「写ルンです」が海外の旅行客に人気で、「使いたい!」ってタイミングで売り切れてになっていることがある。
買い置きすれば良いと思うかもしれないが、使用期限のことを考えるといつ使うかわからないものを買うのも気が引ける(使用期限が過ぎると現像した時に写真が劣化するので注意が必要だ)。
そんな人におすすめなのが「KODAK M35」フィルムカメラだ。こちらは使い捨てのインスタントカメラではなく、フィルムカメラだがAmazonで5,000円前後で買えるのが魅力だ。
「写ルンです」が3,050円、KODAKのインスタントカメラ「KODAK FunSaver」が2,980円なので、本体価格を高いと感じる人は少ないだろう。


SNS上でも「買えない」と話題の写ルンです 代わりにおすすめの「KODAK M35」フィルムカメラの実力とは?
最終更新日:2025年03月20日

撮影のためには2,000円前後のフィルムの購入が必要だが、これさえあれば「使いたい時に売り切れてる!」ということはなくなるはずだ。
また、フィルムカメラに興味はあるが初期投資を抑えたいという方にも最適だろう。まずは「M35」のような安価なフィルムカメラに触れてみて、そのおもしろさをしっかり味わってから、「FM2」のようなフィルム入門機に挑戦するのも良いだろう。

何気ない写真もエモさが出る
【Kodak M35のフィルムの入れ方】
赤丸の部分を下に下げると裏蓋が開きます。

クランクを上に上げて、フィルムの凸側を下にしてフィルムを入れたらクランクを元に戻しましょう。

クランクを上に押し上げる

クランクが上がりにくい時は、下からグイッと押すことで上がる

赤く囲んだ部分に合わせるようにフィルムを入れましょう
フィルムの穴を突起部分に噛み合わせて、フィルムの巻上げダイヤルを回しましょう。問題なくフィルムが送られればOKです。

噛み合わせの場所はココと

赤く囲んだ場所が噛み合わせの場所になります。噛み合わせたら緑部分の巻き上げダイヤルを巻きましょう
裏蓋を閉めたら、巻上げダイヤルを巻いてシャッターを切る、を繰り返してフィルムカウンターが「1」になれば準備完了です。
【Kodak M35のフィルムの取り出し方】
ボディの底にある赤丸部分のボタンを押します。

次にクランクを時計回りにグルグルと回していきます。巻き終わるとスッと抵抗感がなくなるので、わかると思います。

裏蓋をあけたら、クランクを上げて、フィルムを取り出しましょう。あとは現像に出すだけです。
最近の現像はデータの画素数を選べますが、小さいものではなく大きい方を選びましょう。だいたい2択ですので、大きい方を選べば良いんだなと覚えておけば大丈夫です。
それでは「Kodak M35の作成」を見ていきましょう。
【撮影の注意点】
レンズ付きフィルムの場合は晴れている時以外は基本的にはフラッシュを炊いて撮影しましょう!

【日陰・フラッシュあり】
日陰だとフラッシュありでもこのぐらいの明るさになります。光の届かない奥とのギャップが良いですね。フラッシュなしだと暗すぎてほぼ見えなくなってしまうと思います。
ピントが合うのが1メートル以上なので、それよりも手前のものはボケた写真になるのでご注意を。

近過ぎるとボケてしまいます。これはこれでオシャレで味があって良いですけどね。綺麗に撮りたいのであればデジタルを使った方が良いですし。
厳密に言うと覗き窓の中心と撮った写真の中心がズレますが、大きく位置がズレるわけではないので、あまり気にしないことです。そのズレを楽しむぐらいでちょうど良い、とだけ伝えておきます。

ファインダーとレンズの位置が違うのでほんの少しですが視覚からズレます。このあたりは撮りながら調整していくと良いと思います。こういったアナログ感もこのカメラの良さだったりしますから。
【晴れ・屋外・フラッシュあり】

フラッシュありなので写真上の左右の端がちょっとけられています(暗くなっています)。空とのコントラストが良いですね。
【晴れ・駅構内・フラッシュあり】

日の当たる外とのギャップを狙いたくてちょっと暗い駅構内から撮影。フラッシュを焚いていますが、手前は暗く落ちてほぼ写っていません。
【晴れ・屋外・フラッシュなし】

走っていく電車を撮りました。動いている被写体も意外とブレることなく捉えることができます。写真に奥行きがあって良いですね。
【晴れ・屋外・フラッシュあり・逆光】

逆光だったのであえてフラッシュを焚いてハレーションを捉えました。場所とも相まって縁起の良さそうな写真になりました。
【晴れ・屋外・フラッシュあり】

ちょっとレトロなカフェみたいなオシャレ空間で撮るとまた雰囲気が出ますね。
【屋内・フラッシュあり】

オシャレな洋服が飾っていたので屋内でフラッシュを焚いて撮影。カジュアルだけど高級感がちょっぴり出ます。
【晴れ・日陰・フラッシュあり】
人物に合わせてフラッシュを焚いて撮影。ちょっと暗い場所でもフラッシュがあれば人物はしっかり浮き上がって撮れます。
【夜・フラッシュあり】
暗くなってからフラッシュを焚いて撮影。2枚目はシラっちゃけているので、綺麗に撮りたい人は数枚撮っておいた方が良いですね。個人的にはフラッシュで全体に白く飛んでいるのも好きですが。

フラッシュの反射なんかを生かして撮ってみたり。

主役と脇役を分けて撮ってみたり。

ちょっとボヤけて撮るのも楽しい。

なんか奥行き暗いのも良いよね。

ピンが合っていたり、合ってなかったりを楽しむことだってできる。

旅行の時にバッグに忍ばせておくのも良い。

週末は鎌倉デートに行ってみない? 連れはもちろん「M35」で。
【次に買うならFM2がおすすめ】

フィルムカメラのおもしろさを「M35」で知ったら、もう少し表現の幅が広いフィルムカメラが欲しくなるはず。
そんな時におすすめなのがNIkonの「FM2」だ。ファインダーを除くと露出計が内蔵されているため、素人でも撮るのに失敗するということはまずない。
カメラの専門学校でも使われるようなオーソドックスな機種なので、フィルムカメラの入門編としては丁度良い。「M35」では表現できなかったこともできるので、興味を持った人はぜひチャレンジしてほしい。
やっぱり細かいところまで表現できるのが魅力。
こんな感じのエモい写真もお手のもの。
どこか劇的になる写真っていうのも良いね。
本格的にフィルム一眼レフカメラを使ってみたいなら、軽くて丈夫で使いやすいカメラとして有名な「FM2」がおすすめです。
さて、「M35」からオマケの「FM2」のご紹介までしてきましたが、どうでしたでしょうか?
「M35」はちょっとおもしろいカメラだと思いますし、値段もお手ごろなのでフィルムカメラに興味がある人、「写ルンです」が大好きな人はぜひ一度手に取ってみてください。

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