モバイルモニターの利用を検討していてもどれを選べば良いか迷ってしまいますよね。
本記事ではモニターのサイズや解像度、価格によるスペックの違いなど、最近話題のモバイルモニターをさまざまな角度で徹底比較しています。
人気のモバイルモニター16商品を紹介していますので、購入の参考にしてください。


【2025年3月】モバイルモニターおすすめ16選 スタンドやアームも紹介
最終更新日:2025年03月21日

▲16インチモニターと13インチMacBook Air
モバイルモニターの選び方
モバイルモニターを選ぶ際にチェックしておきたい8つのポイントを紹介します。
テレワークに最適なサイズは15インチ以上がおすすめ
作業効率を重視するテレワークで利用するなら、ノートパソコンの一般的なモニターサイズ(13〜14インチ)よりも大きな15インチ以上がおすすめです。
メインモニターをモバイルモニターにしてノートパソコンをサブモニターとして使うことも可能です。
カフェや外出先での利用なら14インチ以下が便利
外出先で使用するなら、設置スペースを考慮する必要があります。コワーキングスペースなら大きめのモバイルモニターも使えますが、カフェではテーブルが小さいため、最大でも14インチ程度が適しています。
実際に使ってみた感想としては、カフェでは10インチ以下がちょうど良いと感じました。
ビジネスシーンで使うならノングレアタイプを選ぶ
ノングレアとはディスプレイの表面に施された反射防止加工、またはその加工を施したディスプレイのことを指します。アンチグレア、非光沢とも呼ばれます。
グレアタイプは動画や写真が綺麗に写るというメリットがある一方で、蛍光灯などが映り込んでしまい文字などが見にくくなるデメリットがあります。
ビジネス用にモバイルモニターを利用するのであれば、基本的にはノングレアタイプを選んでおいた方が無難でしょう。

▲ ちょっとスモークがかかったような状態がノングレアタイプ
角度調整機能が快適さを左右する
キックスタンド型(おすすめ)
背面から支柱を出すタイプで、 すぐに設置できて角度調整が細かい商品が多いのが特徴。コンパクトに置けるので省スペースにも最適です。
折りたたみ型
iPadケースのようなカバーを折り曲げるタイプ。ただし、角度調整が限られ設置時にスペースを取るのが難点です。角度調整に制限があるのは意外とストレスになるので注意しましょう。
キックスタンド型は背面に端子があるものがベスト
側面端子だとケーブルが邪魔になりがち。背面端子なら配線がスッキリし、メインで使うパソコンの横にぴったり設置することも可能です。ただし、モバイルモニターは薄さ重視のためか、そのほとんどが側面端子です。
またネジ穴付きのモバイルモニターなら、 別売りのモニタースタンドやモニターアームを装着してスタンド代わりに使用することも可能。目線の高さに調整できるため、姿勢が楽になり長時間の作業に向いています。
>>おすすめのモニタースタンドやモニターアームはこちら
※何インチ以上、何インチ以下で使えるかしっかりチェックしましょう

▲ 使ってみるとモニターの角度調整は重要だと思い知らされた
接続方法はUSB-Cが便利! PCとの互換性もチェック
USB-C接続(おすすめ)
USB-Cによる映像出力に対応したノートPCなら、 USB-Cケーブル1本で映像出力と給電が可能です。
ノートPCのバッテリーが十分なら、モバイルモニターの電源は不要になります。
HDMI接続(USB-C非対応のPC向け)
USB-Cで映像出力できないノートPCやデスクトップPCでは、 HDMIケーブルを使用します。
この場合、PCからモニターに給電できないため、モバイルモニターの電源ケーブルが必要になります。
また、モニター側の入力端子が Mini HDMI や Micro HDMI の場合は、変換ケーブルを使用すれば問題なく接続できます。
接続したい機器に合わせて、最適な方法を選びましょう。
用途に合った解像度を選ぶ|フルHD・2K・4Kの違い
解像度とは画面を構成する点(ピクセル)の数を表す値のことです。最も一般的なのはフルHD(1920×1080)で、ブラウザの閲覧や書類作成、ビデオ会議などの日常的な作業には十分な画質を提供します。特にこだわりがなければフルHDを選んでおけば問題はありません。
一方で映像鑑賞を美しく楽しみたい場合や、写真・動画編集など細かい作業を行う場合には、より高解像度な 2Kや4K がおすすめです。高精度な画面によって細部まで鮮明に表示され作業の快適さが向上します。
