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  • 元祖オンラインクレーンゲーム『トレバ』開発者を直撃 「世の中にないもの」を開拓し続けて10年
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オンラインクレーンゲームの老舗にして、業界No.1の景品数を誇る『トレバ』。「オンラインクレーンゲームって本当に景品を取れるの?」「ゲームセンターと何が違うの?」。まだ10年と歴史の浅いサービスだけに、様々な疑問を抱いているユーザーもいるでしょう。

そこで先日Appliv編集部は『トレバ』を運営しているサイバーステップ株式会社に赴き、開発者2名にインタビューを敢行。サービスの成り立ちから気になる疑問まで、ユーザー目線で様々な疑問を直撃してきました。

クレーンゲーム トレバ - オンライン・キャッチャーゲーム

CyberStep, Inc.

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▲今回インタビューに伺ったお二人。左:マネージャー 髙橋亮太さん、右:エンジニア 中山恵さん。

▲抱えているぬいぐるみは『トレバ』のオリジナルグッズ。Sweetハートベアとトレ太。

▲こちらはトレ太の別バージョン。ずんぐりな胴体とちょこんとした頭のギャップがキュート。

オンラインクレーンゲームサービス『トレバ』とは?

『トレバ』は2010年にリリースされた『いつでもARキャッチャー』を前身とする、オンラインクレーンゲームのパイオニア。常に1,000台以上のクレーンゲームが稼働している大手であり、2018年11月にはアプリダウンロード数900万を突破しました。

▲クレーンゲーム筐体をスマホで遠隔操作。見事景品が取れれば本当に手元に届く。

▲組み立て前のクレーンゲーム筐体がズラリ。倉庫の様子。

初期は会議室でクレーンゲームが動いていた!? 『トレバ』のはじまり

―なぜオンラインクレーンゲームサービスを立ち上げようと思ったのですか?

髙橋:弊社にロボットの研究開発部門がありまして、遠隔で操作できるロボットの開発を進めていたんです。この技術を利用して面白いサービスができないかと模索していた中で「オンラインでクレーンゲームができたら面白いんじゃない?」という案が出て、研究開発を進めたのが『トレバ』のはじまりです。

▲インタビューの様子。壁にはサイバーステップ株式会社が関わった作品のポスターがズラリ。

髙橋:弊社のポリシー、スタンスに「世の中にないものをどんどん出していく」があります。オンラインクレーンゲームは今世の中にないし、面白いからやってみようという事で作っていきました。

中山:当時弊社はオンラインゲームの運営や開発をやっていたんですけど、それだけにこだわらずに、新しいものを色々やってみようという一環でやっていましたね。

髙橋:最初は会議室にクレーンゲームを置いて運営していたんですよ。始めの3~4年くらいは研究開発のような感じでしたね。技術的にちゃんと動くか1年くらい使って、その後どんどんサービスが大きくなって倉庫を探したり配送を承って頂ける業者を探したり、色々調整してきたのが直近の3年間です。

▲会議室で運営していた当時の写真。オンラインクレーンゲーム黎明期の貴重な1枚。

▲クレーンゲーム筐体を拡大した様子。

景品総数ナンバーワン! タイムセールも!? 『トレバ』の強みに迫る

―競合がある中で、『トレバ』の強みとは一体なんでしょうか?

髙橋:弊社の一番の魅力は景品種類数がナンバーワンである事です。1,000台近くのクレーンゲームが稼働していて、その中で景品の入れ替えも行っているので、1ヶ月にサービスしている個数は多い時で2,000~3,000個いっています。

中山:もっと多い時もあるかもしれないですね。それぐらい皆さんに取って頂けるので、どんどん仕入れています。

中山:また今はまだ実験段階ですが、段階的に不定期のタイムセールを行っています。特定の時間だけ数百TP(※)ほどお得だったり、台の設定により取りやすくなっていたりします。

他にも自分や他のユーザーさんのリプレイを見られるのも『トレバ』の特長の一つなので、そういうのを見るだけでも面白いと思います。

※TP(トレバポイント):『トレバ』でクレーンゲームをプレイするのに必要なポイント。1円=おおよそ10TP相当。

▲リプレイはブラウザから視聴可能。アプリからの視聴も検討しているとの事。

狙い目の景品は? 『トレバ』の気になる疑問を直撃

―トレバのユーザー層はどのようになっていますか?

