EMS美顔器の使い方 リンパの流れを意識して、指定の専用ジェルを使用するのがコツ

EMS美顔器はリンパの流れを意識し、指定の専用ジェルを使用して使いましょう。また長時間使わないことや金属アレルギーに注意することなど使用上の注意事項をしっかり把握しておくことが重要です。

・下から上に、顔の内側から外側に向かってリンパの流れを意識して使う
・指定の専用ジェルがある場合には、きちんとそれを使用する
・取り扱い説明書にある使用頻度を守る
・使用部位を守る、別の部位に使わない
・ゴシゴシ押し付けるなど、肌に負担がかかるような使い方をしない
・長時間使用しすぎない
・金属アレルギーに注意する
・ペースメーカーや人工心肺などの医療用電気機器を使用している方は使用を控える
・妊娠中や授乳中の方は医師に相談の上使う

EMS美顔器は他の美顔器と使い方において違う点もあるのでしっかり把握して使いましょう。

EMS美顔器の効果を最大化するためには、顔の内側から外側に流す、メーカーの定めた使用頻度を守るなど、正しい使い方を知っておく必要があります。

知らないで使うと、火傷や肌荒れを起こしてしまうリスクもあるので、きちんと正しい使い方を守りましょう。

手に持って使うタイプのEMS美顔器は、下から上に内側から外側に流すなど、動かし方も説明書に推奨されているはず。

装着するタイプのEMS美顔器は、自動で刺激してくれるので使い方を迷う心配がありません。

ただ、使用頻度を守ることは大事です。１日に１回までの使用が推奨されているのに５回も１０回も使うなど説明書を無視した使い方はNG。肌への負担とならないように適切に使いましょう。

リフトアップ、たるみ予防にEMS美顔器を使用されたい方は、器具の動かし方を意識して使うことも大事です。

基本的には、下から上に持ち上げ、内側から外側に流すイメージで使うことで、セルフマッサージ効果もあいまって巡りもよくなり肌環境が整ってハリや弾力アップ効果が期待できるでしょう。

逆に上から下に動かすと、脂肪や皮膚も下に引っ張られてしまうので、たるみの解消やリフトアップ効果は期待できません。

ただし、特徴的な使い方をするタイプの美顔器もなかにはあるので、基本的には説明書に従って使用してください。

EMS美顔器は、専用のジェルやクリームが指定されているタイプが多いです。メーカーの指定品はそれなりのお値段がするものも少なくありません。

ただ、もったいないからといって手持ちの化粧品を使ってしまうと、本来の性能がきちんと発揮できない場合があります。

通常のスキンケア目的のジェルに比べると専用ジェルは粘度が強く、肌をしっかり保護してくれる上に乾きにくいように作られています。

EMSは電気刺激のため、水分がないと肌にうまく伝わりません。手持ちのスキンケアアイテムを使っても全く刺激を実感できない場合には、専用ジェルやクリームを取り入れてみるのも手でしょう。

EMS美顔器は、メーカーが定める使用頻度を守ることも重要です。EMS美顔器の使用時間は５〜10分程度のものが多く、肌に負担をかけないように作られています。

決められた時間になるとタイマー機能で切れるものも多いです。そのため、買いたての頃はとくに早く効果を実感してみたくて何セットも試してしまう方も少なくありません。

ただ適切な使用頻度を超えて使用すると、その場は何も感じなくても後で痛みや赤みなどの刺激が出てしまうこともあるので要注意です。使用頻度は説明書にある回数、時間を超えないようにしましょう。

EMS美顔器は使用部位を守ることが大事です。「頭皮用」「アイケア用」「顔の下半身用」など、部位ごとに専用に作られている製品もあれば、手持ちのタイプでボディにも使える製品もあります。

いっぽうで製品によって使用がNGとなっている部位も存在します。例えば、目の周り、心臓の近く、金属のプレートが入っている箇所、インプラントが入っている箇所の近く、悪性腫瘍の部位や切り傷、擦り傷などがある部位、皮膚の感覚がない部位などです。

指定がなかったとしても、疾患がある部位の近くは避けて使用するようにしましょう。

EMS美顔器を使用するさいには、肌に負担がかかりすぎないようにするなど、注意点をしっかり把握しておきましょう。使い方を間違えると、アレルギーや痛みなどトラブルを引き起こしてしまうことがあります。

・使いすぎによる筋肉の疲労に注意
・摩擦によるダメージを避ける
・金属アレルギーが起こる可能性も
・肌に負担がかかるような使い方をしない
・禁止部位には使用しない
・使用できない条件に当てはまっていないかを確認する
・EMS美顔器だけですべてを解消できるわけではない

