楽天市場で年に4回開催される「楽天スーパーセールは、200万点以上の商品が半額で販売される大型セールですが、「実は安くないのでは?」という声を聞くことも。
そこで本記事では、楽天スーパーセールの価格(値段)について解説! 他の通販サイトとの価格比較や楽天市場の5つの価格表示方法、もっと安く買うために覚えておきたい豆知識などを紹介していきます。
楽天スーパーセールは安くない? 本当にお買い得な商品の見分け方を紹介!
最終更新日:2024年04月01日
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楽天スーパーセールは安くないわけではない
楽天スーパーセールは、200万点以上の商品が「最大半額で販売される」セールなので、楽天市場のセールだけでなく、Amazonなどのセールと比較しても十分にお得なセールなのは間違いありません。
では、なぜ「楽天スーパーセールは安くない」と言われるのでしょうか? 以下ではその理由を説明していきます。
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なぜ「安くない」と言われるのか? その理由は?
楽天スーパーセールが安くないと言われるのには、以下のような理由があります。
楽天セールが安くないと言われる理由
- 半額商品には価格設定の仕組みがある
- ポイント倍率を最大まで上げるのが難しい
まずは、それぞれの内容について解説していきます。
半額商品には価格設定の仕組みがある
楽天スーパーセールの価格設定には、通常の価格設定とは違う点が存在します。例として、ひとつの商品をピックアップしました。
販売価格
- 217,800円→101,700円(約53%OFF)
元値が20万円以上の商品が、10万円以上の値引きになっています。間違いなく安い商品なのですが、この商品の価格設定で覚えておきたいことがあります。それが「メーカー希望小売価格」の存在です。
この商品の価格設定は、以下のような流れで決められています。
このバッグの価格設定の流れ
- 元値として「メーカー希望小売価格」を記載
- これを半額にして「セール価格」に設定する
メーカー希望小売価格とは、メーカーが商品販売時に「この価格で販売したい」と提示した価格で、実際の販売価格よりも高く設定されていることがほとんどです。
同じ店舗で売られている同じ商品でも、セール期間外と価格の表示方法が異なる場合があるので注意が必要です。
セール期間外
- 販売価格:6,000円
- (メーカー希望小売価格を掲載していない)
セール期間
- メーカー希望小売価格:10,000円
- 販売価格:5,000円(50%OFF)
セール期間外は、メーカー希望小売価格の「10,000円」は表示せず、既に40%OFFの「6,000円」で販売。セール期間になったら、メーカー希望小売価格を表示して、半額の「5,000」円で販売している例です。
安くなっているのは間違いないですが、通常販売価格から半額になっているわけではないので、セールでの割引率が思ったよりも高くないパターンですね。
値引き商品には5つの元値表示がある
楽天市場ではショップの「値引き前」と「値引き後」の価格を表示する際に、上記で紹介した「メーカー希望小売価格」を含めて、5種類の元値の表示方法があります。
名称 | 説明 |
---|---|
当店通常価格 | 最近相当期間にわたって楽天市場のショップにおいて販売されていた価格。 |
メーカー希望小売価格 | メーカーにより小売業者の価格設定の参考となるものとして設定され、あらかじめ、メーカーによる新聞広告、カタログ、ウェブサイト、商品本体への印字等により公表されている価格。 |
参考小売価格 | 製造業者、卸売業者、輸入総代理店等、小売業者以外の者が設定したもので、カタログやパンフレットに記載するなどして当該商品を取り扱う小売業者に広く呈示されている場合の価格。 |
旧定価 | 再販制度の対象となる「定価」の定められた書籍のうち、時限再販などによって「定価」の対象外となった書籍における「定価」が定められていたときの価格。 |
その他の比較対照価格 | 景品表示法および楽天市場が定めたルールに基づき元値表示を行っている商品であること。 |
よく見かけるのは、「当店通常価格」と「メーカー希望小売価格」の2つ。当店通常価格は、店舗側で設定した価格のため、他の店舗よりも高く設定されている場合があります。
そもそも元値が高くなっている場合もありますので、割引率の高さだけを参考にはせず、他の店舗の同一商品の価格もしっかりと確認するようにしましょう。
