意欲あるビジネスパーソンにぴったりの読書ツールとして、今注目を集めている「flier(フライヤー)」。書籍の内容を要約したコンテンツを提供しており、上手に利用すればさまざまなメリットがあります。
本記事では、「flier」の概要や使い方、月額料金といった基本情報から、より効率よく知識を身に着けるための応用的活用法まで詳しく解説します。「要約コンテンツの質は?」「利用するときの注意点は?」といった疑問も、この記事を読めばスッキリ解決できます。
本の要約サイト「flier(フライヤー)」の使い方 基本から応用まで徹底解説!
最終更新日:2024年08月21日
楽天Kobo新規ユーザー限定で大量のポイントバック実施中!
楽天Koboは、約600万冊取り揃えているので好きなジャンルの気になる作品がきっと見つかると思います。
購入時に楽天ポイントが貯まる&使えるので、楽天ユーザーならとってもお得に利用できます!
本の要約サイト「flier」とは
「flier」とは、本の内容を要約したコンテンツを豊富に提供する「時短読書サービス」です。
自己啓発やスキルアップを目的としたビジネス書を中心に、最新作から長く読み継がれる名作まで3,700冊以上をラインナップ。月額0円・550円・2,200円(すべて税込)という3通りの料金プランがあり、それぞれ料金に応じた量の要約コンテンツを利用できます。
そんな「flier」には、具体的にどのような強みがあるのでしょうか?「flier」の主なユーザー層であるビジネスパーソンにとって嬉しい、3つの特徴を見てみましょう。
「flier」3つの特長
「flier」の大きな特長は、次の3つです。
- 1冊あたり約10分に要点を凝縮
- ビジネスパーソンが「今」読みたい良書が揃う
- 著者・出版社チェック済みの高品質な要約
それぞれの特長について、具体的な注目ポイントを見てみましょう。
1冊あたり約10分に要点を凝縮
「flier」の要約コンテンツは、1冊あたり10分程度で読み終えられるよう、重要なポイントだけを4,000~5,000字程度に凝縮されています。
通常は読み終わるまで数時間かかる本も、「flier」ならサッと要点を押さえることが可能。忙しい毎日を送るビジネスパーソンも、スキマ時間を活かして効率よく知識やスキルを身に着けられます。
ビジネスパーソンが「今」読みたい良書が揃う
「flier」が提供する要約コンテンツは、政治・経済に関する本から自己啓発書、健康増進に役立つものまで実にさまざま。幅広い分野の中から厳選された、良書の数々が揃っています。
また、時事問題に関する本や、書店・SNSなどで人気の本も揃っているため、「今」の時流に沿った知識を得られるのもポイント。教養の底上げはもちろん、社会のトレンドもばっちり把握できます。
「flier」の書籍をピックアップしているのは、企業経営者や大学教授といった知識人たち。質の良い本だけを取り揃えているため、時間がムダにならないのが嬉しいところです。
著者・出版社チェック済みの高品質な要約
いくら良書が揃っていても、肝心の要約の質が低くては意味がありませんよね。しかしその点も心配無用。「flier」では、その書籍の分野に精通したライターが要約作業を手掛けているため、必要なポイントを押さえた質の高い要約が読めるのです。
要約コンテンツはすべて各書籍の出版社・著者のチェックをクリアしているので、品質はお墨付き。ただ素早く読めるだけでなく、本の内容をしっかりと掴める要約に仕上がっています。
「flier」の3つのメリット
続いて、「flier」から得られる3つのメリットを見てみましょう。
- 忙しくても効率よく読書ができる
- 今欲しい情報が手に入る
- 月額2,200円で3,700冊以上の本に触れられる
それぞれのメリットについて、具体的に解説します。
忙しくても効率よく読書できる
要点を押さえて効率的に読書できるのが「flier」の強み。1日の中でまとまった時間を確保できなくても、通勤や休憩などのちょっとした時間を活用して無理なく本を読むことができます。
本が好きな人はもちろん、「flier」には音声読み上げ機能があるので、「活字は苦手」という人も楽に時短読書が可能。BGMをつければ、ラジオを聞いているような感覚で気分転換しながら知識をインプットできますよ。
今欲しい情報が手に入る
「flier」で配信されているのは、話題の本や新刊など、トレンドを押さえたものが中心です。そのため、要約を読めば読むほど「今」欲しい情報が手に入るのがポイント。