激安モバイルモニターの注意点と選び方
コストを抑えてモバイルモニターを選ぶ際は、価格の安さだけでなくリスクも考慮することが大切です。特にケーブルの接触不良、画面の視認性の低さ、バッテリー消費の多さ、耐久性の低さなどの問題が起こる可能性があります。
それでもフルHD(1920×1080)対応のものならブラウザの閲覧や書類作成、ビデオ会議などの日常的な作業には十分使えます。購入前に口コミやレビューを確認し、最低限の品質を確保したモデルを選びましょう。
※2025年3月18日の価格です
品質とサポートの安心感|日本製モバイルモニターの魅力
日本製のモデルは品質の高さやサポートの充実度で安心感があります。特に画質の安定性、耐久性に優れたものが多く、長期間の使用を考えているのであれば安心感があります。
また、日本メーカーの製品は保証やアフターサポートが手厚いこともメリットの一つ。不具合が発生した際にスムーズに対応してもらえるため、安心して使えます。価格は海外製に比べてやや高めですが、品質やサポートを重視するなら日本製のモバイルモニターを選びましょう。
モバイルモニターの種類と特徴
モバイルモニターには、タッチ操作ができる タッチパネル搭載モデル、電源がなくても使えるバッテリー内蔵モデル、ゲームに特化したゲーム向けモデル など、さまざまな機能を備えたモデルがあります。用途に応じて最適なものを選びましょう。

タッチ操作対応! タブレットのように使えるタッチパネル搭載モデル
タブレットやスマートフォンのように指で操作できるモバイルモニター。タップや画像の拡大・縮小など直感的な操作が可能です。PCをタッチ操作で使いたい人におすすめです。
コンセント不要でどこでも使えるバッテリー内蔵モデル
充電して使えるため電源のない場所でも安心。カフェなどコンセントの確保が難しい環境での作業に便利です。持ち運んで使う機会が多い人に最適です。ただしバッテリー内蔵モデルは商品数が少ないので選択肢が狭まります。
ゲームを快適にプレイ! 高リフレッシュレート対応モデル
格闘ゲームなど動きの速いゲームを快適にプレイできるモデル。高リフレッシュレートと高速応答速度に対応しており、滑らかで残像の少ない映像を実現します。ストレスなくゲームを楽しみたい人にぴったりです。
リフレッシュレートは1秒間に画面を更新する回数、応答速度は画面の色が切り替わる速度を表し、数値が高いほど映像のなめらかさが向上します。快適なゲーム環境を求めるなら、これらのスペックにも注目して選びましょう。
持ち運びにモバイルモニターを利用するメリット
外出先での作業にモバイルモニターを利用してわかったメリットをピックアップ。
外出先での作業効率がアップする
自宅でモニターをデュアル使いしていたり、ワイドモニターで作業していると、外出先での作業効率が著しく悪くなります。
そんなときサブで使えるモバイルモニターが一台あるだけで、作業環境を自宅と近い状態に保てるため、外出先での作業効率が大幅にアップします。
スマホと連携して大画面にできる
モバイルモニターを活用すれば、スマホの小さな画面では得られない広い視野を確保できます。
例えば、複数のアプリを同時に開いて作業を効率化したり、Googleのスプレッドシートなどの表計算ソフトを快適に操作したりすることがスマホでも可能になります。
さらに、モバイルモニターを使えばスマホの画面を大きなディスプレイに映し出せるため、プレゼンテーションやオンラインミーティングの際にも役立ちます。
打ち合わせ相手に資料を見せるのに便利
モバイルモニターがあれば、打ち合わせ時に紙の資料を配布する手間が省け、デジタルデータをそのまま画面で共有できます。スマホやパソコンの画面を直接映し出せるため、自分がどのページを見ているのかを相手に明確に伝えられ、説明がスムーズになります。
また、画面を切り替えながらリアルタイムで資料を操作できるため、話の流れに合わせた柔軟なプレゼンが可能。持ち運びしやすく、どこでも即座に活用できるのも大きなメリットです。
【持ち運び派必見】おすすめのモバイルモニター5選
持ち運びに便利なモバイルモニターの選考ポイントは、軽くてサイズが使う場所にフィットすること。
世界最軽量のVAIOのモニターも含めて14インチ以下で選びました。
KEEPTIME P135|13.5インチで驚異のコスパ!
