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  • ミニマリストの服選びの基準は? 男性女性ともに使える20アイテムワードローブの極意を解説

シンプルな生活を追求するミニマリストたちは、そのライフスタイルを服装にも反映させます。そこで今回は、男女共にミニマリストが愛用するシンプルでおしゃれな服の選び方について、ミニマリストの方の視点を交えながら解説していきます。

質の良さ、デザイン、機能性など実は奥が深いミニマリストの服装の世界。洋服選びで困ったときには、この記事を参考に自分だけのシンプルで洗練されたミニマリストファッションを見つけてみてください。

監修:ミニマリストゆみにゃん

北海道生まれ。数々の詐欺に遭いお金を失う。ミニマリストと節約に目覚めてYouTubeで発信(2023年7月 登録者12万人)、資産5000万円を達成しセミリタイア。2冊の著書『お金のつくりかた』『オートで月5万円貯まる魔法の節約術』がある。

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執筆:森 茂穗(もり しげほ)

メディア制作歴20年以上。5つのファッション雑誌や女性向けwebメディアの編集長を経験。モデル育成やプロデュースに定評がある。

本当に大切な物を長く使うライフスタイルで、自分にとって大切な物は何か?を問いかけるミニマリストに共感している。

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ミニマリストが実践する20アイテムワードローブとは?

洋服ラックにかけられたシンプルな服

必要最小限の物で暮らすミニマリストは、服の所持数も自分に合った数に限定します。「何着ならミニマリスト」など所持数に決まりはありませんが、だいたい春夏秋冬を通して着る服が20着前後が平均的と言われています。

この数値を基準に考え出されたのが、20アイテムワードローブという考え方。春夏秋冬すべての季節を通じて使用する服の数を20までにするというルールです。これをさらに絞り込んで10アイテムで生活しているミニマリストや女性であれば夏はメインのワンピース1着だけという方もいらっしゃいます。

自分にとっての最小限であれば服は何着持っていもミニマリストです。ワンピース1着しか持たず乾燥機付きの洗濯機で洗うことで毎日着て過ごすといったミニマリストの方もいれば、服が好きで人生を豊かにしてくれるものであれば自分にとって必要な服の数を必要な枚数だけミニマリストもいるでしょう。

このように基準は人それぞれですが、コーディネートや着回しをしやすい形やカラーの服を選び、所持数は少なめにするというミニマリストが多いです。

ミニマリストになって服を減らすメリットは?

シンプルなファッションスタイルでゆったりと過ごす女性

「ちょっと違う、を理由に似たような服を買ってしまう」「クローゼットがいっぱいで中に何が入っているかわからない」「なんとなく購入して引き出しの奥にしまいっぱなしになっている服がある」などといったことはありませんか? 

ミニマリストになって服を減らすことで、こういった余計な出費や無駄なスペースを省けることがあります。

さらに手持ちのお洋服を減らすことで、お金や時間を有効に使えるなどたくさんの良い影響が。服を減らすメリットを知って、シンプルにすっきりと暮らすためのモチベーションを上げましょう。

手持ちの服を把握できて管理がしやすい

服を選ぶ女性

所持する服が少ないと、自分がどの服を持っているかを把握しやすくなります。

服がたくさんあるとクローゼットや引き出しの奥にしまわれてしまい、出番がなくなるどころか持っていることすら忘れてしまう物もあります。そういった服は限られた収納スペースを占領し、部屋がちらかる原因にもなるでしょう。

どんな服を持っているか把握できていると新しく服が欲しいときにも、手持ちの服と合うか判断しやすくむやみに服が増えることも防げます

想像力が豊かになり着回し上手になれる

シンプルなファッションスタイルの女性

所有しているお洋服が少なければ、持っている服でコーディネートを組まなければならないので想像力が豊かになります。限られたトップス、ボトムス、インナーなどで組み合わせパターンを考えているうちにイマジネーションが豊かになり着回し上手になるでしょう。

新しく服を購入するときも所持している服と合うか、着回しはできるかなど想像しながら選ぶようになります。

コーデに迷わず時短でスタイリングできる

仕事に集中している女性

服をたくさん持っているとコーディネートのパターンも増えます。そうすると「今日は何を着ようかな」と迷ってしまい、コーデを決めるのに時間がかかってしまいます。そうして迷っているうちに、貴重な朝の時間を無駄にすることもあるでしょう。

持っている服が減れば組み合わせも決まってくるので、迷ったり決断したりする時間が減ります。時短でスタイリングができれば朝の時間に余裕ができ、ゆっくり食事をしたり読書をしたりと有意義に過ごすことが可能となります。

