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  • イオン導入美顔器の使い方は? 肌をうるおいで満たすのにアプローチする方法

イオン導入美顔器の使い方は、選び方、基本的な使い方に加え、注意点を事前にしっておくことが大切です。この美顔器は、導入イオンを利用することで、肌をうるおいで潤すことにアプローチができます。

【イオン導入美顔器の選び方】業務用と家庭用の効果の違いをしっかり把握しながら、価格帯や使いやすいサイズ感、充電の手軽さやお風呂で使うかどうかで防水性がいるか否か、イオン導入以外のEMSなどの機能が必要かどうかなど利用イメージから選ぶ

【イオン導入美顔器の基本的な使い方】
イオン導入美顔器は洗顔後にローションや美容液を含ませたコットンやフェイスマスクを貼り付け、その上からイオン導入器を当てて美容成分をお肌に浸透させていきます。

【イオン導入美顔器の基本的な注意点】
向く成分、向かない成分を知る、妊娠中や授乳中は使用を控える

イオン導入美顔器はさまざまな効果が期待できる優秀なアイテムです。ただし、その効果を最大限に引き出すためには、目的に合ったタイミングで正しく使うことが重要です。

監修者:清仁美

薬機法管理者・コスメ薬機法管理者

薬機法管理者、コスメ薬機法管理者資格を有するTOPICS編集者。大学卒業後、編集プロダクション勤務。アトピー、脂漏性皮膚炎、酒さでひどい肌荒れに悩んだ経験から美容にハマる。調理師免許、ソムリエ資格も所持し、体のなかと外の両方から美しくなることを追求。

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まずはイオン導入美顔器の選び方をチェック

まずはイオン導入美顔器の選び方をチェック

イオン導入美顔器を選ぶときには、業務用と家庭用の効果の違いをしっかり把握しながら、価格帯や使いやすいサイズ感、充電の手軽さやお風呂で使うか否かなど利用イメージから選ぶと良いでしょう。

イオン導入以外に搭載される機能性も選ぶときの基準にはなりますが、こういった家庭用美容機器を選ぶ際には、あまり欲張らないように一番欲しい機能がちゃんとあるかどうかで選ぶ方が賢明です。

業務用と家庭用の違い

業務用と家庭用の違い

イオン導入美顔器は、美容サロンで使われるような業務用の美顔器もあれば、自宅で気軽に使えるような家庭用美顔器もあります。

イオン導入美顔器を購入する際は家庭用を購入するでしょうが、業務用との違いについて気になるという人も多いでしょう。

基本的に、業務用の美顔器と家庭用の美顔器の違いについて、一番大きいのは、出力の違いです。

業務用の美顔器は、短時間で多くの顧客のケアをするために、パワーの大きい美顔器を使用します。家庭用の場合は個人で使用するので、そこまでの出力は必要ありません。

また、業務用美顔器をクリニックで使う場合、使用するスキンケアアイテムは医師が相性を考えて選択します。自宅で美顔器を使う場合には、美顔器とスキンケア用品の相性が悪いと、肌に合わないこともあるので注意が必要です。

価格帯で選ぶ

価格帯で選ぶ

イオン導入美顔器と一口に言っても、ピンからキリまであります。安い物が悪いというわけではありませんが、価格が高めの製品の方が、機能が充実しているものが多いです。

ただ、たくさん機能が付いていても使わなければ意味がないので、自分に合う機能が付いているかどうかは重要です。

イオン導入美顔器の価格帯に関しては、安いものでは5000円台で購入できます。高いものだと2万円以上するものもあり、価格の幅が非常に大きいのが特徴です。

美顔器は頻繁に使っていきたいものですから、価格にこだわらず、自分が使いやすいようなものを選ぶようにしましょう。

充電のタイプで選ぶ

充電のタイプで選ぶ

美顔器は電動なので、電池が切れたら充電をして使うことになります。そして、美顔器によっては充電のタイプも様々なので、自身が使いやすいものを選ぶことが大切です。主な充電タイプとしては、USBタイプや電池式のものがあります。

USBタイプは高出力のものが多いので、重点的にケアをしたいという場合に適しています。ただし、電源がないと充電ができないので、持ち運びには向きません。出先で気軽に使いたいという場合には、電池式のものを使うのが良いでしょう。ただし、電池式は電池交換などの手間がかかるのがデメリットです。