高画質でコンパクト、さらに1万円台と手頃な価格のモバイルモニターを探しているなら、「KickTime P135」がぴったり。13.5インチの2K高解像度ディスプレイを搭載し、鮮やかでクリアな映像を楽しめるだけでなく、本体重量はわずか380gと超軽量。持ち運びも簡単で、どこでも快適に作業やエンタメを楽しめます。
接続方法も充実しており、USB-CとHDMIの2種類に対応。ノートPCのサブモニターとしてはもちろん、Nintendo SwitchやPS5の外部ディスプレイとしても活躍します。
また、付属のマグネット式カバーは、モニターの保護だけでなくスタンドとしても使用可能。2段階の角度調整ができるため、自分にとって最適な視野角で快適に使うことができます。
ここがGood
- 2K高解像度ディスプレイで鮮やか&クリアな映像
- 超軽量380g&コンパクトサイズで持ち運びに便利
- USB-C & HDMI対応+USBハブ機能付きで拡張性が高い
ここがBad
- 光沢ディスプレイのため映り込みが発生しやすい
- 付属の保護カバーが重め&角度調整が2段階しかできない
- スピーカーの音質はあくまでおまけレベル
- 重量:380g
- モニターサイズ:13.5インチ
- 表面処理:グレア
- 解像度:2K(2256 x 1504 Pixels)
- インターフェース:USB-C x2 Mini HDMI x1
VAIO Vision+14|54,800円の高級モバイルモニター
VAIOが開発した「VAIO Vision+14」は、世界最軽量の14インチモバイルモニターです。325gという驚異的な軽さを実現し、カーボンボディによる高い耐久性と洗練されたデザインを兼ね備えています。
解像度はフルHD(1920×1200)で、16:10のワイド比率により作業効率も向上。さらにアンチグレア仕様のディスプレイが採用されており、長時間の作業でも目に優しい設計となっています。
USB Type-Cポートを2つ搭載し、1本のケーブルで映像出力と給電が可能。パススルー充電機能にも対応しており、電源供給を確保しながら快適に使用できます。
さらにアルミ製の自立式スタンドが標準装備され、縦置きにも対応。スタンド付きカバーが付属しているため持ち運びにも便利ですが、カバー自体の重量(約413g)が本体より重いため、そこは難点として明記しておきます。
一般的なモバイルモニター(約500g)と比べても圧倒的に軽く、携帯性の高さが際立ちます。ディスプレイは最大輝度400カンデラ、コントラスト比1200:1、sRGB100%カバーの高品質パネルを採用し、落ち着いた発色で特にビジネス向けの使用に適しています。
ここがGood
- VAIOというブランド
- Type-Cならケーブル1本で映像出力&電源供給が可能
- 世界最軽量の325グラム
ここがBad
- 価格は54,800円(税込)と一般的なモバイルモニターに比べて高い
- ディスプレイの色合いの調整機能がない
- 付属カバーのスタンド機能はやや不安定
- 重量:約325g
- モニターサイズ:14インチ
- 表面処理:ノングレア
- 解像度:1920 x 1200 Pixels
- インターフェース:USB-C x2
kksmart NK-135|ビジネスにぴったりの13.5インチ
13.5インチの画面サイズを採用した2K(2560×1440)の高解像度モデル。IPS方式の非光沢液晶パネルを搭載しているため、反射を抑え見やすい画面表示を実現しています。
接続端子はUSB-C ポートを2つとmini HDMIポートが1つ搭載されており、多様なデバイスとの接続に対応。
本体重量は約450gで持ち運びに適した軽量サイズ。保護カバーは画面保護に加え、スタンド機能も備えており、携帯性と使いやすさを兼ね備えています。
ここがGood
- 2K(2560×1700)の高精細なIPSパネルを採用
- 非光沢液晶のため画面の映り込みが少なく見やすい
- USB-C端子による映像出力と給電が可能
ここがBad
- 商品ページの重量表記がそろっていない
- 付属の電源アダプターでは電力供給が不十分で映らないケースがある
- スタンドの調整があまりできない
- 重量:450g
- モニターサイズ:13.5インチ
- 表面処理:ノングレア
- 解像度:2K(2256 x 1504 Pixels)
- インターフェース:USB-C x2 Mini HDMI x1
VisionOwl XL-105|iPad Airよりも軽くて持ち運びが楽チン
本体重量がわずか249gという驚異の軽さ。これはスマホ並みで、カバーを装着しても392gしかありません。持ち歩いても重さをほとんど感じず、カバンに常備しても負担にならないほど。
接続方法はPCとはUSB-Cで簡単に接続可能。ケーブル1本で電源供給も映像出力もできるため、セットアップが非常にシンプル。任天堂Switchとも相性がよく、ゲーム用途にも便利と評判です。