出費が抑えられる

メガネをかけて知的な女性

持っている服が少なければ、新しく服を購入するときも「手持ちの服と合うか」を考えて慎重に選ぶことが可能。また手持ち服のバリエーションもそれほど多くないので、そもそもの選択肢も良い意味で狭くなります。

そうすることで洋服の組み合わせをあまり考えず、「欲しい!」というその場のパッションで着回ししづらく出番が少ない服を買ってしまうなど無駄な出費が抑えられます。似た形や色の服を何着も買ってしまうことも防げるでしょう。

こうすることでクローゼットがすっきり片付き、部屋のきれいさをキープするために無駄な服を買わなくなる人もいます。

無駄な服を買うことで出費が抑えられたら、浮いたお金を貯蓄に回したり自己投資など本当に自分に必要なことに使うことが可能になり一石二鳥です。

衝動買いが減る

買い物を楽しむ女性

服が少なく手持ちの物が把握できることで、先ほどチラッと触れたように衝動買いの防止にも繋がります。持っている服のバリエーションが絞られているので、新しい物を買うときに慎重になれます。

衝動的に欲しい服があっても、そもそも手持ちのバリエーションに合わないから買わなかったり、冷静になってじっくり選ぶことができるようになる。ただ欲しいという気持ちを「本当に必要か?」という方向に切り替えられるようになるのです。

またミニマリストになると持っている物を大切にし、長く愛用しようという気持ちも生まれるのでむやみに服を増やしたくなることも減ります。このように衝動買いが徐々に減って本当に必要なものだけが残るのは大きなメリットです。

衣替えをする必要がなくなる

洋服を整理している女性

持っている服が少なくなれば収納スペースに余裕が生まれ、クローゼットや引き出しがすっきり片づきます。季節の変わり目にラックにかける服を変えたり、奥から季節物の服を出してきたりという「衣替え」をする必要がなくなります。夏服も冬服もひとつのラックで管理しているミニマリストも多くいます。

衣替えをする必要がなくなるということは、季節の変わり目の「面倒なイベント=衣替えや新作の購入」が減り、このためのお金も労力も時間も本当にしたいことに使えます。

衣替えが必要ないほど部屋がすっきりと片づけば、普段の掃除や服の手入れもしやすくなるでしょう。また、そのくらいお洋服が少なければ「見せる収納」も、おしゃれにキュートに演出することが可能になります。

ミニマリストゆみにゃんが教える服を減らすための方法

監修:ミニマリストゆみにゃん

かつての私は洋服を200着、靴を30足所有し「毎日違う服を着ないとおしゃれだと思われない」という呪いにかけられていました。でも私の服のことなど職場の人は気にしていないと気づいたのです。今では服は20着、靴は3足に。厳選されたお気に入りの着心地がいい服は日々の幸福度を上げてくれ、朝の支度時間も減らしてくれます。少ない洋服で楽しく暮らすポイントは、平日は私服を制服化し、休日はお気に入りのワンピースでおしゃれを楽しむこと。平日は機能性重視、休日は気分重視ですね。あとは、バッグと靴の色を合わせること。洋服全体に統一感が出ます。私は合わせやすくコーデを華やかにしてくれるゴールドを選んでいます。まずは、長らく着ていない服から手放してみてはいかがでしょうか。

ミニマリストの服選びのポイント

シンプルなファッションで座っている女性

ミニマリストがすっきりとしたクローゼットをキープしながらおしゃれを楽しむためには、服をどうやって選ぶのかがポイントとなります。

着回しやすさやお手入れのしやすさ、長く愛用できるかなどチェックすべきことを知っておきましょう。

基準を「自分」に! 好きかどうか、似合うかどうかで選ぼう

お気に入りの服を着て街を歩く女性

ミニマリストにとって大切なことは、自分が本当に好きな物を厳選すること。流行っている物や他のミニマリストがおすすめしている物が、必ずしも自分に似合うとは限りません。

できれば実際に着てみてしっくりくるものを選ぶのがおすすめです。厳選して購入したら大切にお手入れして、長く愛用しましょう。

機能的であることはミニマリストにとって大切ですが、それだけを重視するのもおすすめできません。ときには着ると気分が良くなったり、テンションが上がる服を選びましょう

今年っぽさを出したいならチェック柄しかない!

2023年のトレンドの中でミニマリストのシンプルなスタイルに合いそうなのがチェック柄。昨年のY2Kの流れからさらに遡った90年代っぽさが今年の気分。

モノトーン系の服にも合わせやすく、ちょっと今年っぽさを出したいなって場合は、男女ともにチェック柄がおすすめですよ!

