OCN インターネットの料金プランを徹底解説！ 最適なプランを見つけよう

なお、プロバイダについて簡単に説明すると、回線（今回だとドコモ光）をインターネットに接続してくれるサービス。仕組みは難しいので、家でWi-Fiを使うには「回線」だけでなく「プロバイダ」の契約が必要とだけ知っておけばOKです。

ドコモ光1ギガプランは、最大通信速度が1Gbpsのプラン。高速かつ安定してインターネット接続ができるIPoE（IPv4 over IPv6）を標準搭載しています。

普段のインターネットの使い方が、オンライン会議・動画のストリーミング再生・ネットサーフィンなど一般的なものであれば1ギガプランで十分満足できます。

契約期間なしの場合、2年定期契約と比較すると戸建てでは毎月1,650円（年間19,800円）、マンションでも毎月1,100円（年間13,200円）も料金が高くなってしまいます。

2年定期契約だと、2年に1度の更新期間以外に解約すると違約金が発生しますが、違約金は最大でも5,500円なので基本的には2年の定期契約がおすすめです。

ドコモ光10ギガプランは、最大通信速度が10Gbpsのプラン。こちらも高速かつ安定してインターネット接続ができるIPoE（IPv4 over IPv6）を標準搭載しています。

スペックだけ見ると1ギガプランと比較して最大通信速度が10倍も速いですが、実感できるかどうかは難しいところでしょう。ほとんどの人にとってオーバースペックになると考えられるため、大容量の動画をアップすることが多いといった通信速度にかなりこだわりがある人向けです。

また、10ギガプランは1ギガプランと比べて対応エリアが狭いので要注意です。住んでいるエリアが10ギガプランに対応しているかどうか、NTTの公式サイトで確認しておきましょう。

新潟・長野・山梨から東の人はNTT東日本、富山・岐阜・静岡から西の人はNTT西日本の公式サイトから、サービスの提供情報を確認できます。

OCN インターネットを利用する際には、初期費用として「契約事務手数料」と「工事料」の2つが発生します。ここで発生した費用は、原則、利用開始日の翌月に利用料金とあわせて請求されます。

具体的な料金は以下の通りです。

工事料の欄にある「転用」とは、もともとフレッツ光などの光回線を使っていた人がOCN インターネットに乗り換える場合のことです。自宅の設備にもよりますが、すでに設置されていた設備をそのまま利用できることがあります。

工事料が無料になるプランは「ドコモ光 1ギガ」と「ドコモ光 10ギガ」の両方。適用条件は「新規で申し込みをして、申し込み月を含む7か月以内に利用開始すること」なので、OCN インターネットを新規で利用し始める人のほとんどが対象です。

なお、特典が適用された場合でも、契約事務手数料（3,300円）は別途必要なことに注意しましょう。

OCN インターネットでは、新規契約や事業者変更の際に利用できる還元キャンペーンを提供しています。2024年5月現在実施されている還元キャンペーンは以下の通りです。

ドコモ光（OCN インターネット）において、ahamoはセット割の対象外です。そのかわり、ahamo契約者だけが契約できる「ahamo光」という光回線があり、そちらを安く契約できますよ。

セット割については、以下の記事も参考にしてください。セット割の概要はもちろん、各プランごとの合算料金もシミュレーションしています。

解約時には、OCN インターネットとドコモ光から提供されていたONUやレンタルルーターを返却する必要があります。返却しない場合は機器損害金が発生するため、必ず返却を行いましょう。

なお、1年以上継続して利用した場合はレンタルルーターが自分のものになるため、その場合返却不要です。

OCNのオプションサービス一覧はこちらのページから確認できます。

それぞれの光回線には特有の割引がありますが、上記の表は割引を加味せず純粋な月額料金だけで比較しています。月額料金だけで見ると、各社にそこまで大きな差があるわけではありません。

NURO光のマンションタイプは目を見張る安さですが、これはすでに設備が導入されている場合の月額料金です。NURO光は独自回線で対応マンションも少なめ。対応していない場合は戸建ての料金になることは知っておきましょう。