ポイント倍率を最大まで上げるのが難しい
楽天スーパーセールでは、「ショップ買いまわり」や「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」などのキャンペーンを活用することで、ポイント還元率が最大46倍までアップします。
達成するために必要な条件は、以下のとおりです。
ここで注意したいのが、SPUの達成条件です。SPU(最大+16倍)で倍率を上げるには、以下のような条件を満たす必要があります。
SPUの倍率アップ条件(一例)
- 楽天カードを利用して買い物:+2倍
- 楽天モバイルの最強プランを契約:+4倍
- 楽天銀行を利用する(※):+0.5倍
- 楽天ウォレットを利用する(※):+0.5倍
- 楽天ブックスで3,000円以上購入:+0.5倍
※ポイントアップ条件の詳細は、楽天公式サイトをご確認ください。
これらの条件は、すべて楽天市場以外の「楽天サービス」を利用することが必須のため、普段は楽天市場で買い物するだけという方は、新たにサービスを利用しないと「+0倍」のままです。
最大倍率は45.5倍ですが、そこまで上げるのは現実的ではなく、実際にはポイント15~20倍が達成できそうなラインです。40倍以上を期待していると、安くないと感じてしまいそうですね。
楽天スーパーセールでお得な商品を見つけるコツ
楽天スーパーセールでお得な商品を見つけるコツを紹介していきます。お買い物をするときは、以下の3つのポイントを覚えておきましょう。
セールでお得な商品を見つけるコツ
- 他の通販サイトと価格を比較する
- 商品レビューの件数と内容を見る
- 1,000円ポッキリのスーパーDEAL商品は損が少ない
他の通販サイトと価格を比較する
楽天スーパーセールの対象商品が本当に安くなっているかは、他社の通販サイト(AmazonやYahoo!ショッピング)と価格を比較するのがおすすめです。
Amazonはタイムセールで大幅割引になっている商品も多いので、最安値を調べたいときには見ておくのがいいでしょう。
楽天市場の買い物は「ポイント還元を含めてお買い得」ということが多いので、価格を比較するときは獲得できるポイントもしっかりと計算に入れておきましょう。
商品レビューの件数と内容を見る
レビュー件数が多い商品には、楽天市場のセールで安くなるものもたくさんあります。多くの人が購入している証拠ですので、まったくレビューがない商品よりは安心して買えるのは間違いありません。
また、「セールで安く買えました」といった内容の投稿がある場合、楽天スーパーセールで大幅割引になっている可能性が高いです。商品を探す際の参考にしてみるといいでしょう。
1,000円ポッキリのスーパーDEAL商品は損が少ない
ショップ買いまわりの条件達成に最適な「1,000円ポッキリ」商品の中には、スーパーDEALでポイント還元率が10~50%アップしているものがあります。
実質1,000円未満で店舗数稼ぎができるので、欲しい商品が見つからないというときに便利です。いくつか商品例を挙げてみますので、こちらも参考にしてください。
こちらは静岡県産の紅茶「雅紅茶」の茶葉24gです。1,000円ポッキリかつ50%のポイント還元で、購入すると税抜価格の50%分の「463ポイント」が還元されていました。
食品や飲料などは、使い道がなくて困るといったこともないので、1,000円ポッキリ商品の中でも特におすすめ。ショップ買いまわりの店舗数にもぴったりです。
折りたたみ傘の収納ケース。内側が吸水素材、外側が水を弾く素材なので、濡れた傘をカバンに入れたいときに便利なアイテムです。
1,000円ポッキリの商品には、普段はあまり購入しないようなものもありますが、価格が安いので試してみるチャンスでもあります。紹介時はポイント20倍で「182ポイント」が還元されていました。
1,000円ポッキリでスーパーDEAL対象の商品は、以下のリンクから確認できます。楽天スーパーセールで安い商品を探しているときは、ぜひこちらも確認してみましょう。
楽天スーパーセールが安くなるかは買い方も重要! お得な利用方法を覚えておこう
楽天スーパーセールでは、買い物の仕方によっては「安くない」と感じることもあります。
ポイント還元など、楽天市場ならではの買い物テクニックを覚えて、商品をできるだけ安く買えるようになりましょう!
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