1枚でコーデを今年っぽく仕上げてくれる

ミニマリストのコーデには華がないなんて誰が決めた?

メンズは羽織るだけでキングになれる

いくつになっても可愛らさと遊び心を忘れずに

シンプルなデザインのものを選ぼう

シンプルなワンピースを着ている女性

服選びに迷ったら、シンプルなデザインのものを選ぶのがおすすめです。デザインがシンプルであればコーディネートに一定の法則ができますし、着回しもしやすく買った服をたくさん着ることができます。

柄や形が個性的な服は着回しがしにくいだけでなく、すぐに飽きてしまうというデメリットもあります。購入したときは良いと思っても数回しか着られなければ無駄になり、収納スペースも奪われることに。シンプルな服を選んでクローゼットもすっきりさせましょう。

大人っぽくエレガントに体型カバーもかなえる

それとなく上品さを出せるシンプルな1枚

黒と同じように着回せる「深い緑」の魔法

筆者が毎年夏に3枚購入するユナイテッドアスレの7.1オンス

服のテイストを統一する

モノトーンファッションの女性

好きな服のテイストを決めておき、統一することも大切です。さまざまなジャンルの服を持っていると着回しがしづらく、服が増えていく原因にもなります。選ぶ服のテイストを統一しておけば、何を買って何は買うべきではないかが分かりやすくなるのでおすすめです。

テイストを決めるには、まずはファッション誌やSNSを見て真似してみるのがおすすめです。好きなインフルエンサーを参考にするのも良いでしょう。

最近ではミニマリスト向けの機能的な服やコーディネートを発信している方もいます。お手本が見つかったら実際に試してみて、徐々に自分に似合うテイストを見つけていきましょう。

服のテイストを統一するポイント

  • メインで着る色を2色に決める
  • メインの2色も7:3で割合をどちらかの色に偏らせる
  • 3色めの色や柄を入れるときはコーデの中の面積を大きく
  • コーデのシルエットはできるだけ流行に合わせる(4〜5年は続く)
  • 洗濯しやすい、着心地が良いなど服の素材は重視する

オン・オフ両方で使いやすいものを選ぶ

可愛いジャケットが飾られたトルソーとお洋服屋

仕事をする「オン」のとき、休みの日やプライベートで出かける「オフ」のとき、両方で使えるものを選ぶのもおすすめです。

どんなシーンでも着回しやすい服を選べば、所有数を減らすことができますし管理がラクに。毎日の服を選ぶストレスも減ります。服を使い分ける手間も省けるので、効率よくコーデを組めるようになります。

ベーシックカラーを選ぶ

ノースリーブの黒いワンピースでくつろぐ女性

カラーはベーシックなものだと着回ししやすく、どんなシーンにも合わせやすいです。ホワイト、ベージュ、ブラック、ブラウン、ネイビー、グレーなどがメンズ・ウィメンズ問わずおすすめ。

最初は柄はなく、無地のものが良いでしょう。無地が地味だと感じるなら、ボーダー、ストライプ、チェックなどトレンドに左右されにくい柄を選ぶと長く愛用できます。また女性であればレースやシフォンなど素材で遊ぶと地味さが吹っ飛びます。

印象チェンジを楽しみたい方は、いつも着る服をベーシックカラーにし加えて差し色になる服を2〜3着持っておくと良いでしょう。

着回ししやすいアイテムがおすすめ

お洋服ラックにかけられた白い服

着回しのしやすさは特に重視しましょう。どんなボトムスにも合う白シャツや、インナーを変えれば印象が変わるキャミワンピース、ジャケットなど応用が効くアイテムは飽きずに着られます。

着回しやすいアイテムを選ぶコツは、まずはトップスを決める。その次にボトム、その次に羽織りといった具合にアイテムをひとつずつ定めていくのがおすすめです。

上質なアイテムなら長く使える

可愛い昔のミシン

ミニマリストになって服の所有数が減ると、同じ服を何度も着ることが多くなり洗濯の回数が増えることになります。たくさん洗うとそれだけ消耗も激しくなるので、丈夫なアイテムを選んでおくと安心です。

上質な素材にこだわると長く使えて結果的にコスパも良くなります。普段着であれば、綿、リネン、ウール、ポリエステル、ナイロンなどがおすすめ。価格が安すぎるものはすぐに劣化してしまう可能性があります。そうなるといくら安く手に入ってもコスパは良くありません。

長く使えるうえに、自分が好きだと思える素材を選ぶのも良いでしょう。例えば、革やカシミヤなどは上質で着心地がよく長く愛用できます。

またラグジュアリーブランドのアイテムは流行に左右されにくく、アイテムによっては数十年着ることができる優れもの。余計なものにお金を使わず、自分の本当に好きなものに投資する余力があるミニマリストなら、こういった選択もありですよね。

