする
毎月5と0のつく日に「楽天市場」で買い物をすると、ポイント5倍になります。「楽天市場」で購入予定の商品があれば、毎月5と0のつく日にまとめて購入するのもおすすめです。このキャンペーンを適用するためには、2つの条件を満たす必要があります。
・キャンペーンにエントリーする
・「楽天カード」で決済する
こちらのキャンペーンは対象日の0:00~23:59の間にエントリー必須、「楽天カード」支払いのみが対象です。条件を満たして毎月効率よくポイントが貯めましょう。
「お買い物マラソン」にエントリーする
「お買い物マラソン」とは、期間中に「楽天市場」で買い物をしたショップ数に応じて、ポイントの倍率が上がっていくキャンペーンです。
1つのショップで購入するごとにポイントが+1倍に。購入したショップ数が10以上になると、購入した商品全てにつきポイント10倍になります。キャンペーンページからエントリーすると参加できるので、この期間に買いまわりをしましょう。
ただし、ポイントアップのためにはそれぞれのショップで1,000円(税込)以上購入する必要があります。
さらに、同じ店舗で複数回購入しても1つのショップとしてカウントされるので注意してください。あらかじめ買いたいショップをピックアップしておくと、スムーズに買いまわりができますよ。
開催日は過去と同じ日にちに開催されることが多いため、予測しやすいでしょう。開催日を事前に予測しておくのがおすすめです。
「楽天ポイント」が貯まるお店を利用する
街での買い物や食事でも「楽天ポイント」を貯めることができます。「楽天ポイント」加盟店で、会計時にポイントカードやアプリを提示しましょう。このようなお店では、貯まったポイントを使うこともできますよ。
「楽天ポイント」が貯まるお店は、マクドナルドやバーミヤン、すき家などの飲食店、ショッピングセンター、ドラックストアなど豊富にあります。よく行くお店の中でも「楽天ポイント」の加盟店を選んで利用すると、賢くポイントを貯められます。
楽天が提供しているサービスを利用する
さまざまなサービスを提供している楽天。ネットショッピングができる「楽天市場」や、書籍やDVDを購入できる「楽天ブックス」、ホテル予約やレンタカー予約ができる「楽天トラベル」など、その種類は多岐にわたります。
さらには「楽天ひかり」や「楽天モバイル」など、Wi-Fiやスマホも楽天に切り替えが可能です。買い物や旅行、通信環境などを楽天のサービスに統一すると、どんどん「楽天ポイント」が貯まりますよ。
積極的に楽天グループのサービスを利用し、「楽天ポイント」と連携してみましょう。これは「SPU」という仕組みですが、この次に詳しく解説します。
楽天の「SPU」を利用して大幅ポイントアップを狙おう!
楽天市場には「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」と呼ばれるものがあります。楽天のサービスを利用すればするほどポイント倍率が上がるので、賢く利用して多くのポイントをゲットしましょう。
「SPU」とは?
「SPU」とは、楽天関連サービスを利用するとポイントの倍率が上がっていく仕組みです。「楽天市場」での買い物が最大ポイント15倍になるなど、「SPU」を利用すればより効率よくポイントが貯まります。エントリー不要なので、自動的にポイントアップが適用されます。
さらに「SPU」は、「お買い物マラソン」など他のキャンペーンとも併用が可能。このようなキャンペーンにエントリーすることで、さらにポイントアップが狙えます。
「SPU」の対象サービスは?