光沢液晶は動画や画像が鮮明に見える反面やはり映り込みがあるので、ビジネス用には向かないかもしれません。
ここがGood
- 10.5インチサイズで外出先でも手軽に使いやすい
- 本体が249g、カバー付きでも392gとスマホ並みの軽さ
- 高品質な光沢液晶のため鮮やかでメリハリの効いた美しい映像が楽しめる
ここがBad
- 光沢液晶特有の映り込みがある
- 画面サイズが小さいためExcelなど情報量が多い作業には不向き
- Switchなど一部機器との接続時に電源アダプターの相性がある
- 重量:249g
- モニターサイズ:10.5インチ
- 表面処理:グレア
- 解像度:フルHD(1920 x1080 Pixels)
- インターフェース:USB-C x2 Mini HDMI x1
Intehill F13NA|HDR対応 ゲーミングモニター
Intehill(インテヒル)の13.3インチ有機ELモバイルモニターは、手頃な価格ながら驚くほど鮮やかで立体感のある美しい画質を実現。画面サイズはほぼA4と同じコンパクトさで持ち運びやすく、外出先でも手軽に使えます。
また、USBタイプC端子を2つ備えているためパソコンやスマートフォン、ゲーム機など複数のデバイスを繋ぎ、ボタン一つで簡単に切り替えられます。動画視聴やゲームプレイにも最適な16:9のフルHD(1080p)仕様で、写真や映像をよりリアルに楽しめます。
470gと軽量でスタンド機能付きのマグネット式カバーや、説明書や各種ケーブルなど付属品も充実しているため、初めてモバイルモニターを購入する方にも安心です。
ここがGood
- 有機ELディスプレイで、鮮やかな色彩と深い黒の表現が美しい
- コンパクトかつ薄型で、持ち運びやすいサイズ感
- USBタイプCが2ポートあり、複数デバイスを簡単に切り替えて使用可能
ここがBad
- スタンドカバーの角度調整の幅が狭く、自由度が低い
- スピーカーの音質は平均的で、外付けスピーカー推奨
- グレアなので写り込みの心配がある
- 重量:470g
- モニターサイズ:13.3インチ
- 表面処理:グレア
- 解像度:フルHD(1920 x 1080 Pixels)
- インターフェース:USB-C x2 HDMI x1
デスクトップにモバイルモニターを利用するメリット
通常の外部モニターと比べて、持ち運びができるモバイルモニターには、さまざまな利点があります。ここでは、デスクトップにモバイルモニターを導入することで得られる主なメリットについて解説します。

省スペースでも置きやすい
モバイルモニターはコンパクトで軽量なため、限られたスペースでも簡単に設置できます。大きなデスクを用意できない場合でも、ダイニングテーブルなどノートPCの前にちょっとしたスペースを確保するだけで、快適な作業環境を作ることができます。また、使用しないときは片付けやすく整理整頓にも役立ちます。

作業の邪魔になる時はすぐに撤去が可能
固定の外部モニターと違いモバイルモニターは使いたいときにすぐ設置し、不要なときには簡単に片付けることができます。例えば、集中して一つの作業に取り組みたいときや、デスクを広く使いたいときには、すぐに撤去することで作業効率を向上させることが可能です。また、収納時には折りたたんで本棚や引き出しにしまえるため、デスク周りをスッキリ保つことができます。
縦置き、横置きを切り替えることができる
商品にもよりますがモバイルモニターは縦横の切り替えが可能であり、用途に応じた使い分けができます。プログラマーは縦置きでコードを見やすく、デザイナーは横置きで作業領域を広くして活用することが可能です。
ゲームでも縦スクロールのシューティングは縦置きで迫力アップ、RPGやアクションは横置きで快適にプレイできます。サブモニターとして攻略サイトや配信コメントを表示するのにも便利です。
ながら作業用のモニターとしても活用
メインの作業とは別に、サブモニターとして活用するのもおすすめです。例えばメインモニターで作業をしながら、モバイルモニターにチャットアプリやSNSを表示したり、動画を流したりすることで、情報収集やコミュニケーションを効率化できます。
また、オンライン会議中に資料を別画面で開くといった使い方も可能で、仕事の生産性を高めることもできます。

▲ 作業をしながらYouTubeを流すこともできる
【自宅デスク向け】おすすめのモバイルモニター6選
自宅のデスクでも省スペースで使え、簡単に接続できる便利なモバイルモニターを紹介します。
EVICIV 1506|5年間Amazonでランキング上位の人気モニター
EVC1506はフルHD(1920×1080)の解像度を備えた15.6インチのモバイルモニター。発売から約5年が経過しているのにも関わらず、Amazonのディスプレイランキングでも上位に表示され続けています。
その魅力はコスパの良さと機能性の良さ。IPSパネルを採用しており視野角は178°と広く、どの角度から見ても色の変化が少なく快適に使用可能。