さりげなく「エルメス」ってのがオシャレ上級者

ヴィトンのモノグラムに飽きるなんてありえない

お手入れのしやすさも重要

ラックにかけられたお洋服

最小限の服で着回しをするために、お手入れのしやすさも重視しましょう。洗濯機で洗える、特別な洗剤が必要ないなど、洗いやすいアイテムがおすすめです。クリーニングに出さなければいけない服だと、クリーニングをしている間にコーデが組めず、服を増やしてしまう原因にもなりまるので自宅で洗えるものが良いでしょう。

シワになりづらいものや、アイロンをかけなくても良い服もおすすめです。さっと着られてストレスも減ります。

アイロン不要のサテンのパンツ素材は男女ともにおすすめ

流行に左右されないアイテムを選ぶ

スマホで服を選んでいる女性

流行に左右されないアイテムを選ぶと、長く愛用することができます。トレンドど真ん中の服はブームが去ってしまうとどうしても古く見えてしまい、すぐに着られなくなってしまうことが多い。

今は流行っていても翌年には古臭い、ダサいと感じてしまうことは大いにあります。価格が高くワンシーズンしか着られないものであれば、金銭面でも無駄が多く物が増える要因にも。

衝動買いしたくなったときは、自分の手持ちのアイテムと合わせられるかどうか、本当に必要かどうかを考えましょう。やはり、ベーシックなカラー、形、柄のものが着回し力が高くて長く使えます。

流行に左右されにくいマルジェラは男女共におすすめ

ミニマリストが持っておきたい基本のアイテム

黒いニットを着た女性

ミニマリストは着回しやすいアイテムを持っておくと、シンプルにおしゃれを楽しめます。基本のアイテムを揃えておくことで、快適に過ごせるでしょう。

「Tシャツ」はあらゆるシーンで使える

Tシャツを着た女性

ひとつ持っておくと便利なのがTシャツ。どんなボトムスにも合わせやすくカジュアルなコーデも、きちんとしたシーンでも幅広く使えます。主張が少ないぶんアウターで変化を楽しむことも可能です。

肌寒くなる季節はインナーとして活用すれば一年中着ることだって可能です。着回しやすく、長く使えるのでミニマリストにぴったりと言えるでしょう。

メンズ、ウィメンズともにおすすめで、ユニセックスで楽しめるアイテムも多いです。種類も豊富なので、たくさんの中からお気に入りの1枚を選ぶこともできます。

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「シャツ」は白・黒・グレーがおすすめ

白いシャツを着た女性

シャツも1枚もっておくと重宝するアイテム。カラーは特に白・黒・グレーがおすすめです。

特に白は清潔感があり、プライベートはもちろんビジネスシーンでも活用できます。さまざまなボトムス、アウターと合わせやすいので、印象チェンジも楽しめます。トップスとしてはもちろん、羽織りとしても使えるのが嬉しいところ。

黒やグレーは使い回しやすく着痩せ効果もあるので、スタイリッシュな印象に見せたい人にはおすすめです。

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カジュアル派なら「パーカ」

黒いパーカを着た男性

秋から冬にかけてはパーカがおすすめ。特にカジュアルなコーディネートが好きなミニマリストにぴったりです。動きやすい素材やシルエットのものが多く、自転車に乗る日などアクティブなシーンでも活躍。部屋着としてもバッチリです。

フードを被れば防寒にも。無地やワンポイントの柄物なら流行に左右されにくく、丈夫な物も多いので長く使うこともできるでしょう。ワンマイルのお出かけにも良いですが、お気に入りのブランドの物を選べばおしゃれしたい日にも使えます。

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「ニット」は薄手なら長く使える

ニットを着た女性

冬のイメージが強いニットは、薄手なら長く活用できるのでミニマリストにとってうれしいアイテムです。春や秋は1枚で楽しんで、寒くなったらアウターを重ねましょう。洗濯機で洗えないことが多いので、お手入れに多少手間はかかりますが大切に使うことで愛着が湧きます。

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「デニムパンツ」は流行に左右されにくい

デニムパンツを履いた女性

デニムパンツはカジュアル派にとってはベーシックに使えるアイテムです。デニムパンツの中でもストレートで濃いカラーの物が流行に左右されにくいです。リバイバルブームも起きやすく1本持っておけば何年後かにまた使えることもあり、長く愛用できます。

こだわって作られている物や高級な物もあり奥深さが追求できるので、ファッションを楽しみたいミニマリストにもおすすめです。

ゆったり広がるシルエットのデニムがおすすめ
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「アウター」はアウトドアブランドのマウンテンパーカが人気

