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  • 電子書籍の現在利用している人は37.9% 全世代で利用率トップは「Kindle」(Appliv TOPICS調べ)

「Appliv TOPICS」は15歳~69歳男女2,858人を対象に、2024年2月13日~2月20日の期間で、電子書籍に関するアンケートを実施しました。

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電子書籍を現在利用中の人は37.9% 年代が上がるにつれ利用経験は減少

2024年調査_電子書籍サービスの利用経験

電子書籍の利用状況を調査したところ、「現在利用している(37.9%)」、「過去に利用していた(20.5%)」、「利用したことがない(41.5%)」でした。

2024年調査_電子書籍サービスの利用経験(前回比較)

前回2023年8月の調査結果と比較してみると、「現在利用している」が2.8ポイント増加。

過去に利用したことがある人とあわせると、電子書籍の利用経験者は58.4%と6割近い結果となりました。

2024年調査_電子書籍サービスの利用経験【年代別】

年代別に見てみると、「現在利用している」のが最も多いのは「20代(52.9%)」、次いで「30代(43.2%)」、「40代(39.8%)」という結果でした。

「現在利用している」と「過去に利用していた」を合わせた、電子書籍の利用経験がある人の割合は、「20代(72.7%)」が最も多く、年代が上がるにつれ少なくなっていく傾向にあり、昨年8月の調査と変わらない結果です。

よく読むジャンルで最も多いのは「マンガ」

2024年調査_電子書籍サービスでよく読むジャンル

電子書籍を現在利用していると回答した1,084人に、サービス内でよく読むジャンルを尋ねると、最も多いのは昨年調査と同じく「マンガ」で721人)、次いで「小説・文学(325人)」、「雑誌(323人)」でした。

電子書籍でよく読まれているジャンルについても、前回調査とほぼ変わらない結果となりました。

紙の書籍より電子書籍を利用する割合が40.1%で最多

2024年調査_電子書籍と紙書籍どちらをよく利用するか?

電子書籍と紙の書籍のどちらをよく利用するか聞いてみると、「紙の書籍より電子書籍をよく利用する(40.1%)」が最も多く、次いで「電子書籍と紙の書籍は同じくらい読む(21.3%)」、「本は全て電子書籍で読んでいる(20.9%)」でした。

全て電子書籍で読む人と、紙の書籍より電子書籍を利用する人を合わせると、61.0%という結果でした。

2024年調査_電子書籍と紙書籍どちらをよく利用するか(前年比較)

前年と比較したところ、「電子書籍と紙の書籍を同じくいらい」の人が3.5pt減少し、「紙よりも電子書籍をよく利用する」と回答した人が2.2pt増加しています。

「全て電子書籍」で利用する人はほぼ横ばいであることから、全体的に電子書籍の方を利用する人がやや増えている結果となりました。

2024年調査_電子書籍と紙書籍どちらをよく利用するか?【年代別】

年代別に見てみると、「全て電子書籍を読んでいる」割合は30代が最も多く、20代、10代と続きます。

また、「紙の書籍より電子書籍をよく利用する」を合わせた割合は、20代と30代で7割を超えており、40代も6割近くを占めています。

20代から40代は社会人が多いことから、通勤などの移動中や休憩時などのスキマ時間に利用していると考えられます。スマホで手軽に楽しめることも、重宝されている理由の1つではないでしょうか。

現在利用中の電子書籍サービスは1位「Kindle」

現在利用中の電子書籍サービスを調査すると、1位「Kindle(488人)」、2位「楽天Kobo(277人)」、3位「コミックシーモア(243人)」という結果でした。

最も利用者の多いサービスは、Amazonが運営する「Kindle」でした。様々な種類の作品を取り扱っており、Amazonプライム会員に加入していることで、無料で読めるサービスもあることが魅力です。

2024年調査_現在利用中の電子書籍サービス

利用している電子書籍サービス上位8サービスについて、回答の男女比率を出しました。

「Kindle」、「楽天Kobo」、「DMMブックス」は男性の比率が比較的高く、女性比率が男性を上回っているのは「ブックライブ」と「コミックシーモア」でした。

「ebookjapan」、「まんが王国」、「honto」、は男女比の差は少なく、ほぼ半々の結果となっています。

2024年調査_利用中の電子書籍サービス【性別】

利用している電子書籍サービス上位8サービスの年代別割合を見ると、10代20代の利用者が割合が高いのは「まんが王国」、「ブックライブ」、「コミックシーモア」でした。

3つとも、マンガのジャンルが強いサービスであることから、若い世代ではよく読むジャンルが反映された結果だと言えそうです。

一方、「honto」、「楽天kobo」、「Kindle」、「DMMブックス」などオールジャンルを幅広く扱っているサービスは30代以上の利用者が多いようです。

2024年調査_利用中の電子書籍サービス【年代別】

年代別で利用者が多いサービスTOP3を見てみると、全ての年代で「Kindle」が1位となりました。

電子書籍を現在利用している割合が比較的多い20~30代では、全体の約半数にあたる人が「Kindle」を利用していることがわかります。

また10~50代に人気のサービスTOP3は、いずれも「Kindle」「コミックシーモア」「ebookjapan」でした。

2024年調査_利用中の電子書籍サービス【年代別】

■満足度が高いサービス1位は「U-NEXT」、続いて「Kindle」

利用経験者数TOP10のサービスを利用したことのあると回答した人に5段階で評価していただき、満足度を算出しました。

1位:U-NEXT(4.05)
2位:Kindle(3.98)
3位:DMMブックス(3.92)
4位:楽天Kobo(3.90)
5位:ebookjapan(3.89)
6位:まんが王国(3.88)
7位:コミックシーモア(3.87)
8位:ブックライブ(3.85)
9位:Renta!(3.81)
10位:honto(3.69)

※非常に満足=5点、満足=4点、普通=3点、不満=2点、非常に不満=1点とし、平均点を算出。

1位は、電子書籍サービスだけでなく、動画配信サービスも人気の「U-NEXT」でした。

月額会員になると、電子書籍購入時に最大40%のポイント還元があるほか、190誌以上の雑誌の最新号を読み放題で楽しめるサービスがあることが特徴です。ポイント還元や読み放題を利用し、お得にサービスを利用することができます。

2位は、利用中の人が最も多いサービスの「Kindle」で、紙の書籍よりお得に購入できることが魅力です。

読み放題のサブスクリプションサービスも提供しており、数ある作品の中から、自分の好きな作品を好きなタイミングに読むことができます。

3位は、DMMグループの運営する電子書籍サービス「DMMブックス」でした。

初回利用は90%オフ、2回目以降も最大30%還元と、お得に利用することができるほか、各サービス共通のDMMポイントも利用することが可能。常に3万冊以上の作品を無料で楽しめます。

「Appliv TOPICS」では各電子書籍サービスの情報や、おすすめ情報などをお届けしています。以下の記事もぜひご覧ください。

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調査概要

調査方法:インターネット調査
調査期間:2024年2月13日~2月20日
調査委託先:株式会社ジャストシステム
調査対象:全国の15歳~69歳の男女2,858人
◇性別
男性:1406人
女性:1452人
◇年齢
15~19歳:455人
20~29歳:560人
30~39歳:509人
40~49歳:442人
50~59歳:439人
60~69歳:453人

※本アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しています。合計が100%にならない場合があります。

本データの利用条件

1 情報の出典元として、「Appliv TOPICS」の名前を明記してください。

2 出典元として、以下のURLへのリンクを設置してください。
 https://mag.app-liv.jp/archive/149919/

3 調査結果データについて、加工・改変は許可いたしません。

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