2022年1月1日~11月30日の間にApplivに掲載されているアプリ60,087点、2,693カテゴリを対象に、年間データを分析した結果を元に今年のトレンドを発表します。
2022年最も検索流入が多かったアプリ関連キーワードは「マイナンバー」、急上昇ジャンルを発表(アプリ情報メディア「Appliv」)
最終更新日:2022年12月19日
最近は写真をデータで保存することが増えましたが、プリントして手元に残しておくのもまた良いものです。
「ALBUS」では毎月”ずっと無料”で、8枚まで写真のプリントを注文できます。家族や子どもとの思い出のアルバムを作ってみてはいかがでしょうか。
2022年最も検索流入が多かったアプリ関連キーワードは「マイナンバーカード」
2022年、Applivに訪れるユーザーが検索したキーワードの1位は「マイナンバーカード」でした。
今年6月30日よりスタートした「マイナポイント第2弾」の開始に伴い、マイナンバーカード用の顔写真をアプリで撮影しようと検索する人が多く、「マイナンバーカード 写真」、「マイナンバー 写真」など、マイナンバーの関連キーワードが1位となりました。
2位の「iPhone 月撮影」は、11月の442年ぶりに皆既月食と天王星食が同時に起こった天体ショーをスマホで撮影するためカメラアプリの需要が高まりました。
3位には「レシートアプリ」がランクイン。レシート画像と引き換えに、お金やポイントがもらえるアプリが、円安などの影響で生活用品の値上げが続くなか、手軽に始められるお小遣い稼ぎとして注目を集めました。
2022年に急上昇したアプリのジャンル
機能や特徴別にアプリをまとめた2,693カテゴリの中から、前年同期間におけるアクセス数の比較で今年急上昇したアプリのジャンルを発表します。
1.レシートアプリ(前年比600%以上)
円安や物価高騰が続き、生活者の間で節約意識が高まる中、レシートをポイントやお金に変えられるレシートアプリが話題に。これまで捨てるだけだったレシートで、気軽にお小遣い稼ぎを始められるのが魅力。2022年は「ポイ活」に続き、「レシ活」への関心が高まっているようです。
レシートで稼げるアプリランキングはこちら
2.ウォーキングアプリ(前年比300%以上)
緊急事態宣言が昨年9月30日に終了して以降、外出制限が緩和され、運動再開の兆しによる影響から2022年は運動系アプリが上昇しました。運動不足解消やこれから基礎体力をつけたい人などに適しているウォーキングアプリは、歩いた距離、消費カロリーなど、歩数計よりも詳しいデータを記録できるほか、歩数に応じてポイントが貯まるアプリ、ゲーム要素を持ったアプリなど多種多様です。
ウォーキングアプリランキングはこちら
3.写真を絵に変換するアプリ(前年比300%以上)
今年に入り、「画像生成AI」技術に注目があつまり、関連するサービスが次々と登場しています。画像加工アプリにおいても、撮影した写真画像をAI(人工知能)によってイラスト化する機能が追加され、人気を博しています。サービスによってフィルターの絵柄や色合い、タッチが異なり、水彩画、油絵、アニメ風など様々なバリエーションがあります。
写真をイラストにするアプリランキングはこちら
4.睡眠改善アプリ(前年比250%以上)
IT・AIなどの技術を活用し、睡眠のデータを計測・記録・分析することにより、睡眠の質を改善するスリープテック市場が年々成長を続けるなか、「睡眠改善アプリ」が急上昇しました。いびきを改善したい、寝つきが悪い、眠りが浅い、など悩みに合ったアプリを選ぶことができます。
睡眠の質を改善するアプリランキングはこちら
5.家計簿アプリ(前年比250%以上)
生活必需品の値上げが続くなか、節約志向が強まり「家計簿アプリ」への関心は高い傾向にあります。いつでもどこでも簡単に記録ができる他、銀行口座・クレジットカードとの連携など、紙の家計簿にはないアプリならではの便利な機能があることから、手間がかからず継続しやすい点が支持されています。
家計簿アプリランキングはこちら
2022年話題のゲーム
Apex Legends Mobile
累計プレイヤー数が1億人を超える世界的人気ゲーム「Apex Legends」のスマホ移植版が待望のリリース。事前登録者数は全世界1000万人を超え、日本でも大ヒットし人気を集めています。
BTS Island:インザソム
グローバルスーパースターBTSのメンバーが制作に参加したスマホ向けパズルゲーム。韓国語、日本語、英語、中国語(簡体、繁体)、スペイン語など計6ヶ国語で提供され、今年6月のリリース以降、10月31日時点でグローバル累積利用者数690万人を突破しています。
2022年話題のアプリ
B/43(ビーヨンサン)
チャージ式のVISAプリペイドカードと履歴や残高をチェックできる家計簿アプリが一体となった「プリペイド×家計簿=家計簿プリカ」という新ジャンルのアプリ。夫婦やカップルなど、パートナーとふたりで使える専用口座を作ることもでき、節約志向が高まるなかユーザー数を伸ばしています。
SHEIN
Z世代中心に価格とデザインが支持されている中国発グローバルファッションブランド「SHEIN(シーイン)」。150以上の国と地域にてWebサイトおよびアプリでサービスを展開しています。実店舗をもたずオンラインのみでしたが、今年日本初となるポップアップイベントを全国5都市で開催するなど広がりを見せています。
調査概要
対象期間:2022年1月1日〜2022年11月30日
対象サイト:https://app-liv.jp/
集計対象:対象期間内にApplivに掲載中のアプリ60,087点、2,693カテゴリ
集計方法:対象期間内におけるアクセスデータを前年同期間と比較