さまざまな種類があるアウターの中でも、ミニマリストからの人気がふつふつと高まっているのがマウンテンパーカです。防水・防風性が高く汚れても自宅で洗えるなど、機能面でも優れているのが使いやすいポイント。

コンパクトにたためる物が多く、収納スペースをとらないところもミニマリストにとって良いでしょう。名だたるアウトドアブランドから発売されていて、上質な物が多いのも嬉しいところ。

シンプルでカッコよく着られるデザインが多く、羽織ってしまえば即コーデがきまるという手軽さもあります。カジュアル派におすすめですが、そうでなくても1枚持っておくとアクティブに動きたい日に活躍します。

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女性ミニマリストにおすすめのアイテム

白い服を着た女性

女性ミニマリストは、ウィメンズだからこそ着られるアイテムを楽しみましょう。シンプルさだけを求めず、シルエットや素材の華やかさや可愛さで遊ぶのもおすすめです。

「ロングシャツ」は着回し力が高い

服を着る女性

女性ミニマリストにおすすめのひとつめは、丈の長いロングシャツ。ワンピースのように見せられて、ゆったりと着られるのが特徴。ボタンを開ければ羽織りのようにも使えます。

ベルトをつけてウエストマークすることでスタイルアップして見せたり、メリハリをつけたりと着方に変化をつけることも可能。インナーやベスト、アウターを重ねて温度調節もできます。

JILSANDER(ジルサンダー)のロングシャツ

「きれいめパンツ」はビジネスシーンにも使える

シルエットやカラーできれいめに見えるパンツがあると、プライベートでもビジネスでも使えて便利。あらゆるシーンで活用できれば、パンツをたくさん持たなくてもすみます。

裾に向かってやや細くなるテーパードパンツはきちんとした印象もありつつ、美脚効果も高まるので女性ミニマリストにおすすめ。ストレートシルエットなら動きやすくだらしなくも見えません。カジュアルすぎない素材であればワイドパンツもカッコいい女性を演出するならおすすめですよ。

MARNI(マルニ )のテーパードパンツ

CELINE(セリーヌ)のワイドパンツ

シンプルでオン・オフ使える「スカート」

スカートは仕事をする「オン」のときとプライベートの「オフ」のときの両方使える物を選ぶと良いでしょう。おすすめは裾が広がりすぎない、タイトなシルエットのものです。オンのときにぴったりで、オフのときには合わせるトップスによってカジュアルダウンすることができます。

丈が短すぎる物だとビジネスシーンにそぐわないので、膝下からロングが使いやすいでしょう。カラーはベーシックで主張をしすぎない、ブラックやネイビーが無難です。

SNIDEL(スナイデル)のスカート

FRAY I.D(フレイアイディー)のハイウエストマーメイドスカート

「ワンピース」が便利! 特に半袖、シャツ素材がおすすめ

ワンピースを着た女性

1枚でコーデがきまるワンピースは女性ミニマリストの味方です。コーデを考える手間が省けて準備の時間がラクになります。

可愛らしいガーリーなものから大人っぽく見せてくれるレディなものまで、毎シーズンおしゃれなワンピースがたくさん発売されます。ただしコーデを考えなくていいぶん、着回しがしづらくワンパターンな印象にもなりがち。

トレンドのデザインを選ぶとすぐに着られなくなってしまう可能性もあります。そこでおすすめなのが、半袖でシャツ素材のもの。シャツワンピとして着れるのはもちろん、羽織りとして使用することもできるので変化がつきやすく、長袖のインナーを重ねればロングシーズン着られます。

半袖シャツワンピース

「カーディガン」で気温や紫外線に対応しよう

防寒対策や紫外線対策に持っておくと重宝するのがカーディガンです。薄手のものなら収納スペースをとらず、持ち歩くときもコンパクトにすることができるのでミニマリストにおすすめです。

女性の場合、夏でも冷房で体が冷えることがあるので、実は一年中使えるアイテムでもあります。最近ではUVカット素材で暑い日でも快適に着られるカーディガンも。

もちろんコーデの差し色やアクセントに使ったりと、ファッションに変化をつけるアイテムとして楽しむのも良いでしょう。

Mila Owen(ミラオーウェン)のカーディガン

男性ミニマリストにおすすめのアイテム

椅子に座った若い男性

男性ミニマリストはコーディネートのパターンを決めて「制服化」してしまうのもおすすめです。メンズファッションはウィメンズに比べて、服のバリエーションが少ないので制服化がしやすい。また、スタイリッシュなアイテムを選べばおしゃれにも見せられます。