接続端子はUSB-Cとmini HDMIを搭載しており、USB-C接続では映像・音声・給電を一本のケーブルでまとめられるため、ノートPCやタブレット、Nintendo Switchなどとの接続が非常にスムーズです。mini HDMI経由でも接続可能で、PS5やXboxなどのゲーム機、デスクトップPCなど幅広いデバイスに対応しています。
また、VESAマウント(75×75mm)対応のネジ穴がついており、モニターアームや壁掛けスタンドにも取り付け可能です。
ここがGood
- USB-C一本で映像・音声・給電が可能
- VESAマウント対応で設置の自由度が高い
- 価格が安く、コストパフォーマンスが高い
ここがBad
- 内蔵スピーカーの音質はイマイチ
- 輝度・色域は使う用途によっては物足りない
- 約700gとモバイルモニターとしては標準的な重量だが、それでもやや重量感あり
- 重量:約658g
- モニターサイズ:15.6インチ
- 表面処理:ノングレア
- 解像度:フルHD(1920 x 1080 Pixels)
- インターフェース:USB-C x1 HDMI x1
アイリスオーヤマ DP-FF-164U-B|安心安全の日本メーカーで3年保証
15.6インチのフルHDディスプレイを搭載し、発売直後からAmazonで人気を集めています。日本メーカーならではの安心感と、2万円台なのにタッチ操作が可能という手頃な価格が支持される理由の一つです。
本体は薄型で頑丈な作りで、非光沢のADSパネルを採用。USB-CとHDMIの接続に対応し、PCやスマホ、Nintendo Switchとも簡単に接続できます。特にUSB-C接続なら電源不要で手軽に使用可能。
使い心地は「標準的で使いやすい」という印象。画質は一般的なモバイルモニターと同等ですが、スタンド付きで角度調整が自由にでき、設置スペースも取りません。カバーは軽量で持ち運びに便利な反面、外部からの圧力には弱いため注意が必要です。
ここがGood
- タッチ操作が可能
- 安心安全の日本メーカーで最大表示色は1619万色
- 薄型・軽量&カバー付きで外出先でも使える
ここがBad
- スピーカー音質が微妙
- カバーの強度が心配
- 明るさが控えめ
- 重量:720g
- モニターサイズ:15.6インチ
- 表面処理:ノングレア
- 解像度:フルHD(1920 x 1080 Pixels)
- インターフェース:USB-C x2 HDMI x1
IODATA EX-YC162H|基本スペックを完璧にそろえた優等生
日本製で安心感のあるIODATAのモバイルモニター。画面サイズは15.6インチで、解像度はフルHD。非光沢のFFSパネルを採用し、広い視野角で映り込みが少ないため、長時間の作業にも適しています。
入力インターフェイスはUSB-Cとmini HDMIを備え、幅広いデバイスと簡単に接続が可能。特にUSB-C接続ならPCとケーブル一本で映像と電源供給が可能となり、外出先でもスマートに利用できます。
また、ビジネス向けとして安心感を提供するため、盗難防止用のセキュリティスロットも完備。スタンドは無段階で角度調節が可能な設計で、どんな場所でも自分に合った角度で設置できるのが魅力です。
ここがGood
- 見る位置や角度による色やコントラストの変化が少なく見やすい
- Type-Cならケーブル1本で映像出力&電源供給が可能
- 自立スタンドは無段階で調整可能
ここがBad
- 音声出力はイヤホンや外部スピーカーが必要
- 電源アダプターの付属なし
- ビジネス向けなためオシャレ感はない
- 重量:約800g
- モニターサイズ:15.6インチ
- 表面処理:ノングレア
- 解像度:フルHD(1920×1080 Pixels)
- インターフェース:USB-C x2 miniHDMI x1
Intehill U16ZA|快適な作業環境を実現する高性能モバイルモニター
Intehill(インテヒル)の最新16インチモバイルモニターは、16:10のワイド画面と3072×1920の高解像度で快適な作業環境を実現。
アンチグレア仕様により光の映り込みを抑え、目にもやさしく仕事用に最適です。内蔵スタンドで角度調整が可能なほかVESAマウントにも対応し、設置の自由度も抜群。
端子類も充実しており、HDMIやUSB Type-C×2、イヤホンジャックを搭載。Type-C接続ならケーブル1本で映像・電源供給が可能です。sRGB100%の広色域と400ニトで明るく、鮮やかでクリアな映像を提供。タッチ対応モデル(U16ZT)は直感的な操作が可能です。
重量は参考値で838g(タッチモデルは959g)と大きなモニターの割には軽量で持ち運びしやすく、価格もクーポンが付いていると2万円台とお手頃です。
ここがGood
- Intehill(インテヒル)は品質重視の中華ブランド
- Type-Cならケーブル1本で映像出力&電源供給が可能
- 16インチサイズの割には軽量
ここがBad
- モバイルモニターとしては高性能だが他の製品に比べるとやや高価