幅広い分野の要約を読めば、視野がぐっと広がり、気軽に知識や教養を身に着けられます。「flier」から得た最新の話題は、商談やプレゼンといったコミュニケーションの場でも活かせるでしょう。
月額2,200円で3,700冊以上の本に触れられる
コストパフォーマンスが良いのも「flier」の魅力のひとつです。書籍の定価は本によってまちまちですが、ビジネス書の多くは1冊あたり1,500~2,500円程度。何冊も購入するとあっという間に出費がかさんでしまいます。
しかし「flier」なら、1~2冊買う程度の月額料金で3,700冊以上もの本に触れられます(※)。買うかどうか迷っている本があれば、「flier」で内容をチェックしてから購入できるので、無駄がありません。時間もお金も効率よく使えるサービスと言えますね。
※:「flier」ゴールドプラン(月額2,200円/税込・全コンテンツ読み放題)の場合。
「flier」の使い方【基本編】
「flier」の大まかな特徴が掴めたところで、実際の使い方を見てみましょう。画像も交えながら、基本の使い方を分かりやすく解説します。
読みたい本を探す
「flier」では、幅広い本と出合うためのさまざまな工夫が凝らされています。「カテゴリーから選ぶ」「タイトルや著者名で検索する」といった方法はもちろん、「人気ランキングから選ぶ」「編集部による特集から選ぶ」など、さまざまな角度から本を探せるのがポイント。
何から読めばいいか分からないというビギナーさんは、まず「必ず読みたい名著」特集や、「おすすめ要約診断」から入ってみるのもおすすめです。
「おすすめ要約診断」では、「朝活を充実させる本」「AI関連書」といったテーマごとにピックアップされた数冊の中から、チャート診断で自分に合う1冊を探せますよ。まずは興味深いテーマの要約から探してみましょう。
要約を文章で読む
読みたい本を選んだら、ページを下にスクロールしましょう。本のレビュー、本の著者や要約を担当したライターの情報と併せて、「本書の要点」「要約」の2つのメインコンテンツが掲載されています。
「本書の要点」は、その本が伝えたいポイントを箇条書きでシンプルにまとめたもの。要約を読む前の簡単な内容確認や、要約を読み終えた後の振り返りに役立ちます。
そして「要約」は、本全体の内容から重要な部分をピックアップし、10分程度で読み終えられる短い文章にまとめたものです。見出しや画像が挿入されているため見やすく、スムーズに読み進められますよ。
最後に掲載されている「一読のすすめ」は、要約に入りきらなかったポイントを簡単にまとめたものです。要約ではなく、実際の本を読むことで得られるメリットを具体的にイメージできます。
要約を音声で聞く
「flier」では、要約を音声で聞くことも可能です。最新のAI音声合成技術を活用して、従来よりはるかに人の声に近く、聞きとりやすい高次元な要約の読み上げができます。単純作業の最中など、「手は離せないが耳は使える」というシチュエーションにおすすめです。
再生スピードは、1倍速、1.2倍速、1.5倍速、2倍速から選択可能。読み上げのBGMとして、あらかじめ用意された6曲の中から好きな音楽を再生することもできます。バックグラウンド再生もできるので、要約を聞きながらスマホの操作も可能ですよ。
本を購入する
要約を読んで気に入った書籍は、そのまま購入することも可能です。「本の購入はこちら」に表示される外部サービスの中から好きなサイトを選べば、商品ページに直接移動できますよ。
気になる本が見つかったらサッと購入できるのが嬉しいところ。電子書籍サービスで購入すれば、要約を読み終えた後、すぐに精読することもできますね。
気づいたことをアウトプットする
各書籍のページには、要約を読んで気づいたこと、学んだことを記録するための「学びメモ」が用意されています。学びや気づきを自分の言葉でアウトプットすることで、より深い知識の定着を図りましょう。
記入した「学びメモ」は、公開(他のユーザーも見る)・非公開(自分だけが見る)を選べます。公開を前提に熟考しながら書くもよし、自分用のメモとしてポイントを書き出すもよし。各々のニーズに合った使い方ができますね。
「flier」の料金プラン
具体的な使い方が分かったところで、「flier」の料金や、読める要約コンテンツの詳しい情報を紹介します。
「flier」の料金プランは、「フリープラン」「シルバープラン」「ゴールドプラン」の3種類。それぞれの月額料金と、利用できるコンテンツの数は以下の通りです。
プラン名 | 月額料金(税込) | 無料コンテンツ | 有料コンテンツ |
---|---|---|---|