髙橋:現状は女性と男性が半々ぐらいですね。女性は20代~30代の仕事や子育てをされている層に人気です。男性の場合は10代~20代を中心に幅広く。特にアニメ好きな層に支持されているみたいですね。景品ラインナップの影響が大きいと思います。

中山:例えば実際のゲームセンターだと、女の子のフィギュアを取るのが恥ずかしいなという方もいらっしゃると思うんです。そういう方にもぜひ『トレバ』を遊んで頂きたいですね。

―1,000種類以上ある景品の中で、人気の景品はなんですか?

髙橋:ぬいぐるみ、フィギュアですね。特に誰もが知っている知名度の高い作品やキャラクターのグッズが全体の総数で言えば人気が高いです。

―景品ラインナップが変動する中で、どのような基準で景品を仕入れているのでしょう?

髙橋:なるべく台が常に稼働している状態であって欲しいので、過去の実績を参考にしながら人気なものをどんどん取り揃えていきたいと思っています。それ以外にも今期放送されているアニメや、最近話題になり始めたゆるキャラのトレンドとかを見ながら発注をかけていますね。

中山:あとは画面映えがしやすいものも人気のようなので、置いた時の映像が映えるものも意識しています。また最近はアンケートを元に、オリジナルグッズや限定品も出しています。

―景品によって獲得難易度に差は出るのでしょうか?

髙橋:そうですね。景品の置き方によって獲得の難易度が変わる事はあると思います。

中山:なるべく差が出ないように意識はしているのですけど、やはり大きさ・素材・重量がマチマチなので、完全に制御するのは難しい部分があります。意図せず”狙い目”になっている台はあるかもしれないですね。

―初心者がプレイするとしたら、どの景品が狙い目ですか?

髙橋:私の感覚で言うと、タオルとかは意外と取りやすいかな、という感じはしますね。あとクレーンのパワーに対して重い景品は、引きずるとかクレーン本体で押すとか、ある程度テクニックが必要になります。そういう事を踏まえると、サイズの小さいもの、軽そうなものは取りやすいと思います。

中山:そういうのがどうしても苦手というなら、ピンポン玉台のような技量に左右されずに遊べる台もあるので、自分の腕前と相談して選択して頂ければ。

―『トレバ』の初回5回無料サービスで景品を獲得したユーザーはいますか?

髙橋:はい、結構いらっしゃいますね。ゲームセンターにあるクレーンゲームと変わらない設定になっているので、「この台なら、こういう動かし方をすれば取れるだろう」という算段を付けて遊んで頂ければ、5回以内でも取れます。

中山:事前に研究されている方が効率よく取っている、という印象が見受けられますね。

―景品獲得までに何プレイ必要とか想定はあるのですか?

中山:とりあえず極端に多くはしたくないなと思っていますね(笑)。

▲踏み込んだ質問にも丁寧に答えてくださった中山さん。

―何プレイも景品が取れなくてハマった時に、取れやすくしてくれる事もある……?

中山:その点はハマっている時でも不特定多数の方が「次、取りたい」と思って見ているので、なるべく不公平感が出ないようにその都度判断しています。スタッフとしては、なかなか取れないお客様に極力取ったもらいたいな、という意図はあります。

―1プレイに必要なTPはどのような基準で決定しているのですか?

髙橋:景品の人気度、景品の原価といった所で判断しています。やはり人気の景品は皆さん取りたがるので、列ができるのですよ。安くしすぎると列がとんでもない事になってしまいますし、すぐに景品がなくなってしまうので、そこはある程度判断して値付けさせて頂いています。

中山:あと難易度もありますね。

―たまに同じ景品で消費TPが違う台がありますが、何か違いはあるのですか?

中山:同時に出ている場合ですと、難易度が違うというパターンが多いですね。あとはタイムセールの影響で差違が出ている場合もあります。

―ちなみに『トレバ』の社員さんはクレーンゲームが上手いのですか?

中山:すごい上手い人もいますね。自分でお金をかけて遊んでいる『トレバ』の達人もいます。

髙橋:現場で入れ替え担当をしている人だと、どうすれば景品が取れるか直感でわかるみたいですね。

オンラインの宿命、ラグと膨れ上がる配送。課題とどう向き合うか

―遠隔でクレーンを動かす場合、操作遅延が課題になると思います。何か対策はしているのですか?