Tシャツ+ジャケット+スラックス、ニット+ストレートパンツなど、パターンは好きなテイストで良いですが、無地やベーシックカラーなどシンプルなアイテムを使った方が制服化しやすいです。

同じアイテムを数枚持つのも良いですが、カラーを変えて着回せば飽きずに着られるメリットも。

制服化をすることで服の数を減らせるのはもちろん、選ぶ時間やコーデを決めるストレスを減らせるというメリットがあります。

コーデを制服化するポイント

  • 色は白・黒・ネイビーorカーキで統一する
  • 秋冬は黒、春夏はネイビーorカーキを白に合わせる
  • 冬は黒の布面積を多くする
  • 逆に冬に白の面積が多くなると寒い印象になるので注意
  • 割り切って全て「黒」で統一するという選択もあり
美しいシルエットのTシャツ

レイヤードしやすいノーカラー

ニットはあえてのポロシャツタイプを選択

ジャケットはシルエットの美しさで選ぶ

原点にして頂点、そんなパーカを1枚

美シルエットも履き心地も両方欲しい

素材で遊んでる感を出してコーデにメリハリつける

DICKIES(ディッキーズ)のネイビーがやけに気になる

夏はサクッとノースのネイビー一択

ミニマリストが持っておくべき小物

伊達メガネをかけた女性

服とともに、あると便利な小物も揃えておきましょう。シンプルなスタイルだからこそ、小物で遊ぶだけでアクセントが効いてオシャレに見えますよ。

「ベルト」をアクセントやスタイルアップに

ベルトはメンズならひとつは持っておきたいアイテム。仕事で必要というミニマリストもいるでしょう。素材や質にこだわったり、思い切ってハイブランドにしてみるなど、愛着が沸く物だと大切に長く愛用できます。

男女ともにベルトをアクセントに使うのもおすすめです。女性ミニマリストの場合は、ワンピースにベルトを合わせてウエストマークすることで、腰の位置を高く、脚を長く見せるスタイルアップ効果を狙えます。

ちょっぴりベルトで主張してみる

主張は強いのにどんなパンツにも合うGUCCIのベルト

「伊達メガネ」は外しアイテムとして使える

ミニマリストのコーディネートはシンプルなことが多く、単調に見えてしまうことがあります。またミニマリスト自身、服を減らしたりシンプルにしすぎることでおしゃれに興味が薄れてしまうこともあるようです。ときには遊びをプラスすることで、ミニマリストライフを充実させましょう。

伊達メガネはいつものコーデの外しアイテムとして使えます。知的な印象をプラスでき、シンプルなファッションと相性が良いです。度なしのメガネでもいいですが、ブルーライトカットのメガネならパソコン・スマホ疲れを防げて機能的です。

ブランドで選ぶならGentle Monster(ジェントルモンスター)

丸顔の人におすすめ1:スクエア

丸顔の人におすすめ2:オーバル

面長の人におすすめ1:ラウンド

面長の人におすすめ2:ウェリントン

三角顔の人におすすめ:オーバル

四角顔の人におすすめ:ボストン

「ソックス」はベーシックカラーのほかにアクセントカラーを持っておくのも良い

ソックスでコーディネートに変化をつけるのも良いでしょう。ソックスは制服化もしやすく、ベーシックな物を揃えやすいので普段履く物はシンプルで洗濯のサイクルに合わせて必要最小限に。

加えて赤やオレンジ、イエロー、ブルー、グリーンなどアクセントカラーを持っておくと気分を変えられます。思い切って鮮やかな物を選び、シューズから少し見せるのもおしゃれ。最近ではコンビニなどでも明るいカラーのソックスが手軽に手に入るのでぜひ一度チェックしてみてください。

カラーソックスでさり気ない遊び心を

「スカーフ」は女性におすすめ

女性ミニマリストならスカーフをアクセントにするのもおすすめ。デコルテが開いたトップスなど、首元が寂しいときに巻いたり、ベルトとして使ったり、ヘアアクセサリーにも使えます。

バッグのハンドルにつけるのも人気です。ペイズリー柄、ドット柄、モノグラムなど柄の種類も豊富なので、好みに合わせて選べます。食事のときに膝掛けにしたり、バッグの中身を隠すために使ったりと機能性も抜群。

マルジェラのスカーフストールなんて可愛すぎる

やっぱり「スニーカー」が機能的!