フリープラン | 無料 | 〇(20冊程度) | 利用不可 |
シルバープラン | 550円 | 〇(20冊程度) | 月に5冊まで |
ゴールドプラン | 2,200円 | すべて読み放題 | すべて読み放題 |
会員登録すれば無料で利用できるフリープランでは、無料の要約コンテンツ(20冊程度)のみ閲覧可能です。
シルバープランでは無料コンテンツに加えて有料コンテンツも読めますが、月に5冊までの利用制限が設けられています。
月額2,200円(税込)のゴールドプランなら、「flier」のすべてのコンテンツを制限なしで利用可能です。ゴールドプランには7日間の無料お試し期間があるので、まずは登録して使い心地を確認してみても良いですね。
「flier」で読める本のラインナップ
「flier」で読める書籍の種類は、スキルアップ・キャリア、経営戦略、健康・フィットネス、トレンドなど全17カテゴリー。3,700冊以上の要約が掲載され、ゴールドプランならすべて読み放題となります。
「flier」書籍カテゴリーの一覧
- スキルアップ・キャリア
- 自己啓発・マインド
- 生産性・時間管理
- リーダーシップ・マネジメント
- 経営戦略
- 起業・イノベーション
- 人事
- マーケティング
- 産業・業界
- グローバル
- 政治・経済
- ファイナンス
- テクノロジー・IT
- サイエンス
- リベラルアーツ
- 健康・フィットネス
- トレンド
人気コンテンツの一例
やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ(大平信孝)
著者の大平信孝(おおひらのぶたか)氏は、株式会社アンカリング・イノベーションの代表取締役。脳科学とアドラー心理学に基づく「行動イノベーション」の提唱者でもあり、数々の著名人の目標実現をサポートしてきた実績を持ちます。
本書の要約では、"物事をつい先延ばしにしてしまう人"が"すぐやる人"になるための「脳のスイッチの入れ方」を解説しています。やる気・根性といった精神論ではなく、脳の仕組みに基づいた具体的な問題解決方法が提示されているのがポイントです。
学びを結果に変える アウトプット大全(樺沢紫苑)
精神科医で、作家でもある樺沢紫苑(かばさわしおん)氏が手掛けた本書。年に2冊以上の本を書き、13年間にわたって毎日欠かさずメルマガを発行してきた樺沢氏ならではの、「アウトプット」のノウハウがぎっしりと詰まった1冊です。
要約では、アウトプットの重要性やその根拠、アウトプット方法の具体例、アウトプットの力を高めるトレーニング方法の中から、特に重要な部分が分かりやすくまとめられています。要約を読み終えたら「学びメモ」を活用し、早速アウトプットを実践に移してみましょう。
エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する(グレッグ・マキューン)
著者のグレッグ・マキューン氏は、コンサルティング会社McKeown Inc.のCEO。これまでに、GoogleやPixar Animation Studios(ピクサー)、Meta(旧:Facebook)など、世界の名だたる企業のコンサルティングを行ってきた実績を持ちます。
本書の要約では、「最小限の努力で、最大の成果を出す」ために役立つ、エフォートレス(=努力をしない)な思考・行動の身に着け方が分かります。日本社会にありがちな「楽をする=悪」という思い込みから脱却し、楽しみながら成果を出したい人におすすめです。
バナナの魅力を100文字で伝えてください 誰でも身につく36の伝わる法則(柿内尚文)
雑誌や書籍の編集に長く携わり、10万部を超えるベストセラーを数多く生み出してきた柿内尚文(かきうちたかふみ)氏による1冊。
自分の想いを人に「伝える」方法を考え抜き、試行錯誤を繰り返してきた著者ならではの、「伝わる」コミュニケーションのコツが詰まっています。
要約では、自分ではなく相手を主体とする「伝わる」コミュニケーションの考え方や、言いたい事が相手に「伝わる」情報の構造などがまとめられています。ビジネスの場ではもちろん、プライベートでも役立つコミュニケーション技術を身に着けたい方に。
「flier」の注意点
「flier」は非常に便利なサービスですが、ネックとなるポイントもいくつかあります。ここでは、利用前に知っておきたい「flier」の注意点について紹介します。
あくまでも「要約」である