- タッチ対応のU16ZTは959gと1kg近くあり、長時間の持ち運びには負担
- イヤホンジャックはあるが、内蔵スピーカーがない
- 重量:約838g
- モニターサイズ:16インチ
- 表面処理:ノングレア
- 解像度:3K(3072 x 1920 Pixels)
- インターフェース:USB-C x2 HDMI x1
こちらの商品は記事内の「モバイルモニターを購入して感じたメリット・デメリット」でレビューしているので、購入を検討されている方はぜひ参考にしてください。
InnoView|クーポン付きならタッチパネル対応で1万円台
InnoView(イノビュー)の15.6インチモバイルモニターは、タッチ操作に対応しながらも手頃な価格で提供されている点が特徴です。スリムなデザインに内蔵スタンドを備え、持ち運びにも便利なフェルト調の専用ケースが付属。フルサイズHDMIを搭載し、さまざまなデバイスと簡単に接続が可能です。
ディスプレイはアンチグレア加工が施され、視認性が高く、タッチ操作は10点マルチタッチ対応。
スマホに接続するとタブレットのように操作でき接続もスムーズ。ゲーム機やカメラとも接続の相性は良く、外部モニターとしての利用も可能です。音質はノートPC並みですが、作業用としては十分。
ただし、ACアダプターは付属していないため、必要な人は自分で15W以上の充電器を用意する必要があります。
タッチパネル式のモバイルディスプレイが欲しく、リーゾナブルな商品を探している方におすすめです。
ここがGood
- InnoView(イノビュー)は品質重視の中華ブランド
- Type-Cならケーブル1本で映像出力&電源供給が可能
- タッチパネルなのに価格が安い
ここがBad
- ケーブルによっては使えないという口コミがある
- 横置きがマストのようで縦置きができない
- 画面がそこまで綺麗ではないのでゲームには不向き
- 重量:約740g
- モニターサイズ:15.6インチ
- 表面処理:ノングレア
- 解像度:フルHD(1920 x 1080 Pixels)
- インターフェース:USB-C x2 HDMI x1
ARZOPA Z1C|コスパに優れた大型モバイルモニター
※2025年3月時点の情報です
ARZOPAの16.1インチモバイルモニターは、sRGB色域とHDR対応のIPS液晶により、鮮やかで広視野角の映像を実現。フルHD解像度とブルーライトカット機能で快適な視聴体験を提供しています。
キックスタンドは無段階調整が可能で、用途に応じた理想的な角度に設定できます。USB-C×2とMini HDMIを搭載し、MacやiPadとも簡単に接続可能。電源供給と充電も同時に行えます。
スピーカーは付いていますが、付いているという程度で決して良いものとは言えません。
ここがGood
- sRGB色域とHDR対応のIPS液晶により、鮮やかで視野角による輝度変化が少ない
- 角度調整無制限のキックスタンドがついている
- 目に負担の少ない紙に近い色温度で、ブルーライト軽減モードを搭載
ここがBad
- 内蔵スピーカーは簡易的で低音の迫力に欠ける
- 約1.4kgとモバイル用途としてはやや重め
- コスパは良いが高機能ではない
- 重量:1.39g
- モニターサイズ:16.1インチ
- 表面処理:ノングレア
- 解像度:フルHD(1920 x 1080 Pixels)
- インターフェース:USB-C x2 miniHDMI x1
モバイルモニターの利用効率をアップさせるスタンドやアーム
モバイルモニターを快適に使うには、適切なスタンド選びが重要です。高さや角度を自由に調整できるスタンドを使えば、視線の負担を軽減し、長時間の作業でも疲れにくくなります。
また、回転機能付きのスタンドなら、縦置き・横置きの切り替えもスムーズ。折りたたみ式やクランプ式のスタンドを選べば、省スペースで設置でき、デスクのレイアウトも自由自在です。
用途に合ったスタンドを活用し、作業効率を向上させましょう。
モニターを置けば良いだけというのが楽で良い。上下配置のデュアルディスプレイならこういう選択もありだと思います。
もしかして不要? タブレットやスマートディスプレイもモバイルモニターになる
専用のモバイルモニターだけでなく、タブレットやスマートディスプレイをサブモニターとして活用することも可能です。iPadなら「Sidecar」、Androidなら「Spacedesk」などのアプリを使えば、PCと接続してマルチディスプレイ環境を構築できます。
Google Nest HubやAmazon Echo Showなどのスマートディスプレイも、動画視聴や情報表示用のサブ画面として活用可能。
手持ちのデバイスをうまく活用すればモバイルモニターの代わりになる可能性もあるので、モバイルモニターの購入を検討している方は、手持ちのデバイスで代用できないか調べておきましょう。
モバイルモニターを購入して感じたメリット・デメリット
本記事を執筆するにあたり、これまで使ったことのなかったモバイルモニターを購入し、実際に使用してみました。
