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当時、もっと本気で、全身全霊で断らなかった自分が悪いのかもしれない。

こんなベタエピソードってお持ちですか?

こんにちは、大田タケルです。
うーん、やっぱり外は良いですね。

新鮮な空気が脳に新しい風を運ぶといいますか……

ん? メールだ。

差出人:D子

※本人の許可を取って編集後再現してます。

ぬわーーー!!!

~結婚の約束をいつまでも覚えてる相手がいたらどうする?~

D子……。
小学生からの友人で、物心つく前から空手を習っていたという剛の者です。
当時1番身体が大きいガキ大将からの「ドロップキックに耐えた事件」は学年中に響き渡っていました。
どうでもいいけど、件のガキ大将はそれがきっかけでD子に惚れたそうです。
どんなスイッチだよあいつ。話がそれました。

とにかく、無敵のD子です。当然そんな相手にひ弱な僕が敵うはずもなく、なぜか毎日彼女にはボコにされたものです。

先生が「大田くんがグッタリしてるから、そなへんでやめときなさい」とD子を戒めた言葉は、今でも忘れられません。

そんなD子ですが、中学を卒業する頃、僕にこんな話を切り出してきました。

「お互い30歳になっても独身だったら、結婚しようぜ」

……絶対イヤだ……。

「あんたに恋愛感情なんてないけど、結婚しないと世間体とかあるらしいし、あんたなら無害そうで都合がいいからさ。籍入れると同時に生命保険に入ってもらうけど、いいよね?」

何だこいつ? 僕をどうする気!?

だいたい、このD子ってさして可愛くもない(主観です)し。
将来的に美人になる予感だって微塵もない。

そもそも(当時の)僕はタエちゃん一筋だからね。
だから、その場で断ったはずなのですが……。

とりあえず、まあ……同郷だしな。お茶くらいするか。

そして運命の再会へ……

「久しぶりだね、あんた。元気してた?」

相変わらずがさつそうなダミ声です。
とりあえずコーヒーをふたつ注文しました。

「ねー覚えてる? 結婚しようっていう話さー、アハハ」

いきなりかよ! 

などとドン引きしながら、ウエイトレスからコーヒーを受け取ります。
まっ、でも気兼ねない相手だから結婚する、というケースもあるらしいし。

そういう意味では、こいつと結婚ていうのもありえるのかな。

「ちょっと。あんた砂糖何杯入れてんだよ!」

なっ。

「なんだとコラアアアアアア!!」

やっぱダメだ。

人のコーヒーの飲み方にケチつけるヤツとは一緒になれん!

改めて結婚は断ったのですが、
なぜか彼女は

期限を一方的に35歳に延ばして去っていきました。

嵐のようなヤツだ……。

あと風邪ひきました。

あいつも、このアプリのレーダーにひっかかればいいんだけどな。

警戒対象にD子を加えることはできませんでした(当たり前)。

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