お風呂で使いたい人は防水性で選ぶ

温熱効果

お風呂でイオン導入美顔器は使えるものと使えないものがあります。防水性についてはしっかりと確認しておきましょう。防水に対応していない製品は、使用NGです。

入浴中は素肌の毛穴が開いているので、その状態でイオン導入を行うことで、効率的に素肌にうるおいを届けることができます。

防水性の高い製品を使えば、濡れた状態で使うこともできるので、お風呂でケアをしたいという人は、ぜひ取り入れてみてください。ただし、完全防水の製品は少ないので、お湯の中に落とさないように気をつけましょう。

使いやすいサイズ感で選ぶ

使いやすいサイズ感で選ぶ

イオン導入美顔器といっても、製品によって様々なサイズがあります。そのため、自分が使いやすいものを選ぶことが大切です。

また、自宅で使うのか出先で使うのかということによっても使いやすいサイズは変わってきます。

大きいサイズで握りにくいものは、使っているうちに手が疲れてしまいます。そのため、自分の手のサイズに合うものを選ぶことが大切です。

また、出先に持ち歩きたいという場合には、軽量タイプを選ぶのもおすすめ。軽いタイプであれば持ち歩いていても負担になりませんし、手軽に使うことができます。

イオン導入以外に搭載される機能性で選ぶ

イオン導入以外に搭載される機能性で選ぶ

イオン導入美顔器は、マイナス帯電の作用によって素肌に栄養素を届けることができる成分です。

もちろん美容成分を効率的に素肌を届けられるという点は大きな特徴ではありますが、せっかく使うのであれば、それ以外の部分に着目して選ぶことも大切です。

イオン導入の作用以外には主に「EMS」と「LED」の2つの機能が搭載されている場合が多いです。

「EMS」「LED」の特徴やおすすめの人は?

「EMS」「LED」の特徴やおすすめの人は?

EMSというのは、Electrical Muscle Stimulationの頭文字をとったものです。電気の力で筋肉を刺激することで、トレーニング効果が期待できます。

ダイエット器具などに搭載されることが多い機能ですが、美顔器にも搭載されます。

美顔器の場合は顔の筋力アップやマッサージ効果によるリフトアップやフェイスラインのシェイプアップに役立ちます。

一方、LEDというのは、Light Emitting Diodeの略称で、光る半導体という意味を持ちます。

光の波長により効果的とされる効能が異なりますが、肌の弾力やハリを高め、キメを整えてくれるとされています。

イオン導入美顔器の基本的な使い方

イオン導入美顔器の基本的な使い方

イオン導入美顔器は洗顔後にローションを含ませたコットンやフェイスマスクを貼り付け、その上からイオン導入器を当てていくのが一般的な使い方です。

当てる時間は一ヵ所に当たり10秒程度で、最大でも30秒までが限界です。顔全体で10分ほどの使用を意識しながら、週に2回程度を目安に使うと良いでしょう。

イオン導入におすすめの美容成分は、ビタミンC誘導体やプラセンタ、トラネキサム酸といった水溶性で粒子の細かい成分なので、これらの成分が入ったイオン導入専用の化粧水を使うとじっくりお肌をケアできます。

美顔器使用後は乾燥しないように乳液やクリームでしっかり保湿するのと、効果を感じるようになるまでじっくりと使いつづけることが大事。また間違った使い方をしてしまうと美容効果が得にくくなるので注意が必要です。

イオン導入は正しい手順で取り入れる

イオン導入は正しい手順で取り入れる

イオン導入に関しては、手順通りにケアをすることが何よりも大切になってきます。イオン導入は基本的に、イオン導入化粧水だけをつけた素肌に使うのが鉄則です。

皮脂が残っていても良くないので、洗顔後のスッキリとした素肌に使いましょう。

また、メイクをした状態での使用もNG。他のスキンケア用品をつけた状態でも効果が薄れてしまうので、つけるのはイオン導入化粧水だけにしましょう。

イオン導入化粧水をつけた状態で美顔器を使うことで、化粧水の成分を十分に素肌の内部に浸透させることができるのです。

イオン導入専用の化粧水を使う

イオン導入専用の化粧水を使う

イオン導入美顔器を使う際には、イオン導入専用の化粧水を使うようにしましょう。市販の化粧水のほとんどはイオン導入化粧水ではないので、イオン導入美顔器には適さないのです。この点は勘違いしている人も多いので、注意しましょう。

