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iPhoneの新OS「iOS 10」リリース! より便利になった新機能を紹介
2016年9月14日、iPhoneの新しいOS「iOS 10」がリリースされました。全体的にデザイン・機能とも新しくなった箇所が非常に多いです。中でも、多くの人に関係する主要変更点をご紹介していきましょう。
■「写真」アプリの大きな機能追加
デフォルトの「写真」アプリに新たな機能が追加されました。
人の顔を自動認識し、分類してくれる

▲特定の人の写真を見たいときなどにとても便利。さらに、「犬」「食べ物」「野球」などといったキーワードで写真を検索することもできます。
自動アルバム作成

▲写真に写っている人物、背景、位置情報などを元に、自動でカテゴリー分けしアルバムを作成してくれます。手動で修正したり、BGMを加えたりして簡単にスライドショーを作れます。
■ウィジェット、コントロールセンターの仕様を大幅変更
ホーム画面からさまざまな機能に簡易アクセスできる「ウィジェット」「コントロールセンター」がかなり変化しました。
ウィジェットがホーム画面の左側に

▲これまで、ウィジェットは画面上部から引っ張り下ろしていました。それが、ホーム画面の左側にも表示され、アクセスしやすくなりました。
コントロールセンターが2画面構成に

▲画面下部から引っ張り上げるコントロールセンターは、ミュージック関連の画面が独立し操作しやすくなっています。
■日本の「マップ」が詳細に。ナビや乗換検索も
日本国内で発売されるiPhone 7にFeliCa(Suicaが使えるようになる機能)が搭載されるなど、Appleは近年、日本市場を強く意識しているようです。
今回、マップアプリも日本向けに大幅アップデート。お店の検索からナビまで、内容の拡充が図られています。
店舗や施設のデータを拡充。詳細なナビ機能も

▲検索バーが画面下部に配置されるなど、外出先で片手操作しやすいデザインに。徒歩や自動車での詳しいナビも行ってくれます。
日本の交通機関に対応。乗換検索や運賃比較も
9月14日現在まだ登場していませんが、マップアプリは間もなく日本の交通機関に対応する予定とのこと。
他のアプリに頼らずとも、マップアプリ内で乗換検索ができるようになります。駅と駅とつなぐ連絡通路もわかるため、移動がスムーズになりそうです。
■Wi-Fiでアップデートしたら壊れる? 「文鎮化問題」は解消済
iOS 10のアップデートに際して、「Wi-Fi環境で行うとiPhoneが起動しなくなった」、いわゆる文鎮化問題が多数報告されていました。
しかし、Appleによるとこの問題は解消されたとのこと。筆者も実際にWi-Fi環境でアップデートしてみましたが、問題なく完了しました。
その他、キーボードの音やアプリ起動時のグラフィックなど、細かなデザインもブラッシュアップされている様子。iOS 8 → iOS 9 のときよりも「新しくなったな」という実感があります。
念のためiTunesでバックアップをとることをおすすめはしますが、安心してiOS 10にアップデートしても良いでしょう。
iPhone 7の記事はこちら
この記事を書いたライター
Applivの中の人。IT・スマホ・ゲーム関連の記事が得意です。