そこで感じたモバイルモニターのメリットと、これから購入を検討している方にお伝えしたいデメリットをまとめました。
仕事用モバイルモニター購入の決め手

私はほとんどの時間を自宅の作業部屋で過ごしており、カフェなどの外出先で頻繁にモバイルモニターを使うイメージはありませんでした。
ブランド力のある VAIO のモバイルモニターは魅力的でしたが、それほど利用頻度が高くないことや、VAIOはビジネス向けの印象が強いことから、クリエイティブ職の私には少しオーバースペックに感じました。
この時点で、14インチ以下のモバイルモニターは選択肢から外れることに。
次に探したのは 15インチ以上のモバイルモニター です。どれも甲乙つけがたく感じましたが、コスパは良いもののスペックがイマイチだと感じられた商品から順に選択肢から外していきました。
「ARZOPA Z1C」:価格は安かったものの、他の商品と比べてスペックが劣る印象。
「InnoView」:タッチパネル操作に対応していたが、個人的にタッチパネルの必要性をあまり感じなかった。
「EVICIV 1506」:5年以上Amazonの人気ランキング上位で安心感があり、価格も安かったが古いモデルという印象が拭えなかった。
次に検討したのが 「IODATA EX-YC162H」。ブランド的にも安心感があり、リサーチの初期段階ではこの商品を購入しようと考えていました。ただ、ビジネス向けに特化したモデルで良くも悪くも「優等生」という印象。最終的には おもしろみに欠けると感じ、候補から外しました。
その後、購入候補に浮上したのが「アイリスオーヤマ DP-FF-164U-B」 です。
・薄型・軽量でカバー付き
・最大表示色1619万色 というスペックに惹かれた
・ノングレア仕様 でビジネスシーンでも使える
・タッチ操作は必須ではないが、あったら便利かもしれない という期待感
そして最後に比較検討したのが 「Intehill U16ZA」。
・16:10のワイド画面
・3072×1920の3K高解像度
・アンチグレア仕様で映り込みを軽減
・内蔵スタンドの角度調整の幅が広い
・重量もサイズ的には妥当
ただ、気になったのは 「中華ブランドであること」。
ガジェットに特別詳しいわけではない私にとっては、どうしても日本製の方が安心感がありました。
スペックだけ見れば 「Intehill U16ZA」 ですが、ブランドとしての信頼感では 「アイリスオーヤマ DP-FF-164U-B」 に軍配が上がる。
そこで 「Intehill」の評判をAmazonの商品ページやSNSで調査したところ、「中華ブランドながら信頼できる」という声が多かったため、最終的に「Intehill U16ZA」の購入を決定しました。
モバイルモニターを利用して感じたメリット
「Intehill U16ZA」を使い始めて2週間が経ちました。モバイルモニターの使用は初めてでしたが、使ってみて良かったと感じた点をお伝えします。
どこでもサブモニターを使えるのはとても便利
「どこでもサブモニターを使えるためのモバイルモニターだろ!」とツッコミが入りそうですが、やはり家の中どこでもサブモニターを使えるのは便利ですし、車内での作業や外出先での仕事の生産性が大幅に向上するのも嬉しいポイントです。
期待はしていましたが、思っていた以上に使い勝手が良いと感じました。

▲ リビングにモバイルモニターを設置して作業することも可能
予想よりも軽く感じた
実際に使ってみると、思っていたよりも軽く感じられ、持ち運びしやすい点が良かったです。
YouTubeやWeb記事で情報収集をしていると、「15インチ以上は重くて持ち運びには向かない」というコメントが多く見られましたが、実際にはそれほど重くはないと感じました。設置スペースさえ確保できれば、外出先でも十分に使える重さだと思います。
旅行先での退屈しのぎにもちょうど良い
旅行先のホテルでやることがなくなる時間ってありませんか? お気に入りの動画配信サービスで何か観ようと思っても、スマホだと画面が小さいし、テレビは普段見ていないからあまり興味が湧かない。
そんなときモバイルモニターがあれば、スマホとつなぐだけで比較的大きな画面で動画を楽しめるのが嬉しいポイントです。ベッドに横になりながらリラックスして映画を観るのも、旅行の良い思い出になりました。
モバイルモニターを利用して分かったデメリットや注意点
あくまで個人的な感想であり、私が購入した「Intehill U16ZA」に限った内容ではありますが、実際に使用して感じたデメリットや注意点についてお伝えします。
ケースが無いのはやっぱり不便
良い意味で軽く、外出先へも持ち運びやすそうだっただけに、持ち運び用のケースが付いていないのはやはり不便だと感じました。
また、自宅で使用する場合でもモバイルモニターのメリットはその機動性にあります。しかし、自宅内で持ち運ぶ際にモニター画面を気にしながら運ぶのは面倒です。