イオン導入できる化粧水には、以下のようなポイントがあります。

・水溶性の成分を含んでいる
・分子量が小さい成分を含んでいる
・防腐剤などの添加物の使用がない

イオン導入では、油性の成分には帯電しないため、効果的に素肌に浸透させることができません。

また、分子量が大きいヒアルロン酸やコラーゲンなどの成分は、バリアゾーンを超えて成分を送り込むことができないのです。

また、防腐剤などの添加物が含まれていると、それらも素肌に入り込んでしまい、トラブルの原因となります。

イオン導入前は化粧水以外は肌に何もつけない

イオン導入前は化粧水以外は肌に何もつけない

イオン導入前には化粧水以外のスキンケアはしないことが必須です。

特に乳液は油分が多いので、素肌に浸透しにくくなってしまいます。イオン導入の化粧水のみをつけるようにしましょう。

また、メイクの上から使うことや顔に汚れがついた状態での使用も避けてください。素肌に残っている防腐剤や皮脂などが肌に入り込んでトラブルを引き起こしてしまいます。

素肌は綺麗な状態に整えてから、イオン導入美顔器を使うようにしてください。

イオン導入器を肌に直接当てない

イオン導入器を肌に直接当てない

イオン導入美顔器は、直接素肌に当てて使うものだと思っている人も少なくありません。しかし、これは使い方としては誤っています。美顔器を使う際には、イオン導入化粧水を含ませたコットンやシートマスクを素肌につけた状態で使用します。

素肌に直接イオン導入美顔器を当ててしまうと、均一に電気を流すことができません。電気が流れる箇所が固定されてしまうので、効果が偏ってしまう可能性があるのです。

また、一箇所だけに集中して電気を流してしまうと、その部分が炎症を起こしてしまうリスクがあるので気をつけましょう。

コットン・シートマスクにしっかりと化粧水を浸す

まずはどんな商品を選べば良いの?

イオン導入美顔器を使う際には、コットンやシートマスクを素肌に貼り付けて使用するのが原則です。

コットンやシートマスクには導入美容液をつけて使うわけですが、この時、たっぷりとひたひたになるくらいまでつけるのがポイントです。

十分に化粧水が浸っていないと効果が薄れてしまいますし、浸っていない部分だけ成分を浸透させることができず、ケアもバランスが悪くなってしまいます。

また、化粧水をまんべんなく浸透させることが難しいので、一点に効果が集中して肌が傷付く可能性があります。

1ヵ所の導入は最大でも30秒まで

1ヵ所の導入は最大でも30秒まで

イオン導入美顔器は、どれくらいの時間使えばいいのかわからないという人も多いでしょう。

長く使えばいいというものでもなく、使いすぎると、電流によるダメージが加わってしまうこともあるので、気をつけなければなりません。

1か所にあてる時間は、最大でも30秒程度にしましょう。微電流ではありますが、体に電流を流すことになるので、長時間あて過ぎると刺激を感じたり、赤みが出てしまったりすることがあります。

特に素肌がデリケートな人は、大きなトラブルに発展することもあるので、特に注意してください。

効果を感じるには継続利用が大切

効果を感じるには継続利用が大切

イオン導入美顔器を使ったからといって、すぐに効果が得られるわけではありません。継続していくことで素肌に美容成分が働き始めると、次第に肌の状態の変化も見られるようになるでしょう。そのため、継続して利用していくことが大切なのです。

効果的な使い方として、最初1〜2ヵ月程度は毎日使用しましょう。時間に余裕がある場合は、朝晩2回の使用がおすすめです。そして、肌の状態が回復していると感じたら、少し頻度を落として週に3〜4日ほどの使用に切り替えると良いでしょう。

また、防水機能が付いているものだと、お風呂で使えますし、丸洗いもできるので便利ですよ。

イオン導入後は乳液・クリームで保湿スキンケア

イオン導入後は乳液・クリームで保湿スキンケア

イオン導入を利用した後は、素肌にしっかりと栄養素が入り込んでいる状態なので、乳液やクリームを使ってしっかりと仕上げをしていきましょう。

化粧水は水分がベースのアイテムなので、化粧水だけでは成分が蒸発しやすくなってしまいます。乳液やクリームを使ってしっかりとふたをすることで、美容成分が逃げにくくなります。