EMS美顔器は家庭で手軽に取り入れられる美容アイテムですが、しっかりと取扱説明書を読んで注意点を守って使用しましょう。

EMS美顔器は、使用頻度を適切に守って使いすぎによる筋肉の疲労を避けることも大事です。

ビリビリとした刺激を感じるのが特徴であるEMS美顔器ですが、刺激を強く感じたほうが効きそうだと痛みを我慢して強度を上げたり、1日1回の使用が上限とされているのに何度も使ってしまうのはNGです。

過剰に使用するとEMS美顔器の刺激が筋肉に負担となって疲労が溜まってしまうので、いちどに決められた頻度はしっかりと守りましょう。

EMS美顔器は、摩擦によるダメージを避けることを意識して使いましょう。

特に指定されたジェルがある場合にはその量を守ることが摩擦によるダメージをさけることにもつながります。

たとえば、コストを抑えようとして、指定されたジェルやクリームの量をケチって少なく使ってしまうのは要注意です。

ジェルやクリームには肌とEMS美顔器の間にクッションのように刺激を緩和してくれる効果があるので、適切な量のジェルを使わないと、肌への摩擦が大きくなり、引っ張られてたるみの原因になることや、シミやシワの原因になることもあります。

EMS美顔器には、金属アレルギーが起こる可能性があります。電流を伝わりやすくするために、肌にふれる部分に金属が搭載されている美顔器が多いですが、金属アレルギーの方にとってはそのせいで使えないことも。

知らずに使ってアレルギーを起こすこともあるので、必ず製品に使用されている材料を確認してから購入を。

自分が金属アレルギーであることに気づいていない場合には、EMS美顔器でアレルギーを起こしていることになかなか気付けないので、肌荒れしてしまった場合には早めに皮膚科を受診しましょう。

EMS美顔器は、肌に負担がかかるような使い方をしないことが肝心です。

専用のジェルやクリームが指定されているけれど、お金がもったいないから手持ちのジェルで代用したいということもあるかと思いますが、ジェルの粘度や成分がそのEMS美顔器にあわせて配合されている場合に違うものを使ってしまうと、刺激が強くなりすぎてしまう場合も。

また、EMS美顔器をグリグリと肌に押し付けたり、ゴシゴシ肌のうえで荒っぽく動かしたりしてしまうと、肌荒れの原因になってしまう場合もあります。定められた使い方をしっかり守って使いましょう。

EMS美顔器には、禁止されている部位が指定されている製品も多いです。

例えば、眼球の周囲や唇など粘膜や皮膚の薄い部分、喉仏、心臓、悪性腫瘍や外傷やアトピー、湿疹などの肌荒れがある部位、金属が埋め込まれている部位、皮膚の感覚がない場所、ひどい日焼けがある部位、整形をした箇所など。

それぞれの製品によって使用が禁止されている部位は異なりますが、一般的に首や陰部など皮膚が薄い場所や弱い場所は避けて使うようにしましょう。

EMS美顔器を使用できない条件に当てはまっていないかを事前に確認して使用する必要があります。

ペースメーカーや人工心肺が埋め込まれている方も使用がNGとされています。

肌の知覚障害があり火傷をしても気づかない方、エステ等でも肌が荒れてしまうような敏感肌の方は使用時にトラブルを起こすことがあるので、自己判断で使うと危険です。

また、妊娠中や授乳中の方はホルモンバランスが不安定になっている時期なので、使用のさいには医師に相談してからにしましょう。

毎日のスキンケアに取り入れられるEMS美顔器ですが、それだけですべてを解消できるわけではないということも知っておきましょう。

二重あごやたるみの解消やリフトアップ、シワの改善などは美顔器だけに期待するのは限界があります。

早く、目に見えるような効果を求めるのであれば、美容外科や美容皮膚科の施術の方が手っ取り早く確実です。

また、適切なダイエットや歯列矯正、姿勢の改善など普段の生活を意識して変えていくほうがより効果を実感しやすいです。どんな効果を求めるかによって、適切な方法を選んでいきましょう。

※監修者は「EMS美顔器」について監修をおこなっています。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事における「浸透」とは角質層までのことをさします。
※「ノンコメドジェニックテスト済み」はすべての人にニキビが発生しないということではありません。
※本記事でいう「美白」とはメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐことをさします。
※本記事でいう「エイジングケア」とは年齢に応じたケアのことをさします。
※本記事における「リフトアップ」とは、下から上に引き上げるお手入れのことを指します。