Amazonで「スマイルSALE 新生活」というセールが、2025年2月28日(金) 9:00~3月4日(火) 23:59の期間で開催される。
セールのタイトルを見て私は改めて思った、
Amazonのセール、名前いろいろあって結局どれが安いのか分からなくない?
プライムデーやブラックフライデーはビッグセールだというイメージがある。じゃあ、最近ちらほら出てくる「スマイルセール」ってどういう位置づけなのか?
ということで今回は、スマイルセールがどの程度の規模のセールなのか考察しつつ、次のビッグセール「プライムデー」まで待つべきかどうかを考えてみる。


Amazonスマイルセールは安いの? 割引率が高いのか過去のデータもとに解説
最終更新日:2025年02月28日
最近たまに開催される「スマイルSALE」はどの程度の規模のセールなの?

出典:Amazon
スマイルSALEと名を冠したセールが初めて開催されたのは、2024年4月の「スマイルSALE ゴールデンウィーク」だ。2024年から2025年にかけて、スマイルSALEは6回ほど開催されている。
過去に開催されたスマイルSALE
年 | 月 | セール名 |
---|---|---|
2024 | 4月 | スマイルSALE ゴールデンウィーク |
5月 | スマイルSALE | |
8月 | スマイルSALE 季節先取り | |
2025 | 1月 | スマイルSALE 初売り |
1月 | スマイルSALE | |
2月 | スマイルSALE 新生活 |
ここから分かることは、スマイルSALEには「新生活」や「ゴールデンウィーク」のようなサブタイトルのついたものと、そうでないものが存在するということ。
あとは、2025年に入ってから高頻度でスマイルSALEが開催されているということも分かる。
スマイルSALEは、以前開催されていたAmazonタイムセール祭り
スマイルSALEが開催され始めてから、Amazonで開催されなくなったセールがある。それは、不定期開催の「Amazonタイムセール祭り」だ。

出典:Amazon
2024年にAmazonで開催されたセールを見てみると、スマイルSALEが開催され始めた4月以降、タイムセール祭りは開催されなくなった。
これを見るに、サブタイトルのついていない「スマイルSALE」は、以前の「タイムセール祭り」と同規模であると考えられる。
【参考】2024年のAmazonセール
月 | セール内容 |
---|---|
1月 | 初売りセール |
ファッションタイムセール祭り | |
2月 | タイムセール祭り |
ファッションタイムセール祭り | |
3月 | 新生活セール |
新生活セールFINAL | |
4月 | スマイルSALE |
5月 | Fashion×レジャータイムセール祭り |
スマイルSALE | |
6月 | ファッションタイムセール祭り |
7月 | プライムデー |
8月 | Fashion x 夏休み タイムセール祭り |
スマイルSALE 季節先取り | |
9月 | Fashion×秋のお出かけ タイムセール祭り |
10月 | プライム感謝祭 先行セール |
プライム感謝祭 | |
11月 | 冬支度セール |
Amazonブラックフライデー 先行セール |
|
Amazonブラックフライデー | |
12月 | ファッションビッグセール |
冬ファッションタイムセール |
2025年からは、季節のセールが全てスマイルSALEに変更?
2025年からは、スマイルSALEにまたひとつ変化があったと言える。
例年1月に開催されていた「初売りセール」は「スマイルSALE 初売り」に、3月に開催されていた「新生活セール」は「スマイルSALE 新生活」のように、季節セールの名称が今のところ全て「スマイルSALE」に変わっているのだ。

▲2024年のAmazon初売り

▲2025年のAmazon初売り

▲2024年のAmazon新生活セール

▲2025年のAmazon新生活セール
つまり、サブタイトルのついている「スマイルSALE ○○」は、今までの季節のセールとほぼ同規模だと考えてよいだろう。
となると、今後のAmazonセールは、
・スマイルSALE
・スマイルSALE ○○
・Fashion×タイムセール祭り
・プライムデー
・ブラックフライデー
・その他小規模セール
これくらいシンプルになるのかもしれない。
Amazonセールの規模を独断でランク付けしてみた

