• このエントリーをはてなブックマークに追加

音声入力を利用したことはありますか? 近年は精度が高まっているらしく、若い層を中心にメインの入力手段として使っている人も増えているそう。音声入力は使い物にならない印象を持っていた筆者はその話に驚き、今回音声入力とフリック入力を比較してみることにしました。

利用状況として、短文のTwitter、気軽な会話のLINE、長文を書くブログを想定。それぞれの例文を用意して、音声入力とフリック入力で速度や精度を比べてみます。iPhoneのiOS10.3にて、キーボード設定からずっと非表示にしていた「音声入力」をオンにして利用しました。

Twitterでの独り言

例文

Twitterしながらトイレ入って便座の蓋あけた瞬間手滑らせて便器にドボン。自分でもクソワロタwwwでも不幸中の幸いで防水スマホに変えたばっかだったから、速攻水道で洗いまくったわ。もちろん動作的には問題なし!

▲フリック入力と音声入力の画面を並べ、入力速度の違いを見比べやすくしています。

音声入力:26秒
フリック入力:1分11秒
音声はフリックに比べ、約2.5倍の速さで入力終了しました。

音声入力結果

▲誤字は、「手滑らせて」が「て滑らせて」と不自然にひがらなになっている1箇所のみ。

ほとんど完璧な書き起こし精度ですね。ところで、「クソワロタ」なんて普通テキストでしか言わないセリフなので、言葉で言うのはかなり違和感がありますね。内心では大笑いしていても、声に出そうとするとすごく淡々とした言い方になってしまいます。

友達とLINEグループでの会話

例文

音声入力:1分00秒
フリック入力:1分48秒
こちらは約1.8倍の速さ。かなり速いです。

音声入力結果

▲なんと誤字はゼロ。チャットでも使いやすそう。

短い言葉でも誤字はありません。スピードも上がって誤字もないなら最高です。ただし、顔文字・絵文字を出すことができないのは本当に惜しいところ。結局普通のキーボードに戻して顔文字を出したり絵文字を探したりすることになるので、そこさえ解決すれば本当に音声入力の時代が来そうだなと感じました。

夏目漱石の『吾輩は猫である』

原文

吾輩は猫である。名前はまだ無い。どこで生れたかとんと見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。吾輩はここで始めて人間というものを見た。しかもあとで聞くとそれは書生という人間中で一番獰悪な種族であったそうだ。この書生というのは時々我々を捕えて煮て食うという話である。しかしその当時は何という考もなかったから別段恐しいとも思わなかった。ただ彼の掌に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフワフワした感じがあったばかりである。

音声入力:41秒
フリック入力:2分57秒
なんと長文では4倍ほどのスピードに。完成した文章を用意してスラスラ読んでいたからというのもありますが、圧倒的です。

音声入力結果

▲誤字は4箇所。擬音や、一般的に使われにくい漢字変換は苦手か。

この長さの文章で4箇所なら、十分使えるレベルではないでしょうか。音声入力に気を使わず普段通りのペースで読み上げたのですが、一瞬でついてきて文字をパパパッと書き起こしてくれる様子には驚きました。

とにかくスピードが圧倒的。LINEやメモにはオススメ

「吾輩は猫である」だと、フリック入力の3割ほどの時間で入力が終わり非常にスピーディでした。漢字変換などでところどころ誤字はありますが、この程度なら十分理解できそうです。

その他いろいろ試してみたところ、
・顔文字や絵文字は入力できない(ただし「ニコニコマーク」と言うと笑顔の絵文字が出た)
・誤字を消すため「バックスペース」「削除」などと言っても無駄だった
・LINEスタンプは押せない
・「w」を出すには「ダブリューダブリューダブリュー」と3回言う必要あり(おそらくURLのwwwだと判断させるため)
・iPhoneは「まる→。」「てん→、」「てんてんてん→…」と変換するが、Androidは変換されない。

といった点に気づきました。

とはいえ、ブログやSNS投稿の下書き、アイデアメモ、気心知れた相手とのLINEなどであればほぼ問題ありません。昔に比べて桁違いに進化した音声入力、使ってみる価値は多いにあると思います。

こちらの記事もおすすめ
フリック入力できない僕の姉でも「使いやすかった」キーボードアプリ
大学生におすすめのアプリ20選。勉強もバイトも頑張りたい君へ

この記事が気に入ったらいいね!しよう

この記事を書いたライター

OK

アプリと猫が大好きなライターです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加