スニーカーを履いた女性

たくさん歩いても疲れないスニーカーは、やはりミニマリストなら一足は持っておきたいアイテム。ブラックのスニーカーはどんなカラーの服にも合わせやすく、汚れが目立たないので万能です。

ホワイトのスニーカーは清潔感があり、コーデのアクセントにピッタリ。カジュアルなスタイルのときやコーデをカジュアルダウンさせたいときに履くのが一般的ですが、最近ではビジネスシーンでも履けるスタイリッシュなスニーカーもあります。

機能性で選ぶならやっぱりHOKA(ホカ)

女性におすすめしたいのはD.A.T.E.(デイト)

今っぽさならNew Balance(ニューバランス)の90/60

持っていると重宝するプラス1アイテム

店舗に飾られたお洋服とバッグ

ベーシックなアイテムのほかに、プラスでもっておくと重宝するアイテムをチェックしておきましょう。たくさん所持しなくても、ポイントを押さえて少し持っておくだけでコーデの幅が広がったり、便利さがアップするアイテムがあります。上手に取り入れてミニマリスト的なおしゃれを楽しみましょう。

「ベスト」はインナー・アウター両方に使える

モノトーンの服を着た女性

ベストはレイヤードスタイルを楽しみたい方におすすめのアイテムです。メンズならシャツ、ウィメンズならワンピースに重ねて着られます。重ねるだけでクラシカルな印象になるのも魅力です。冬は暖かいので薄手のトップスに重ねるのはもちろん、ジャケットの下に着たりと、インナー・アウターの両方に使えます。

コーデにアクセントをつけたいなら短丈ベスト

夏以外すべてのシーズンで活躍できるダウンベスト

「ハイネックのインナー」で寒暖差に備えよう

ハイネックの服を着た女性

秋から冬にかけてはハイネックのインナーを持っておくと防寒だけでなく、アクセントに使えます。ミニマリストのシンプルなコーデがマンネリ化してきたと感じたら、中にハイネックインナーを着てみるのがおすすめです。

トップスと同系色にしてコーデをまとめるのも良いですが、鮮やかなカラーや深みのあるカラーで印象を変えるのも良いでしょう。女性ミニマリストなら、首元にフリルやレースがあしらわれたもので可愛さをプラスするのもおすすめです。

夏はこれ1枚でも着れるハイネック

メンズのハイネックは「ピタッとならない」のがおすすめ

「リバーシブルで使えるアイテム」はコスパも高い

前後を逆にしても着られるトップスや、裏表で印象を変えられるアウターなど、1枚で2通りの楽しみ方ができるリバーシブルなアイテムはコスパが高い。着回しが効くので、飽きることなく着続けられます。

アウターなどであれば1枚あれば十分っていうパフォーマンスを発揮し、服を購入する必要もなくなるので持ち物を増やさずにクローゼットをすっきりキープできるというメリットもあります。

ボアのブルゾンはリバーシブル率高め

ノースフェイスならデザインの飽きもないのでは?

「時計」をつけるならお気に入りを。スマートウォッチも人気

時計はセンスが光るアイテムです。スマートフォンでいつでも時間をチェックできる時代なので、時計を持たないという人も多くなりましたが、せっかくつけるならお気に入りの物を探してみましょう。シンプルなスタイルが多いミニマリストにとって、時計が個性を表現するアイテムになってくれます。

もちろんスマートウォッチもおすすめです。特にキャッシュレス決済や交通系ICを使って電車やバスに乗るミニマリストは使いこなすことで生活が便利になります。時計のベルトをコーディネートや季節によって変えることで、飽きずに使い続けられます。

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ミニマリストにアクセサリーやジュエリーは必要?

物を最小限に減らすミニマリストにとって、アクセサリーやジュエリーは必要ないと思われがちです。しかしミニマリストは服がシンプルなぶん、アクセサリーをつけることで変化を楽しむことができます。好きなデザインをえらぶことで、こだわりも表現できるアイテムはぜひ取り入れていきましょう。

ひとつ選ぶなら、シルバーリングなどのシンプルな物がおすすめです。ユニセックスでつけられるアクセサリーも主張が強すぎず使いやすいでしょう。曲線的なデザインだとおしゃれに見えます。

ジュエリーをせっかくつけるなら、高級感を演出できるものもオススメします。特に男性向けのアクセサリーは流行り廃りがあまりないラグジュアリーブランドのものが結果的にコスパが良い。保管やお手入れもきちんとして、大切に長く使いましょう。

男女ともにオススメしたいTOGA(トーガ)のネックレス

子供にも受け継ぎたいクロムハーツ

部屋着やパジャマにこだわるとQOLが上がる

パジャマを着た女性

物を減らすために、家の中で着る服が適当になりがちというミニマリストの方もいるかもしれません。しかし、物を厳選して豊かに暮らすミニマリストでいるために、部屋着やパジャマにもこだわったって良いのです。リラックスするときのスタイルも良い物を選ぶことで、QOL(Quality of life/生活の質)が向上します。

部屋着は日常の疲れをとるためにも大切なアイテムで、パジャマは寝心地や睡眠にも関わり、日々のパフォーマンスに影響します。多少、価格が高くても投資する価値のあるアイテム。綿やシルクなど、肌触りのよい物だと気持ち良く眠ることができますよ。

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ミニマリストのコーデが「ダサい」「つまらない」と思わせないポイントは?

