部屋の模様替えなどでちょっとした距離を測りたい! けどそんな時に限ってメジャーが見つからない。こんな時にオススメなのが『移動メジャー』だ。
『移動メジャー』はその名の通り、スマホを移動させることで、そのスマホが移動した距離を計測するアプリ。加速度センサーを内蔵しているため、曲がった所や球体などの直径なども測れるのでとても重宝する。
そこで今回は、リンゴを使って移動距離が『移動メジャー』で正確に測れるかを実験してみた。
実験方法はとてもシンプルで、リンゴの置いてある場所を移動させ、その距離を『移動メジャー』で測るというもの。とりあえず以下のような感じで移動前のリンゴの位置と、移動後のリンゴの位置を写真で撮影しておいた。
スマホを移動させるだけで距離が測れる『移動メジャー』を使っておおざっぱに距離を調べてみた。
最終更新日:2014年12月25日
最近は写真をデータで保存することが増えましたが、プリントして手元に残しておくのもまた良いものです。
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最初にリンゴが置いてあった位置の図。扉の境目に配置してある。
移動後のリンゴの位置。扉はギリギリまで開いているので、リンゴの移動距離とあわせて扉の幅も測れるという寸法だ
というわけで、実験の準備は整った。早速『移動メジャー』を開いて元のリンゴの位置に配置する。そして直線で扉に沿って移動したリンゴの位置までスマホを移動させれば測定が行える。測定する際にはスマホの角度なども距離の計算結果に影響するので、できるだけスマホの角度は変えずに移動させることが重要なポイントとなる。
画面上部に「Go straight to the end」という文字が表示されている。元のリンゴのあった位置から指示どおりにまっすぐスマホを移動させよう。
移動したリンゴの位置までスマホを移動させたら「Hit a cushon to finish」のボタンをタップすれば測定は完了だ。
とりあえず実験は完了。上で紹介している赤い画面の右下部分をみると「70.0cm」と表示されている。そして実際の距離をメジャーで測ってみた。
元に置いておいたリンゴの中心位置から計測しているので、実際の移動距離は「75cm」。『移動メジャー』との距離の誤差は5cmということになる。
実験結果としては約5cmの誤差ということで、まずまずの測定値なのではないだろうか? ただし『移動メジャー』はとても数値にシビアで、測定時のスマホの角度や移動させる距離をぴったりにしないとこの誤差の少ない数値が出ないこともわかった。
ちょっと角度がずれて移動させてしまっただけで、画面右下をみると「109.8cm」と、30cm以上の誤差が出てくる。
とういうわけで、多少シビアな操作が要求される『移動メジャー』だが、前述した距離を測る際の操作に注意しながら使っていけば、さまざまなシチュエーションで距離を測ることができるので、とても便利。
とくにメジャーがない時などにとても重宝するので、ぜひうまく使いこなしてもらいたい。