「SPU」は楽天のさまざまなサービスが対象となります。ポイント倍率はそれぞれ異なりますが、+0.5倍から大きいものでは+3倍までアップ! 合計で最大15倍にもなるので、ぜひ積極的に楽天のサービスを併用しましょう。「SPU」の対象サービスは以下のとおりです。
対象サービス | 倍率 |
---|---|
楽天会員 | +1倍 |
楽天モバイル | +1倍 |
「楽天モバイル」キャリア決済 | +0.5倍 |
楽天ひかり | +1倍 |
楽天カード | +1倍 |
楽天プレミアムカード | +3倍 |
楽天銀行+楽天カード(※1) | +1倍 |
楽天の保険+楽天カード(※2) | +1倍 |
楽天証券 | +1倍 |
楽天ウォレット | +0.5倍 |
楽天トラベル | +1倍 |
楽天市場アプリ | +0.5倍 |
楽天ブックス | +0.5倍 |
楽天Kobo | +0.5倍 |
Rakuten Pasha | +0.5倍 |
Rakuten Fashionアプリ | +0.5倍 |
楽天ビューティ | +0.5倍 |
これらのサービスを全て利用するとポイントが15倍になります。なかなかすぐには達成できないものもありますが、比較的利用しやすい以下のようなサービスから始めてみてください。
・「楽天カード」の利用
・「楽天市場」アプリの利用
・楽天銀行+楽天カード(「楽天銀行」の口座から「楽天カード」利用分を引き落とし)
・楽天モバイル
また、出張や旅行に行くときは「楽天トラベル」、美容院は「楽天ビューティ」で予約するなど、事あるごとに楽天のサービスを利用するよう意識してみましょう。
さらに「SPU」は他のキャンペーンとも併用可能です。一例として、以下のようなキャンペーンを一緒に利用するとさらにポイントをゲットできますよ。
キャンペーン名 | 最大ポイント倍率 | 「SPU」を併用した場合の最大倍率 |
---|---|---|
お買い物マラソン | 28倍 | 43倍 |
勝ったら倍キャンペーン | 4倍 | 19倍 |
ワンダフルデー | 3倍 | 18倍 |
「勝ったら倍」キャンペーンでは、楽天イーグルス・ヴィッセル神戸・FCバルセロナが試合で勝利した翌日はポイント最大4倍に。「ワンダフルデー」は毎月1日、ポイントが3倍になるキャンペーンです。
この他にもキャンペーンはたくさんあり、その都度「SPU」と併せてエントリーすることでより多くのポイントを獲得できます。
楽天ヘビーユーザーなら「楽天ゴールドカード」がおすすめ
かなりの頻度で「楽天市場」で買い物をするなど、楽天のサービスをよく利用する方は「楽天ゴールドカード」に切り替えるのもおすすめです。
「楽天ゴールドカード」は年会費2,200円(税込)で発行可能。「楽天市場」ではいつでもポイント3倍になります。誕生月ならさらに+1倍になり、ザクザクポイントが貯まりますよ。
また、国内空港や一部の海外空港のラウンジが年2回無料で使えます。そのため、旅行や出張にいく方にもおすすめ。その他、通常は550円(税込)の年会費がかかるETCカードを無料で付帯できるなど、嬉しい特典があります。
「楽天ゴールドカード」に切り替えるとポイントがもらえるキャンペーンも随時行っているので、申し込む際は忘れずにチェックしましょう。
獲得した「楽天ポイント」の確認方法
獲得した楽天ポイントは、「楽天PointClub(ポイントクラブ)」で確認するのがおすすめ。「楽天PointClub」を開き「ポイント実績」から確認しましょう。ポイント実績は1年前までさかのぼることができ、獲得ポイント数や獲得時の内容を確認できます。
また、これから付与される「獲得予定ポイント」や「期間限定ポイント」もチェックできます。備考欄にはポイントの利用期間が記載されているので、確認しておきましょう。
還元率を上げて「楽天ポイント」を賢く貯めよう
「楽天ポイント」の還元率は、基本的に利用額の1%。しかし、さまざまなサービスやキャンペーンを利用することで、簡単にポイントアップが可能ですよ。特に、日常の買い物などの支払いを「楽天カード」にまとめるのがおすすめです。
さらにポイントアッププログラムである「SPU」も見逃せません。「楽天市場」アプリを利用したり、他の楽天サービスを併用したりすることで、どんどんポイント倍率がアップ!
日頃から意識して楽天のサービスを利用することで、多くの「楽天ポイント」を貯めることが可能です。賢く「楽天ポイント」を貯めて、お得に利用しましょう。
こちらの記事もおすすめ