「flier」で読めるのは、あくまでも書籍の要点のみを凝縮した「要約」コンテンツです。書籍1冊をすべて読む場合と比べ、ざっくりとした内容しか把握できないことは意識しておきましょう。特に基となる書籍のボリュームが多いほど、内容が削られる傾向にあります。
また、作者の実体験が語られる部分などはカットされることも多いため、文章全体が淡々とした雰囲気になることも。心動かされる読書体験を得たい場合は、やはり要約ではなく本を直接読んだ方が良いでしょう。
もちろん、要約を読んでも意味がないということではありません。「効率よくポイントを押さえたい時は「flier」で要約を読む」「細かい部分までじっくり読みたい時は書籍を購入する」など、上手に使い分けるのがおすすめです。
オフラインでは利用できない
「flier」の公式サイトやアプリには、要約コンテンツや読み上げ音声をダウンロードする機能はありません。つまり、PCやスマホで要約コンテンツを利用する際は、通信環境が必須となります。
なお「flier」のPC版サイトでは、各書籍のページから「この本の要約をPDFで閲覧」を選ぶと、新聞のような縦書きレイアウトで要約を読むことができます。
方法として、PDFを印刷すれば、通信環境がなくても要約を読むことは可能です。しかし手間がかかりますし、オフラインでは音声読み上げ機能も使えません。「flier」は基本的に、通信環境があるところで利用するものと考えましょう。
小説などはほとんど取り扱っていない
「flier」で読めるコンテンツは、自己啓発書や実用書を要約したものがほとんどです。小説がまったくないというわけではありませんが、数は多くありません。
要約を読める小説作品を見てみると、「ペスト」(アルベール・カミュ著)や「82年生まれ、キム・ジヨン」(チョ・ナムジュ著)、「夢をかなえるゾウ」シリーズ(水野敬也著)など、社会問題やビジネスの絡むものがほとんどです。
つまり、「flier」はあくまでも、ビジネスに関連の深い書籍に特化した時短読書サービスということですね。どんなジャンルの本でも取り扱っているわけではないためご注意ください。
「flier」の使い方【応用編】
ここまでお読みいただいた方には、「flier」の特徴やメリット、注意点がお分かりいただけたことと思います。
ここからは、「flier」をさらに有効活用する方法について考えてみましょう。より多くの学びを得るための、「flier」の応用的な使い方をご提案します。
1つのカテゴリーを深掘りする
気になる本の要約を読み終えたら、似ているテーマの他の要約にも積極的に目を通してみましょう。ひとつのテーマにおけるさまざまな本に触れることで、そのカテゴリーの基礎知識を底上げする効果が期待できます。
また、複数の本の共通点を見つけることで、そのカテゴリーにおいて重要な部分も把握できます。多角的な意見に触れつつ共通項を探すことで、理解度がより高まるでしょう。
一度読んだ本の再チェックに活用
「flier」の要約は、既に読んだことがある本の内容をもう一度確認したい時にも便利です。重要なポイントだけを短時間でパッと押さえられるので、効率よく復習できますよ。復習の後は「学びメモ」を活用してアウトプットすれば、さらに記憶が定着しやすくなります。
要約から読みたい本を探す
「flier」の要約は、本を購入する際の判断材料としても役立ちます。書店での立ち読みや電子書籍の試し読みとは異なり、その本全体の内容を大まかに把握できるのがポイントです。
気になる本はまず「flier」で要約をチェックし、全文をじっくり読んでみたいと思ったものだけを購入する……このように利用すればムダな出費を防ぐことができます。自分にとって本当に有用な書籍だけを探せるのです。
各書籍のページには「Amazon(アマゾン)」や「honto(ホント)」といった通販サービスのリンクがあるので、欲しいと思った本をすぐに購入できるのも嬉しいですね。
「学びメモ」の活用でさらなる気づきを得る
各書籍ページの最下部では、その本の要約を読んだ「flier」ユーザーが公開している「学びメモ」を読むことができます。他のユーザーのメモを読むことで、自分とは異なる新たな視点に気づけるかもしれません。
気づきのあったメモに「なるほど」を押すことや、見返したいメモを「クリップ」機能で保存することも可能。クリップした「学びメモ」は、マイページの「学びメモ:クリップ」の項目からいつでもチェックできます。
「flier」のよくある疑問集
ここでは、「flier」にまつわるよくある疑問とその回答をピックアップして紹介します。登録前に確認しておけば、より不安なく利用できますね。
退会・解約の方法は?