それでは今回の本題、「AmazonスマイルSALE 新生活」は買うべきセールなのか、次回まで待つべきセールなのか、について考えていこう。
過去の値下げ幅や、AmazonのCM出稿具合から見るに、先ほど分類したセールを★1~★5で評価すると、大体こんなイメージになるだろう。
・プライムデー(★5)
・ブラックフライデー(★5)
・スマイルSALE ○○(★3~★4)
・スマイルSALE(★3)
・Fashion×タイムセール祭り(★2)
・その他小規模セール(★1~★2)
毎年7月に開催されるプライムデー、11月に開催されるブラックフライデーは、季節のセールのなかでも規模が大きく、値下げ幅も大きいビッグセールだ。これらは文句なしで★5でよいだろう。
今回の「スマイルSALE 新生活」は判断が難しいが、★4くらいの規模だといっていいと思う。少なくとも無印のスマイルSALEよりは規模が大きいと感じる。
商品によってはプライムデーやブラックフライデー並みの値下げ
以下のグラフを見て欲しい。あるAmazonデバイスの過去1年間の価格推移だ。

もちろん、すべての商品に当てはまる訳ではないと前置きしておくが、新生活セールではブラックフライデーやプライムデー並みに値下げされている商品も存在している。
今回のセールでいうと、Amazonタブレットの「Fire 10 HD」の値下げ幅がかなり大きい。

通常19,980円のところ、セール価格で12,980円と35%OFFの大幅値下げだ。直近1年を振り返っても、今回のように12,980円まで値下げされたのは昨年12月に開催されたブラックフライデーしかない。
このように、商品によってはビッグセール並みに値下げされていることも理由に挙げられるが、今回のスマイルSALE 新生活では、AmazonがTVCMを出稿しているという点も規模は小さくないといえる。
少なくとも1月に開催されたサブタイトルのないスマイルSALEでは、このようなCMは制作されていない。
7月のプライムデーは確かに安いが、待つほどの価格差はないと予想

出典:Amazon
スマイルSALE新生活よりも明確に規模の大きいセールで次に開催されるのは、7月のプライムデーだ。
間違いなくプライムデーのほうが値下げ幅は大きいのだが、5か月以上先のセールになるため個人的には「待たなくていい」と思う。
なぜなら、安いとはいえど今回と比較してべらぼうに安い訳ではないからだ。
スマイルSALE新生活と去年のプライムデーの価格比較
いくつかの商品の価格を、今回のスマイルSALE新生活と去年のプライムデーで比較してみた。
・2024年プライムデー:3,480円
・スマイルSALE新生活:4,880円
Amazonデバイスは、ほとんどの商品でプライムデーのほうが値下げ額が大きい。とはいえ、1,000円程度の差しかないので、私だったら待たずに買うと思う。
・2024年プライムデー:69,800円
・スマイルSALE新生活:59,300円
家具や家電は本当に商品によって異なる。今回は値下げ対象になっていても、プライムデーで対象になるかどうかは分からないだろう。欲しかった家電がセールになっているのであれば、今回買う方が後悔しないかもしれない。
・2024年プライムデー:1,627円
・スマイルSALE新生活:1,642円
日用品や食料は、傾向としてはプライムデーのほうが安くなるものが多いが、元値がそこまで高くないので価格差はあまりない。水を買うためにプライムデーまで待とうなんて人はいないと思うが一応。
スマイルSALE新生活は「買い」でOK

出典:Amazon
いかがだっただろうか、意外にもスマイルSALE新生活はしっかり安くなっていて、プライムデーまで待たなくてもよい場合が多いだろう。
ただし、狙いのAmazonデバイスが今回そこまで安くなっていないのであれば、7月のプライムデーや、それまでに開催される別のスマイルSALEまで待つのがおすすめだ。
セールは3月4日(火)の23:59まで開催。お買い忘れが無いように!!