価格とのトレードオフもありますが、専用ケースが付属していない点については特に不便さを強調したいところです。
基本的に据え置きで使用し、片付けるときにだけ動かすなど、ほとんど移動させない前提であれば問題ありませんが、そうでなければ専用ケースはあったほうが良いと思います。
3Kである必要はなかった
フルHDのモニターを購入する場合は特に気にしなくても大丈夫ですが、私のように3K以上のモバイルモニターを選ぶと、文字が小さくて見えにくいと感じることがあるかもしれません。
動画や写真を見る分には問題ありませんが、文字を読むのは辛い…。そんなときは、少し手間ですがパソコン側の設定を調整しましょう。
Macの場合、「設定 → ディスプレイ → 使用形態 → 自分の見やすいサイズ」を選ぶと、文字が見えやすくなります。
ただ、ここまで設定を調整するなら「最初からフルHDで良かったのでは?」と思ってしまい、正直3Kにする必要はなかったなと感じました。
より良い解決策を知っていらっしゃる方がいましたら教えてください。
思っていた以上に横幅をとる
パソコンと並べて使用すると、想像以上に横幅を取ります。これはちょっと盲点でした。
モバイルモニターを購入する前にモニター単体の横幅だけでなく、パソコンと並べたときにどのくらいのスペースが必要になるかを測っておいたほうが良いと思います。

▲ 並べると60cmありかなりの横幅がある
上下配置のデュアルディスプレイの方が使いやすいかも
横幅を思ったより取ることを考えると、ノートパソコンでモバイルモニターを使う場合は、上下配置のデュアルディスプレイのほうが使いやすいと感じました。
横に並べると視線を左右に大きく動かす必要があり、長時間使っていると疲れやすくなるためです。
もちろん、使う人や用途によって感じ方は異なると思いますが、横並びで使いにくいと感じた場合は、上下配置を検討してみるのも良いかもしれません。

▲ 上下使いの方が作業がしやすかった
ケーブルの長さが短い
モバイルモニター利用のまとめ
2週間モバイルモニターを使用してわかったことをまとめます。
一番強く感じたのは、モバイルモニターは不足しているものを補う存在であり、根本的な問題を解決してくれるわけではないということです。
スペースがあるならモバイルモニターではなく通常のモニターを使ったほうが作業はしやすいでしょう。ただし、外出先など通常のモニターを設置できない環境では、作業を補完する役割として十分に活躍してくれると感じました。
つまり「モニターがなくて不便だ」と感じる場面にモバイルモニターを導入すれば、ある程度その不便さは解消されるでしょう。
ただし、通常の外部モニターを使用するほど作業効率が向上するわけではありません。「ないよりはマシ」であり、「あると助かる」という存在です。
すでに通常のモニターがある状態で、その代替品としてモバイルモニターを購入すると、期待外れに感じる可能性が高いので注意が必要です。モバイルモニターには確かにメリットがありますが、それ相応のデメリットも伴うという印象を受けました。
商品にデフォルトで付属しているケーブルの長さが短い。特に、電源アダプターにつなぐType-Cケーブルの長さは、正直かなり不便に感じました。
電源の位置を気にしなければならないのは、モバイルモニターの機動性を損なう要因にもなるため、もう少し長いケーブルを付属してくれるとありがたいなと思いました。
ポート類が右にまとまっているのが地味に不便
私が使っているパソコンはMacBook ProとMacBook Airですが、どちらもポートが左側にあります。そのため、モバイルモニターのポートが右側にまとまっていると、接続した際にコードが邪魔になってしまいます。やはり、ポートは背面にまとめてくれたほうが使いやすくて嬉しいなと感じました。
モバイルモニターを利用してわかったことまとめ
2週間モバイルモニターを使用してわかったことをまとめます。
一番強く感じたのは、モバイルモニターは不足しているものを補う存在であり、根本的な問題を解決してくれるわけではないということです。スペースがあるなら、モバイルモニターではなく通常のモニターを使ったほうが作業はしやすいでしょう。ただし、外出先など通常のモニターを設置できない環境では、作業を補完する役割として十分に活躍してくれると感じました。
つまり、「モニターがなくて不便だ」と感じる場面にモバイルモニターを導入すれば、ある程度その不便さは解消されるでしょう。ただし、通常の外部モニターを使用するほど作業効率が向上するわけではありません。「ないよりはマシ」であり、「あると助かる」という存在です。
すでに通常のモニターがある状態で、その代替品としてモバイルモニターを購入すると、期待外れに感じる可能性が高いので注意が必要です。モバイルモニターには確かにメリットがありますが、それ相応のデメリットも伴うという印象を受けました。

▲ 食卓で利用するモバイルモニター
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