有料プランに登録したものの、自分には合わなかったので解約したい……そんな時は、こちらの「flier」解約/退会ページから簡単に解約(退会)ができます。
「解約」と「退会」の違いは、ユーザー情報を残すかどうかです。解約の場合はフリープランに移行するのみで、読書履歴や「学びメモ」が残ります。しかし、退会するとこのようなユーザー情報がすべて削除されます。
一度削除したユーザー情報は復元できません。また、退会した場合は無料の要約コンテンツも利用できなくなるため、ご注意ください。
利用端末数に制限はある?
「flier」では、同時に利用する端末の数は制限されていません。例えば、「PCで要約コンテンツを閲覧しつつ、同時にスマホやタブレットで『学びメモ』を書く」といった使い方も可能ということですね。対応端末や推奨ブラウザの種類は、以下の表でご確認ください。
「flier」対応OS・推奨ブラウザ一覧
OS | バージョン | 推奨ブラウザ |
---|---|---|
パソコン
(Microsoft Windows・Mac OS) |
Microsoft Windows 10〜
Mac OS 10.12〜 |
Microsoft Edge 20.0 以上 Safari 11.0 以上 Firefox 56 以上 Chrome 60 以上 |
iOS
(スマートフォン・タブレット) |
iOS 13.0~ | iOS の標準ブラウザ Safari 11.0 以上 Firefox 56 以上 Chrome 60 以上 |
Android
(スマートフォン・タブレット) |
Android 8.0~ | Android の標準ブラウザ Safari 11.0 以上 Firefox 56 以上 Chrome 60 以上 |
新しいコンテンツが増えるペースは?
新しい要約コンテンツは、おおむね1日に1冊、月に約30冊のペースで追加されます。日々トップページに新しい要約が追加されていくので、いつも新鮮に本と出合えるのが嬉しいですね。
「filer」と併せて使いたい! おすすめ読書関連ツール
最後に、「flier」以外のおすすめ読書関連サービスを2つご紹介します。要約が読める「flier」と上手に併用して、効率的かつ楽しい読書ライフをご堪能ください。
Audible(オーディブル)
「Audible」は、プロのナレーターや声優の朗読により、本の内容を「聴いて」楽しめる読書サービスです。月額料金は1,500円(税込)で、配信作品は12万冊以上。「flier」で配信されているようなビジネス書も37,000冊以上のラインナップがあります。
AIではなく声のプロが朗読しているので、書籍の内容に沿って読み方が工夫されており、より直感的に内容を理解できるのがポイント。1冊丸ごと音声で聞けるため、運転中や料理中といった長時間手が離せないシーンに最適です。
月額料金を支払えばすべてのコンテンツが聴き放題になるほか、会員登録せずに1冊ごとに単品で購入することもできます。なお、初めて「Audible」に登録する場合は30日間の無料体験が可能。無料体験期間中も、すべての朗読コンテンツを聞き放題で利用できます。
Kindle Unlimited(キンドル アンリミテッド)
「Kindle Unlimited」は、大手ECサイトの「Amazon」が提供する電子書籍の読み放題サービスです。月額980円(税込)で、小説や実用書、雑誌、漫画など200万冊以上を閲覧可能。ビジネス書も4万冊以上を追加料金なしで読むことができます。
さらに注目したいのが、「flier」で配信中の書籍の中に、「Kindle Unlimited」で読める本が何冊もあることです。「flier」と「Kindle Unlimited」両方の読み放題プランに含まれる書籍には、以下のようなものがあります。
「flier」「Kindle Unlimited」両方で読める書籍の一例
- 社会人10年目の壁を乗り越える仕事のコツ(河野英太郎)
- 99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ(河野英太郎)
- 世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方(八木仁平)
- コンサル一年目が学ぶこと(大石哲之)
- なぜ、あなたの仕事は終わらないのか(中島聡)
- 武器になる哲学(山口周)
- なぜかうまくいく人の「秘密の習慣」(ハンディ版)(佐藤伝)
「flier」の各書籍のページには「Amazon」へのリンクがあるため、「Kindle Unlimited」のページに飛ぶのも簡単です。
2つのサービスを併用すれば、「flier」で要点をチェックした後「Kindle Unlimited」で全体を読み、「flier」に戻って「学びメモ」に記録を残す……といった具合に、より柔軟に読書を楽しめますね。
こちらの記事もおすすめ