また、美容液を使う場合にも、イオン導入美顔器の後がベストです。イオン導入美顔器によって素肌にうるおいが入り込んでいれば、美容液の美容成分も浸透しやすくなります。

週に1・2回のイオン導出(クレンジング)を取り入れる

週に1・2回のイオン導出(クレンジング)を取り入れる

イオン導入と併用したいのが、イオン導出です。イオン導出では、プラスの電気を帯電する成分を含む化粧水を使うことで、肌の内部に蓄積した角質汚れやメイクの残りなどの汚れを吸着してスッキリと落とすことができます。

ただし、イオン導出に関しては、週に1、2回のケアで十分です。というのも、素肌にはある程度の角質は必要であるから。

角質を落としすぎると、逆に素肌がデリケートな状態になり、刺激に敏感になってしまいます。

毎日行うのではなく、週に1〜2回、あとは素肌のゴワつきが気になったりした時で十分です。

イオン導入前にピーリング(角質ケア)を行う

イオン導入前にピーリング(角質ケア)を行う

イオン導入のケアをする前に、ピーリングを行っておくと素肌の角質をスッキリと落とすことができます。古い角質や皮脂などが毛穴に詰まっていると、どんなに入念にイオン導入を行ったとしても、美容成分を肌の内部に届けることができなくなってしまいます。

そのため、事前に角質ケアやピーリングを行っておきましょう。市販のピーリング剤を使っても良いですし、イオン導出機能のついている美顔器であれば、それを使っても良いでしょう。

イオン導出をしておけば、素肌の汚れを効率的にスッキリ落とすことができます。

イオン導入美顔器を使う時の注意点

イオン導入美顔器を使う時の注意点

イオン導入美顔器を使う時には自分に合わない成分を使うと炎症をおこしてしまうなど、注意点がいくつかあります。

注意点は主に3つあって、
・大きい分子の成分は浸透しにくい
・自分の肌に合わない成分を浸透させると炎症を起こすことがある
・妊娠・授乳中は使用を控える
これらを守らないと肌の炎症や最悪の場合、体に異変が起こることもありえます。注意して使用しましょう。

大きい分子の成分は肌に浸透しにくい

大きい分子の成分は肌に浸透しにくい

イオン導出では、美容成分を肌の内部まで強力な力で浸透させることができます。マイナスイオン同士の反発する力を利用して美容成分を浸透させるので、肌バリアを通り抜けて浸透させることができます。

しかし、成分自体の分子が大きいと、バリアをすり抜けることができないので、内部まで浸透させることができません。

ヒアルロン酸やコラーゲンなどは有能な保湿成分ですが、分子が大きいので注意しましょう。ビタミンCやアミノ酸などの分子量の小さな成分がオススメです。

自分の肌に合わない成分を浸透させると炎症を起こすことがある

自分の肌に合わない成分を浸透させると炎症を起こすことがある

イオン導入では、成分を表面ではなく内部にまで入り込ませることができるので、素肌を効率的にケアするのには効果的なアイテムです。しかし、そうは言っても、注意しなければいけない点もあります。

浸透させる力が強い上に、自身の肌に合わない成分が含まれている場合、それが内部まで入り込んでトラブルを引き起こす場合があります。

特に肌がデリケートな人は、刺激となる成分が入り込むことで、大きな炎症などが起きてしまうことも。事前にパッチテストなどを行って肌に合うかどうかを確認しておきましょう。

妊娠・授乳中は使用は控える

妊娠・授乳中は使用は控える

イオン導入では、妊娠や授乳中の使用は推奨されていません。むしろ、控えた方が良いと言われているので、注意しましょう。イオン導入美顔器は素肌に電流を流すことになるので、この電流が胎児に影響を与える可能性があります。

また、ペースメーカーなどの機器が体内に入っている人も、使用は控えましょう。電流が流れることによって、ペースメーカーの動きに悪影響が及ぶ可能性があります。不安な場合には医師などに相談して上で、使用することが大切です。

イオン導入美顔器は効果がないって噂は本当? 肌のハリや輝きを高めることができる?

※監修者は「おすすめイオン導入美顔器」について監修をおこなっています。ランキングに掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミを集計・ランキング付けしたものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事における「浸透」とは角質層までのことをさします。
※「ノンコメドジェニックテスト済み」はすべての人にニキビが発生しないということではありません。
※本記事でいう「美白」とはメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐことをさします。
※本記事でいう「エイジングケア」とは年齢に応じたケアのことをさします。
※本記事における「リフトアップ」とは、下から上に引き上げるお手入れのことを指します。