「乙女ゲームを男がやるなんて恥ずかしい……。」
そんな風に思っているなら、損してますよ! 実は乙女ゲームの中には、純粋にストーリーが面白かったりシステムが凝っていたりと、男性もハマってしまう名作があるのです。
Appliv編集部では、そんな『男がハマる乙女ゲー』を男性諸君に布教しています。ちなみに、前回は『ダウト』を紹介しました。

男がハマる乙女ゲー『囚われのパルマ』。謎を紐解いていく体感型ミステリー
前回の「男がハマる乙女ゲー」
今回紹介するのは、ガラス越しの恋愛を楽しめる乙女ゲーム『囚われのパルマ』。収容所で囚われているイケメンとの淡い恋を味わえます。女性向けの乙女ゲームといった感じですが、ゲームシステムが面白く男性でも楽しめる内容です。
プロローグとエピソード1を実際に遊んでみた。
ある人物とは、こちらのイケメン『キサラギ ハルト』。事件を起こして収容されているのだけど、記憶喪失で何も覚えていないらしい。記憶喪失のイケメンとは、乙女的には最高のシチュエーションではないでしょうか?
公園に行くと、化粧をした謎の男性職員がいました。何なんだこいつは?
「変わった職員に出会った」という話題が手に入ったので、さっそくハルトにお話してあげます。
※ちなみに、島にいる人は全員「SABOT」という連絡用の端末をもっているので、ハルトともチャットができます。
さっきの話題で、メッセージのやり取りをしてみました。面会の時よりも、ちょっとだけ心を開き始めてくれたかな……?
ハルトの様子を見たいときは、彼の部屋の中を監視カメラで見ることが可能。覗き見は罪悪感がありますが、こそっと見てみましょう。
えぇ!? 反応薄かったけど、あれで喜んでたんだ! このシャイな感じが好きな女子は多いでしょうね……。
話題を使ってチャットしたりプレゼントを贈ったりすることで、徐々にハルトは心を開いてくれます。
面会を重ねていけば、記憶を取り戻すことができるのでしょうか?この後のストーリーも気になります。
『囚われのパルマ』に男もハマる3つの理由
エピソード1までプレイしたなかで、男性でも楽しめるポイントを3つ発見したので紹介していきます。
【魅力①】推理小説のようなストーリー展開。
島中を探索して、情報収集しながらハルトの真実に迫るのですが、単なるノベルゲームやADVゲームではなく、探索要素が入っていてゲーム性が高いです。
【魅力②】一度では探索し尽くせない、何度でもプレイしたくなる。
ゲーム内には時間の概念があって、時間帯によって島民との会話やハルトの行動が変化します。毎回のプレイで内容が変化するので、やり込み度は十分!
【魅力③】実際の人間とやり取りしているような臨場感。
メッセージはちょっと遅れて返ってくるので、そわそわしてしまいます。初めて女の子とメールをしたときの、淡い思い出がよみがえってきました。
■恋愛を抜きにして、ゲームとして面白い!
ストーリーは全部で6話。1話ごとに360円とあまり安くはないのですが、ゲームのクオリティの高さとやり込み要素を考えれば、決して高くはないと思います。
ハルトに恋愛感情を抱くまでは至らなかったのですが、恋愛を抜きにして単純にゲームとして楽しむことができました。「乙女ゲームなんてイケメンと会話するだけだろ?」と思い込んでいる男性は、優れたゲームシステムにきっと驚かされますよ!