ラックにかけられた服やバッグ

ミニマリストはシンプルな服を選ぶことで、単調でつまらないと思われたり、着回しのレパートリーが少なくダサいと言われてしまうことがあります。ですが、そんなことはもちろんありません。物を増やさずにおしゃれに見せるポイントはいくらでもあります。

まずは、清潔感にこだわることがポイントです。洗濯しすぎて服がよれてしまっていたり、色あせたりシワができていたりしませんか? 

劣化したり汚れている物は思い切って買い替えましょう。劣化を防ぐためにも、購入時は安さだけを求めず、上質な物にこだわるのもおすすめです。

サイズ感を意識することも大切です。大きすぎるとだらしなく見え、小さすぎるとピタッとしていてダサくなります。ご自身の好みも加味しながらちょうど良いサイズ感を見つけていきましょう。

また、Tシャツやパンツなどを「ベーシックだから」といって何年も同じものを身につけ続けるのではなく、その中でもある程度の流行をキャッチするようにしましょう。例えば、裾の丈の長さや袖の落ち感などのトレンドが微妙に変わっていて、基本の形だと思っていた物がダサくなっていることがあります。流行に左右されすぎるのもミニマリストとして好ましくないですが、ファッション浦島太郎にならないようにトレンドのシルエットなどには一応目を向けておきましょう。

シンプルさを求めるあまりファッションへの興味が薄れていたり、コーデが単調になっていると感じたら、アクセントになるアイテムを取り入れておしゃれをする楽しみを失わないようにしましょう。意識しているだけで、「ダサい」「つまらない」印象になることは減るものです。

執筆者:森茂穂

ミニマリストの方々は基本的にシンプルなスタイルが多いので、ラグジュアリーブランドのアイテムを取り入れることを個人的にはオススメしたいです。

特に「マルジェラ」や「ジルサンダー」といったシンプルだけどシルエットの綺麗なブランドが良いですね。

デザイン・シルエット・質ともに長く愛せる商品になりますし、いらなくなった時にはリユース商品として他の誰かに使ってもらえるように売ることだって可能です。

夏のメンズスタイルならマルジェラの黒のTシャツに80年代ヴィンテージリーバイスのブラックの先染めデニム505を合わせて、足元はHOKAのスニーカーでゴツいけど機能的に。シルバーのアクセサリーを一点投入してメリハリつける、なんてスタイルは超絶おしゃれ。

もちろん、GU・無印・ユニクロもシンプルで可愛いアイテムがいっぱいありますが、ちょっぴり進化させたミニマリストファッションを流行らせてみませんか?

マルジェラのTシャツは男女ともにオシャレ

ブラックデニムは「先染め」しか勝たん

このテック感がたまらなく愛おしい

コーデのアクセントはクロムハーツのブレスレット

服を所有せず、レンタルするのもおすすめ

床に置かれた服やコスメ

服の所持数を減らすためにレンタルサービスも活用しましょう。物が増えず収納スペースを圧迫しない、飽きずに着られる、着てみたかった服を試せるなどさまざまなメリットがあります。

特に結婚式など冠婚葬祭で着る服はレンタルがおすすめです。購入しても数年に一度しか着られず、久々に着たときには流行遅れでダサく見えてしまうこともあります。

レンタルなら手の届かなかったハイブランドの服を安く借りられることもあります。普段着でも月に数着を定額でレンタルできるサブスクリプションサービスがあるので活用してみましょう。

まとめ

ラックにかけられたお洋服

ミニマリストは服の所持数も少ない傾向があり、服を減らしてすっきりと暮らすことはさまざまな良いことがあります。例えば、部屋がすっきり片づく、出費を抑えられる、時間の余裕ができるといった明確なメリットから想像力が豊かになったり、着回し上手になれるなど。

シンプルでベーシックな服を基本にするのが王道ですが、コーデが単調にならないように、おしゃれに見せるポイントを押さえておくことも大切です。服を減らすためにおしゃれを諦めるのではなく、上手に選んで、大切に使うことでミニマリストとして、さらなる精神的な豊かさを手に入れていきましょう。