中山:はい。僕と会社創業時から技術担当をしている者と、サービスを立ち上げた時から一番こだわって意識して取り組んでいます。それこそスマートフォンが出る前の3G回線の時代からノウハウを積み重ねているので、そこは売りにしたいポイントです。

―ユーザーでできる操作遅延対策があれば教えて頂きたいです

中山:一般的な方法ですが、不要なアプリを終了させる、Wi-Fiや有線を使うなど、なるべく安定した通信環境でプレイするといいと思います。

またスマホでは画質を選択できるようになっています。低画質モードにすれば、一番通信量を消費する画質の通信量を1/2に抑えられるので、ラグにこだわる方は低画質モードでやって頂いたほうが安定してプレイできると思います。

▲設定画面から画質を変更可能。

―かなりの数になると思いますが、1日あたりどのぐらいの配送を行っていますか?

中山:相当な数になると思いますね。1日数千は行っているかと。おかげさまで配送が膨れ上がって大変なのですが、お客様をお待たせしてしまい申し訳なく思っています。

髙橋:これまでのプロモーションやクレーン増大の甲斐あり、おかげさまで大変繁盛している一方で、配送が間に合わない事態が頻発していまして……。現在その点は配送代行会社とも確認を取りつつ、社長が陣頭指揮をとって協力会社様と相談させていただいたりスタッフに指示をするなどし、遅延の解消に努めているところです。

中山:至らぬ点は様々な所からご意見として頂戴しているので、順次解決に向けて進めています。

サービスのさらなる向上に、新企画も。『トレバ』のこれから

―今後何か予定しているイベントがあれば教えて頂きたいです

髙橋:まだ『トレバ』を始めていない方に向けて、11/23、11/24、11/25に体験会を実施する予定です。スマホがあれば参加でき、その場でクレーンゲームを体験して頂いて、景品を取れればその場で差し上げ、外れた方にもお菓子をプレゼントする体験会となっています。よろしければぜひ参加して頂きたいです。

中山:デモなどで体験会をやったことはありますが、こういった形のイベントは初めてですね。この辺からも『トレバ』の可能性を見出して行きたいと思っています。

髙橋:他にもYouTuberの方に協力を頂いて、『トレバ』を取り上げて頂いたり景品のコラボを実施したりする予定です。

トレバ体験会詳細

●ラムタラ エピカリ アキバ、ムーランアキバの2会場にて開催
・2018年11月23日(金) 13:00~17:00
・2018年11月24日(土) 13:00~17:00
・2018年11月25日(日) 13:00~17:00

トレバ体験会会場

●ラムタラ エピカリ アキバ
・東京都千代田区外神田4-3-2 OAシステムプラザ東京本店ビル

●ムーランアキバ
東京都千代田区外神田1-4-21

●町田CRAGE(「アニソンクラブ×NEXT!!」イベント会場内)
東京都町田市原町田4-7-17 SAZAAKI-08ビル

―オンラインクレーンゲームサービスとして、今後の展望をお聞かせください

中山:スマートフォン、パソコン以外にも様々なデバイスで遊んで頂ける開発をしていきたいと思っています。最近ではFire TV、Fire TV Stickでも遊べるようになりました。

また利便性や配送で至らない点があり、そういった要望がある事は承知していますので、日々改善に努めて参ります。引き続き、お問い合わせやSNSなどで忌憚ない意見を頂ければと思います。

―最後に、ユーザーへのメッセージをお願いします

中山:スマホがあればどこでもクレーンゲームを楽しめるのが『トレバ』の魅力です。事情があってなかなかゲームセンターに行きづらい方もぜひ遊んでください。また「景品が取れたよ」という報告も励みになります。そういうのもSNSなどで教えて頂くと嬉しいですね。

髙橋:配送が遅延してしまい申し訳なく思っています。その点は社長はじめ全員で取り組んで参りますので、もう少しお時間を頂ければと思います。またオンラインクレーンゲームが新しい分野であり、至らない点もありますが、皆さんに安心して遊んで頂けるサービスにしたいと念頭に考えています。今後とも『トレバ』をご贔屓頂ければと思います。

クレーンゲーム トレバ - オンライン・キャッチャーゲーム

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